蒜山高原ってこんなところ

岡山県真庭市の北部にある蒜山高原は“西の軽井沢”=西日本有数の避暑地として、また最近では“ひるぜん焼そば”が兵庫県姫路市で催された「第6回B-1グランプリ」でゴールドグランプリを受賞した事でも知られています。
蒜山高原は標高500m~600mある高原地帯で、大山隠岐国立公園に指定されています。
天気の良い日には北北西の方角に雄大な大山を観る事が出来ますよ。
余談ですが、大山って『賢い人には雲が掛かって観ることが出来ない』っていう話を聞いた事があるんですが…運良く?運悪く?観えなかったことが無いんですけど、コレって?(^^;)
この蒜山高原一帯は大山の火山活動によって降り積もった火山灰が長い年月をかけて腐植土となった“黒ボク”=黒い土なのが特徴。
腐植土とは、動植物が微生物によって分解された有機物を含んだ土のことです。土が黒いのはこの有機物が多く含まれているということなので、農作物を栽培するには適した土なんです。
蒜山高原ではその土壌に適した大根やトウモロコシなどの栽培が盛んに行われています。

蒜山で飼育されている牛は和牛ではなく、イギリスのジャージー島が原産地のジャージー牛です。
和牛に比べて顔つきが穏やかで人懐っこくて従順、ジャージー牛のミルクは乳量が少ないが乳脂肪が多く含まれていて飲む牛乳よりも加工品に適しているのが特徴。
そのため蒜山ではヨーグルト・バター・カマンベールチーズ・アイスクリームなどの加工乳製品の製造が盛んに行われていて名産品となっています。
蒜山はその気候によって夏季は避暑リゾート、冬季はスキーといった高原リゾート地といったイメージなのですが、具体的にはどのようなお楽しみスポットがあるのでしょう?
浅口市ってどんなところ?
浅口市(あさくちし)は、平成18年(2006年)に浅口郡の「金光町」「寄島町」「鴨方町」が合併してできた新しい市です。
この合併により、従来の住所が「岡山県浅口郡○○町××」だったものが、“郡”を“市”に置き換えて「岡山県浅口市○○町××」に変わっています。
ところで“浅口”は “あさくち”と読むのが正しいのですが、“あさぐち”と言っている地元住民も少なくないようで、どちらが正しいとか考えるのはヤボなことな気がします。
位置的には岡山県の南西部、東に倉敷市、北に矢掛町、西には笠岡市、その笠岡市と浅口市で取り囲むようにして里庄町と隣接、南側には瀬戸内海の水島灘が広がっています。
地形は北部及び瀬戸内海に近い所に山がありその間に平地が広がっていて都市や住宅地として発展しています。
気候は温暖で穏やかな瀬戸内式気候で、晴れの日が多く冬季でも雪が積もることは少ないところ。山間部の標高が高い場所でも300mほどなので冬タイヤの必要性はあまり高くないでしょう。
この合併により、従来の住所が「岡山県浅口郡○○町××」だったものが、“郡”を“市”に置き換えて「岡山県浅口市○○町××」に変わっています。
ところで“浅口”は “あさくち”と読むのが正しいのですが、“あさぐち”と言っている地元住民も少なくないようで、どちらが正しいとか考えるのはヤボなことな気がします。
位置的には岡山県の南西部、東に倉敷市、北に矢掛町、西には笠岡市、その笠岡市と浅口市で取り囲むようにして里庄町と隣接、南側には瀬戸内海の水島灘が広がっています。
地形は北部及び瀬戸内海に近い所に山がありその間に平地が広がっていて都市や住宅地として発展しています。
気候は温暖で穏やかな瀬戸内式気候で、晴れの日が多く冬季でも雪が積もることは少ないところ。山間部の標高が高い場所でも300mほどなので冬タイヤの必要性はあまり高くないでしょう。
西粟倉村ってどんなところ?
