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誕生寺の逆木の公孫樹

誕生寺の逆木の公孫樹

久米郡久米南町にある、法然上人(ほうねんしょうにん)生誕の地に建てられた『誕生寺(たんじょうじ)』は、法然上人に弟子入りして出家し、蓮生(れんしょう)と名乗った坂東武者・熊谷直実(くまがいなおざね)が法然を慕って建造したのが始まりで、当時は『誕生律寺』と呼ばれていたそうです。

この誕生寺は、“中国三十三観音特別霊場”であるとともに、“法然上人(圓光大師)25霊場の第1番”でもあります。

本堂である「御影堂」は二度の損壊の後、元禄8年(1695年)に再建された物で、国の重要文化財に指定されており、それ以外にも歴史的価値の高い物が多く残されています。


誕生寺 山門
重要文化財(国指定)
「御影堂」「山門」

登録有形文化財
「無垢橋」

岡山県指定重要文化財
「繍帳阿弥陀三尊来迎図」「木造清涼寺様釈迦像」「木造阿弥陀如来立像」「櫓時計」「石造宝篋印塔」「石造五輪塔」「大仏」

岡山県指定記念物(史跡)
「境内」

岡山県指定重要無形民俗文化財
「誕生寺二十五菩薩練供養(会式法要)」

いやあ、すごいですねー。

そしてこの誕生寺には「県指定天然記念物」に指定されている『逆木の公孫樹(さかきのいちょう)』と呼ばれる大イチョウがあるのですが、この木が今までにないくらい美しく色付いたとの話を聞き訪れてきました。

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観光-史跡 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/11/24 23:38

普門寺の四季桜

普門寺の四季桜

真庭市の旧落合町エリア中心部からやや南方、山上の小さな集落かたわらにある山寺『普門寺』。

弘仁7年(816年)、この笠場山で弘法大師が修行を行った際、吉兆を示す光を見たことから修行の地であると悟り、建立されたのがこの寺なのだそうです。
戦乱により仏閣が消失してしまったのですが、本尊は泥中に埋まっていて焼失を免れたことから、人々はより一層信仰を深めたのだそうです。

普門寺は『花の山寺』と呼ばれていて、春の石楠花(シャクナゲ)・初夏の紫陽花と夕菅(ユウスゲ)・秋の蕎麦の花と紅葉と桜など、四季を通じで美しい花々を愉しむことが出来るところで、アクセスにはちょっと難がある時期ですが白い雪と南天の実、雪景色の庭園なども見ごたえがあります。

中でも一番の見どころは秋の紅葉と桜のコラボレーション。
この寺の桜の樹は、春と秋に花を咲かせる「四季桜」と呼ばれる珍しいものなんです。
※「春と秋なら四季じゃないじゃん」なんて無粋なツッコミは無しでお願いします(苦笑)


桜と紅葉祭り
この普門寺がある上田村の「上田村おこしの会」は、寺一帯にある約50本の四季桜の秋の開花に合わせて『桜と紅葉まつり』を開催していて、今年で18回目になります。
祭りでは、蕎麦やぜんざいなどが楽しめたり、地元産の新鮮な農産物や加工品などの販売がされ、多くの観光客で毎年賑わっています。

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観光-史跡 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/11/12 18:36

越畑ふるさと村の紅葉

越畑ふるさと村の紅葉

11月目前ということで、ボチボチ木々が赤や黄色に色付き始めてきましたね。
ちょっとだけ早いかもしれませんが、県北部の標高が高いところならば紅葉が見られるかも?
しかし、訪れてみたはいいものの、ゼンゼン色付いていなかったらショックですので、他にも見るところのある場所をと考えて、鏡野町の『越畑ふるさと村(こしわたふるさとむら)』に行ってみることにしました。

津山市中心部からだと車で30分強くらいのところなのですが、標高が600mほどある山里なので少しは紅葉が進んでいるかもしれません。
実際、越畑ふるさと村に近づくにつれ、渓流沿いに赤く色づいたカエデがあったり、香々美ダムのそばでは黄色くなったイチョウの樹があったりと期待させてくれます。


