柵原ふれあい鉱山公園

美咲町の旧柵原町(やなはらちょう)にある『柵原ふれあい鉱山公園』は、鉱石輸送用に作られた片上鉄道(現:廃線)「吉ケ原駅」駅舎と操車場のあった場所に作られた公園です。
かつて柵原町は鉱山の町として栄え、ここで採掘された鉱石を片上湾まで運搬するために「片上鉄道」が建設され、貨物輸送だけでなく旅客営業もされて住民たちの足として活躍していたのですが、柵原鉱山の鉱石産出量減のためトラック輸送に切り替えられてゆき、1988年には貨物輸送が廃止、1991年には全線が廃止となっています。

敷地内には、当時のままの姿で残された吉ヶ原駅舎と鉱山町の歴史資料や当時の暮らしぶりを再現している鉱山資料館、そして芝生広場にはかつて使用されていた様々な機械や高瀬舟が置かれている、鉱山をテーマにした公園です。


吉ヶ原駅舎。
赤くて独特の形状をした屋根が特徴でちょっと可愛らしくもある駅舎ですね。開業当時のほぼそのままで残されておりノスタルジック。
現在は観光施設として再利用されており、グッズの販売などがされている他、月一回行われる旧車両の運転会の切符もここで販売されています。
ちょうど運転会が行われる日に訪れたので、切符を求める人で賑わっていました。
スポンサーサイト
雪の衆楽園
何度も雪が降る、雪が積もるという天気予報が出ていたにもかかわらず、今までまともな積雪の無かったこの冬の津山市街地。
しかし全国的な寒波の影響を受けて18日の夜、とうとう津山市街地も真っ白に雪化粧。
自動車を運転する立場から見れば勘弁してほしい状況ではありますが、それでも雪に覆われた白と黒のコントラストのある風景は悪くないものです。
せっかくの雪景色、四季折々の美しさを誇る国の名勝に指定されている大名庭園:衆楽園の様子を観に行ってきました。

衆楽園の開園は午前7時。8時前に到着したんですが既に何台かの車が停められています。
津山の写真愛好家にとって雪の衆楽園は絶好の被写体なんですね。積もった雪に幾つもの足跡が園内へと続いていました。
しかし全国的な寒波の影響を受けて18日の夜、とうとう津山市街地も真っ白に雪化粧。
自動車を運転する立場から見れば勘弁してほしい状況ではありますが、それでも雪に覆われた白と黒のコントラストのある風景は悪くないものです。
せっかくの雪景色、四季折々の美しさを誇る国の名勝に指定されている大名庭園:衆楽園の様子を観に行ってきました。

衆楽園の開園は午前7時。8時前に到着したんですが既に何台かの車が停められています。
津山の写真愛好家にとって雪の衆楽園は絶好の被写体なんですね。積もった雪に幾つもの足跡が園内へと続いていました。
縁起物!招き猫美術館

2014年という新しい年を向かえました。
初詣に最上稲荷に行ってきて見事“大吉”をゲットする事が出来ましたのですが、まだまだそれだけじゃあ無事に一年間乗り切れるか不安…。
ということで、岡山市の山の上にある縁起の良さそうな「招き猫美術館」に行くことにしました。
この“招き猫”というちょっと変わったものを題材にした美術館、開館したのは1994年(平成6年)で現在の館長は二代目です。
招き猫の魅力に取りつかれた初代館長は個人的に招き猫を収集をしていたのですが「幸せを運び活躍してきた招き猫をもう一度大切に育てていこう」という趣旨のもとこの美術館を開館されたそうで、二代目館長もその意思を引き継いでおられます。

この美術館、津山市からですと旧御津町にある運転免許センターを上に登って行くのが一番近いんですが、途中で「この道で本当に合ってるのか?」と不安になるような山道になったりするような場所にあります。
美術館への案内表示は運転免許センターからだとほとんどないので、案内表示が時々ある「峠茶屋」方面に行けば大丈夫です。
途中、山を下りだして更に不安になってきたら美術館のある山里集落はもうすぐですので、不安のあまりUターンしないように。
美術館の建物は、山里集落らしく道路沿いではありますが石積みの高台の上にあるので初めてだとうっかり見落としそう。
でも美術館そばの道路沿いに美術館の表示が有ってコレがよく目立ちますので行きすぎちゃうことはないと思います。
重要文化財・明治の小学校校舎