英田郡西粟倉村(あいだぐんにしあわくらそん)は、岡山県北東部端にあります。
南半分が美作市と隣接、北側が鳥取県八頭郡智頭町と、北東部が鳥取県八頭郡若桜町と、東側の北半分が兵庫県宍粟市と接しています。
平成の大合併によって岡山県内の村はほとんど無くなり、この西粟倉村と新庄村のふたつだけとなりました。
大合併前には美作町・大原町・作東町・英田町・東粟倉村などがあった英田郡ですが、西粟倉村以外のすべてがひとつになって美作市となったため、西粟倉村は英田郡で唯一の自治体となりました。
この西粟倉村は地域の大半が山林で、吉野川にそって出来ている細長い平地や傾斜の緩やかな場所に多くの人が暮らしています。
西粟倉村は村全体が広大な山林であることからわかるように、主要な産業は林業です。
村の北東部にある『若杉原生林』は面積が83haもある広大なもの。この原生林は昭和中期に植林化も考えられたことがあったのですが、岡山大学の教授らによる林相及び植物調査の結果「貴重な“資源の宝庫”として保護すべき」との意向を受けて、ありのままの姿を保全することになりました。
その後、この原生林は「氷ノ山、後山、那岐山国定公園」に指定され、遊歩道・休憩所・トイレ・駐車場などが整備されて森林浴に一層の便宜が図られ、村の観光資源にもなっています。
この『若杉原生林』は昭和61年に「日本森林浴百選」にも選定されています。
南半分が美作市と隣接、北側が鳥取県八頭郡智頭町と、北東部が鳥取県八頭郡若桜町と、東側の北半分が兵庫県宍粟市と接しています。
平成の大合併によって岡山県内の村はほとんど無くなり、この西粟倉村と新庄村のふたつだけとなりました。
大合併前には美作町・大原町・作東町・英田町・東粟倉村などがあった英田郡ですが、西粟倉村以外のすべてがひとつになって美作市となったため、西粟倉村は英田郡で唯一の自治体となりました。
この西粟倉村は地域の大半が山林で、吉野川にそって出来ている細長い平地や傾斜の緩やかな場所に多くの人が暮らしています。
西粟倉村は村全体が広大な山林であることからわかるように、主要な産業は林業です。
村の北東部にある『若杉原生林』は面積が83haもある広大なもの。この原生林は昭和中期に植林化も考えられたことがあったのですが、岡山大学の教授らによる林相及び植物調査の結果「貴重な“資源の宝庫”として保護すべき」との意向を受けて、ありのままの姿を保全することになりました。
その後、この原生林は「氷ノ山、後山、那岐山国定公園」に指定され、遊歩道・休憩所・トイレ・駐車場などが整備されて森林浴に一層の便宜が図られ、村の観光資源にもなっています。
この『若杉原生林』は昭和61年に「日本森林浴百選」にも選定されています。
新庄村ってどんなところ?
真庭郡新庄村(まにわぐんしんじょうそん)は、他の町が平成の大合併で真庭市になったため、現在は真庭郡にある唯一の村であり、北側に鳥取県日野郡江府町、西側に鳥取県日野郡日野町、東側に真庭市、南西部に新見市が隣接している小さな村です。
鳥取県と隣接している事からわかるように、中国山地に位置しており大半が山林です。
新庄川の分地となっている中心部はかつて出雲街道の本陣・宿場町として栄え、現在も宿場町の風情ある町並みが残されています。
この宿場町には日露戦争を記念してソメイヨシノ137本が植えられ「凱旋桜」と呼ばれています。毎年4月になると見事なサクラの花のトンネルが出来上がり、多くの花見客で賑わいます。
豊かな自然に恵まれている新庄村ですが、そのなかでも「毛無山」一帯の森林は大山隠岐国立公園内にあり、山頂からは蒜山三座や大山を一望できます。また、毛無山のブナ林は岡山県下で最大規模を誇っています。
鳥取県と隣接している事からわかるように、中国山地に位置しており大半が山林です。
新庄川の分地となっている中心部はかつて出雲街道の本陣・宿場町として栄え、現在も宿場町の風情ある町並みが残されています。
この宿場町には日露戦争を記念してソメイヨシノ137本が植えられ「凱旋桜」と呼ばれています。毎年4月になると見事なサクラの花のトンネルが出来上がり、多くの花見客で賑わいます。
豊かな自然に恵まれている新庄村ですが、そのなかでも「毛無山」一帯の森林は大山隠岐国立公園内にあり、山頂からは蒜山三座や大山を一望できます。また、毛無山のブナ林は岡山県下で最大規模を誇っています。
井原市ってどんなところ?
