井原線 川辺宿駅

「川辺宿(かわべじゅく)駅」は井原鉄道井原線の駅で倉敷市真備町にあります。
井原線の東側から3駅目なのですが1番目の総社駅と2番目の清音駅はJR西日本 伯備線の物を共用していますので、井原線独自の駅としては最東端にあります。
この駅のある倉敷市真備町と言えば、平成30年7月豪雨の際に小田川が決壊して大変な被害が出ました。当時はTV等のメディアで連日のように報道されていましたので記憶に新しい方も多いと思いますが、小田川の北側に位置するこの駅周辺および隣駅の「吉備真備(きびのまきび)駅」も被害を受けて井原線は二ヶ月の間部分運休を余儀なくされました。

駅前の道路を挟んで向かいには広々とした駐車場があります。
当駅までのバスも運行してはいるのですが一日の本数や当駅が住宅街や街中から少し離れている為でしょうか?パークアイランド用に整備されているそうです。
※パークアイランドとは、自動車やバイク・自転車などの末端交通機関を使用してバス停や駅等の公共交通機関まで移動し、駐車場に乗ってきたものを停めて公共交通機関で目的地まで移動する方法で、田舎町等ではおなじみのシステムです。
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井原鉄道井原線
井原線(いばらせん)とは、岡山県総社市の「総社駅」から広島県福山市神辺町の「神辺駅」迄を結ぶ井原鉄道株式会社が運営している鉄道路線で、総延長は41.7kmあります。

総社市の「総社駅」「清音駅」、倉敷市の「川辺宿駅」「吉備真備駅」「備中呉妹駅」、矢掛町の「三谷駅」「矢掛駅」「小田駅」、井原市の「早雲の里荏原駅」「井原駅」「いずえ駅」「子守唄の里高屋駅」、そして広島県福山市の「御領駅」「湯野駅」「神辺駅」、以上15駅があります。
その内の「総社駅」―「清音駅」間はJR西日本の伯備線との共用区間で両駅で伯備線への乗り換えが、「総社駅」では吉備線(桃太郎線)への乗り換えが出来ます。
広島側の「神辺駅」ではJR西日本の福塩線への乗り換えが出来るのですが、1日3便が「神辺駅」から福塩線を利用して直接JR西日本の「福山駅」まで乗り入れています。通勤通学等の急ぎ客の多い時間帯等で乗り換えが必要無いのは利用者の利便性に沿った良い運営ですよね。
平成11年(西暦1999年)1月11日の11時11分11秒(何と完璧な1並び!)に開業し、平成31年に20周年を迎えて記念イベントが行われました。

総社市の「総社駅」「清音駅」、倉敷市の「川辺宿駅」「吉備真備駅」「備中呉妹駅」、矢掛町の「三谷駅」「矢掛駅」「小田駅」、井原市の「早雲の里荏原駅」「井原駅」「いずえ駅」「子守唄の里高屋駅」、そして広島県福山市の「御領駅」「湯野駅」「神辺駅」、以上15駅があります。
その内の「総社駅」―「清音駅」間はJR西日本の伯備線との共用区間で両駅で伯備線への乗り換えが、「総社駅」では吉備線(桃太郎線)への乗り換えが出来ます。
広島側の「神辺駅」ではJR西日本の福塩線への乗り換えが出来るのですが、1日3便が「神辺駅」から福塩線を利用して直接JR西日本の「福山駅」まで乗り入れています。通勤通学等の急ぎ客の多い時間帯等で乗り換えが必要無いのは利用者の利便性に沿った良い運営ですよね。
平成11年(西暦1999年)1月11日の11時11分11秒(何と完璧な1並び!)に開業し、平成31年に20周年を迎えて記念イベントが行われました。
JR伯備線 美袋駅
JR姫新線 久世駅

JR姫新線「久世駅」は津山駅が管理し、窓口業務を中鉄バスの関連会社に受託している簡易委託駅です。
JR京都線にも「久世」と呼ばれる駅がありますが、こちらが“くせ”と読むのに対して京都の駅は“くぜ”で正式な駅名は「桂川駅」。久世駅は副駅名として使用されているようですね。

1924年(大正13年)に作備線の終着駅として開業、現在も開業当時と同じ古い造りの木造瓦葺平屋建の駅舎のまま、使用されています。(幾度かのリフォームはされているようです)
相対式ホーム2面2線を持っているので列車交換が可能で、ホーム間は跨線橋で行き来します。
久世駅のある真庭市久世地域は、かつて帆掛け舟で旭川を往来していた時代にはとても栄えていた町で、旭川を使って旧建部町との流通が盛んだったなごりでしょうか?現在も駅前のバス停から建部町へのバスが出ています。


駅舎東側には駐車場及び駐輪場が設けられているのですが、その出入り口付近には大きな桜の木があり目を引きます。これだけの大きさですから駅が出来る前からここにあったのでしょうか?それとも開業後に移植されたのでしょうか?
駅舎玄関側はモルタル壁。“古い駅舎”という意味では壁も木製なものに比べると風情があるって感じではないのでしょうが、開業当時から昭和にかけて多く見られたタイプの駅舎がそのまま残っているものは少なくなり、建築史的な価値のある駅舎だと思います。
JR津山線 神目駅

JR津山線の「神目駅(こうめえき)」は、岡山県久米郡久米南町に三つあるJR駅のひとつで、最も岡山市寄りにあります。
駅の近隣は国道53号線から少し入りこんだところで、桜並木が植えられた誕生寺川の東側。かつては賑わいもあったのかもしれませんが今では寂れてしまった小さな商店が並ぶ通りのドン突きにあります。
駅周辺には小さな商店の他に少し離れて小学校や保育園郵便局がありますが、大半は民家と農地であり静かな片田舎の駅という雰囲気が漂っています。
現在は単式ホーム1面1線を持つ無人の地上駅(停留所)で、棒線駅のため津山方面行きと岡山方面行きの両方が同じホームに発着していますが、以前は相対式2面2線のホームを持っていて、現在も使用されていないホームが残されています。



駅舎は木造平屋建ての駅舎なのですが、姫新線でよく見かけるタイプとも津山線でいくつかあるやたら屋根が張りだして軒下が広くなっているタイプとも違い少し個性的。瓦葺の屋根と漆喰(漆喰風?)の白壁に木製の駅彰がよく似合っています。
無人駅ではありますが、駅舎の周囲・内部はとても良く管理が行き届いており、どなたか管理を任されているのでしょう。花壇には可愛いチューリップが咲いていました。