岡山県真庭市の久世地域に現存する明治時代に建造された擬洋風校舎『旧遷喬尋常小学校校舎
(きゅうせんきょうじんじょうしょうがっこうこうしゃ)』。
この校舎は、日本の学校建築の設計基準が確立した明治後期に建造された物で今風の改装はほとんどされておらず、建築当時のまんまの姿で現存している歴史的建築物です。
このことから、1999年(平成11年)に、国の重要文化財に指定されました。

この校舎は1990年(平成2年)に新校舎を建てて移転するまで現役だったのですが、明治に建てられたものが約20年前までほとんど姿形を変えることなく使用されていたっていうのはスゴイことですよね。
外観だけでなく、内部も昔のまんま。木製の廊下に木製の天井という光景にノスタルジーを感じることができるでしょう。
残念なことに訪れた日は休館日(毎週水曜日)だったので内部写真が撮れなかったのですが、普段は完全無料で一般公開されていて、9:00~18:00の間なら誰でも自由に見学ができます。
校舎内にはボランティアガイドさんもいて、希望であれば校舎内を案内してくださいますよ♪(これも無料!)
はんざきセンターと鯢大明神
約6,000年前の地層からも現在と変わらぬ姿の化石が発掘されている“生ける化石”オオサンショウウオ。
真庭市を流れる旭川及びその支流にはその生息地として国の天然記念物の指定を受けている両生類です。
そのため許可なくオオサンショウウオを捕獲・飼育することはできません。
オオサンショウウオは漢字で「大山椒魚」と書きますが、この名称は体表からでる粘液の匂いが“山椒に似ている”ことから来ています。
かの大路魯山人の著作『魯山人味道』に、さばいた際に強い山椒の香りが家中に立ち込めたと記されているそうですが、現在は天然記念物に指定されていますので食べることはデキマセン。
※魯山人によると、その肉は固かったそうですが数時間煮込むことで柔らかくなり山椒の香りも飛んで大変美味だったということです。
オオサンショウウオはとても生命力が強いと言われており、体を半分に裂いてもまだ生きていて体が再生するという言い伝えもあります。
そのことからオオサンショウウオは別名「はんざき(半裂き)」と呼ばれているのは有名ですよね。

真庭市の湯原温泉街からすぐ近く、元小学校校舎を再利用した市役所支局に隣接するところに「鯢大明神(はんざきだいみょうじん)」が祀られていて、その隣に世界でも珍しいオオサンショウウオのミュージアム「オオサンショウウオ保護センター(通称:はんざきセンター)」があります。
この「はんざきセンター」では、生息地のある真庭でもなかなか見ることのできない生きたオオサンショウウオが水族館のように観察することが出来る他、かつてこのセンターで飼育していた大型のオオサンショウウオのはく製やオオサンショウウオに関する様々な資料なども見ることが出来る貴重な施設です。
入場料は無料で常駐している人もいないので玄関が解放されていたら気軽に見学できますよ。
真庭市を流れる旭川及びその支流にはその生息地として国の天然記念物の指定を受けている両生類です。
そのため許可なくオオサンショウウオを捕獲・飼育することはできません。
オオサンショウウオは漢字で「大山椒魚」と書きますが、この名称は体表からでる粘液の匂いが“山椒に似ている”ことから来ています。
かの大路魯山人の著作『魯山人味道』に、さばいた際に強い山椒の香りが家中に立ち込めたと記されているそうですが、現在は天然記念物に指定されていますので食べることはデキマセン。
※魯山人によると、その肉は固かったそうですが数時間煮込むことで柔らかくなり山椒の香りも飛んで大変美味だったということです。
オオサンショウウオはとても生命力が強いと言われており、体を半分に裂いてもまだ生きていて体が再生するという言い伝えもあります。
そのことからオオサンショウウオは別名「はんざき(半裂き)」と呼ばれているのは有名ですよね。

真庭市の湯原温泉街からすぐ近く、元小学校校舎を再利用した市役所支局に隣接するところに「鯢大明神(はんざきだいみょうじん)」が祀られていて、その隣に世界でも珍しいオオサンショウウオのミュージアム「オオサンショウウオ保護センター(通称:はんざきセンター)」があります。
この「はんざきセンター」では、生息地のある真庭でもなかなか見ることのできない生きたオオサンショウウオが水族館のように観察することが出来る他、かつてこのセンターで飼育していた大型のオオサンショウウオのはく製やオオサンショウウオに関する様々な資料なども見ることが出来る貴重な施設です。
入場料は無料で常駐している人もいないので玄関が解放されていたら気軽に見学できますよ。