越畑ふるさと村案内図
越畑ふるさと村の案内図です。
ふるさと村全体はかなり広範囲にわたっているのですが、今回はそんなに時間の余裕が無いこともあって、目的の紅葉が期待できる『もみじの散歩道』とその近くにあるものだけ観る予定です。
(案内図右側の香々美ダム湖の近辺)

越畑ふるさと村は、かつては砂鉄精錬が盛んだったところ。タタラ跡が多く残り、茅葺の古民家や水車小屋があることから、岡山県が「村の原風景を後世に残し伝える」目的で“ふるさと村”に指定しています。

岡山県内には同様の“ふるさと村”が七つあり、これは昭和50年(1975年)に国が「伝統的建造物群保存地区」の制度を設けるより早く、岡山県が独自に始められた事業なのだそうです。
その岡山県のふるさと村第一号が、昭和49年(1974年)4月に指定された越畑ふるさと村です。


元 観光案内所
越畑ふるさと村観光案内所。
この施設の建物は、閉校した小学校を再利用したもので、元校庭だった駐車スペースの隅に記念碑が立てられています。
残念ながらこの施設は平成21年をもって閉館されました。とてもいい建物なので、このまま放置はもったいないです。また何かに再利用されるといいですね。
紅葉のシーズンだけでも観光客のために開けてくれてもいいのでは?なんて思ったりします。

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観光-史跡 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/10/29 23:19

美作国一宮:中山神社

美作国一宮:中山神社

津山市一宮にある『中山神社』は、慶雲4年(707年)に創建されたと伝えられている美作国の一宮です。
現在の呼称は“ナカヤマジンジャ”で、“仲山大明神”や“南宮”とも呼ばれていますが、かつては“チュウザンジンジャ”もしくは“チュウゼンジンジャ”と呼ばれていたそうです。


中山神社
参道にある神社の案内によりますと、“延喜式(えんぎしき)”にも載せられた式内社で、『今昔物語』や『一遍上人絵伝』にも名前が登場するなど古来より広くその名前が知られていたそうです。
この本殿は「中山造(なかやまつくり)」と呼ばれている美作地方独特の神社建築様式で、この中山神社本殿がその最古の物。大正3年に国指定重要文化財に指定されています。

※この神社は戦国時代に尼子晴久(あまこはるひさ)が美作の地に攻め入った時、境内に陣を置く者達を攻略するために火を放ち焼け落ちたのですが、美作平定を果たした晴久自身によって永禄2年(1559年)に再建したものが現在の中山神社です。


鳥居
中山神社の鳥居。
中山神社はその建物だけでなく、この鳥居も独特の造りで「中山鳥居」と呼ばれていて、角貫に木鼻がなく笠木と島木にそりをもたせて壮大美を強調してあります。

鳥居の奥左手に名木百選に選ばれている“中山神社のムクノキ”が見えます。この樹は樹齢約500年、目通り5.3m、高さは23mあります。
この神社には、他にも参道にある“祝木(いぼぎ)のケヤキ”(樹齢約800年)、本殿の横にあるイチョウも名木百選に選ばれています。

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観光-史跡 | コメント:(1) | トラックバック:(0) | 2012/10/19 17:54

足守藩侍屋敷

足守藩侍屋敷

足守町並み保存地区は陣屋町で、今も江戸時代の建物が数多く残されていますが、保存地区のメインストリートから少し北西に外れたところに、今回ご紹介する侍屋敷(正式な呼称は旧足守藩侍屋敷遺構)があります。


侍屋敷 歌舞伎門から
この白壁となまこ壁の長屋門と土塀に囲まれた屋敷は、元足守藩国家老を務めていた杉原家の居宅。
明治維新以降に次々と姿を消して行った武家屋敷ですが、現在も当時の姿のままで残されているのは大変貴重なことであり、岡山県重要指定文化財になっています。

昭和48年に所有者が岡山県に寄贈、岡山市が保存修理事業した上で、現在無料で公開しています。
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観光-史跡 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/10/01 23:02
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