井原市は平成17年3月に隣接する後月郡芳井町と小田郡美星町を編入合併し、現在の井原市となりました。
この市は岡山県西端にあり、西に広島県福山市と神石高原町、北に高梁市、東に総社市と矢掛町、南に笠岡市が隣接しています。
地形は市街地を除いた大半が山であり、特に北部は標高200~400mの丘陵地帯です。市内を北西から東部へと流れる高梁川の支流「小田川」貫流しており、その流域の平野部に市街地が発展しています。
気候は瀬戸内式気候の影響を受けて、降水量は少なく穏やかな天気が多いのが特徴です。
井原地域では約340年前から綿花を栽培、織物も盛んに行われていて江戸時代から土産物として人気がありました。
厚地織物の技術とデニム地の生産地であったことから、昭和30年代に流行り出したジーンズに着目、ジーンズの製造を開始し、昭和45年ごろから若者たちの間でジーンズが爆発的な人気を得る頃には、日本全国の約70パーセントを生産するまでに至っており、日本を代表するジーンズの生産地として知られることとなりました。
主な名産品には前述のジーンズ、赤土で育てられた明治ゴボウ、ピオーネ・瀬戸ジャイアンツ・ニューベリーAなどのブドウ、有機栽培されたホウレンソウなどがあります。
観光名所には国内最大の公開天文台「美星天文台」、鎌倉から室町時代にかけての吉備高原一体の村を再現した「中世夢が原」、3つの流れ星が落ちて“星の郷”と呼ばれるようになったと伝えられる“星尾降神伝説”のある「星尾神社」、近代彫刻界の巨匠・平櫛田中(ひらくしでんちゅう)の作品を保存展示する「田中美術館」、全国的にも珍しい輝緑岩の渓谷「道祖渓(どうそけい)」などがあります。
この市は岡山県西端にあり、西に広島県福山市と神石高原町、北に高梁市、東に総社市と矢掛町、南に笠岡市が隣接しています。
地形は市街地を除いた大半が山であり、特に北部は標高200~400mの丘陵地帯です。市内を北西から東部へと流れる高梁川の支流「小田川」貫流しており、その流域の平野部に市街地が発展しています。
気候は瀬戸内式気候の影響を受けて、降水量は少なく穏やかな天気が多いのが特徴です。
井原地域では約340年前から綿花を栽培、織物も盛んに行われていて江戸時代から土産物として人気がありました。
厚地織物の技術とデニム地の生産地であったことから、昭和30年代に流行り出したジーンズに着目、ジーンズの製造を開始し、昭和45年ごろから若者たちの間でジーンズが爆発的な人気を得る頃には、日本全国の約70パーセントを生産するまでに至っており、日本を代表するジーンズの生産地として知られることとなりました。
主な名産品には前述のジーンズ、赤土で育てられた明治ゴボウ、ピオーネ・瀬戸ジャイアンツ・ニューベリーAなどのブドウ、有機栽培されたホウレンソウなどがあります。
観光名所には国内最大の公開天文台「美星天文台」、鎌倉から室町時代にかけての吉備高原一体の村を再現した「中世夢が原」、3つの流れ星が落ちて“星の郷”と呼ばれるようになったと伝えられる“星尾降神伝説”のある「星尾神社」、近代彫刻界の巨匠・平櫛田中(ひらくしでんちゅう)の作品を保存展示する「田中美術館」、全国的にも珍しい輝緑岩の渓谷「道祖渓(どうそけい)」などがあります。