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消費増税と田舎暮らし

改めて言うまでも無く、4月1日を持って消費税が5%から8%に変わります。
今まで税込105円(本体価格100円)の商品が税込108円。
低額商品なら数円のアップくらいどうってことない気もするかもしれませんが、トータルで考えればかなりの負担額になりますよね。
今までの一ヶ月単位での生活費が仮に100,000円だとして、消費税が5%から8%になると約2,858円の負担増となります。一月だけならまだしもコレがこれから続くわけですし、ゆくゆくは10%にアップすることも既に言われています。
地味ながらコレはきついですよね。
みなさんもこのお財布への地味なダメージを少しでも緩和するべく、何か買い溜めしたりしましたか?

増税分、収入もアップしてくれるならいいんですが、会社勤めの方ならともかく、自営業の方はダメージ大きいかもしれません。
例えば何かの販売店なら、増税によって費用出費は増えるのに対して増税分だけの価格アップでいると、当然ながら純利益はマイナスになってしまいます。かといって、費用出費の増加を価格に若干でも上乗せしたら「便乗値上げだ!」なんて叩かれちゃう可能性があり、なかなか値上げにも勇気がいりますからね。

ですから、店頭で増税分以上に価格がアップしてもあからさまな値上げじゃなく若干の値上げなら「仕方ないか…」と受け入れてあげたいと思います。

ちょっと話題の方向性がずれてしまいました(苦笑)。
田舎での生活と今回の消費増税について考えてみたいと思います。

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田舎での生活 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/03/31 23:43

ド田舎でのお買い物

都会暮らしの方は、『田舎暮らしをするのはいいけれど、何にもないところで買い物ってどうするの?』なんて疑問に思われるかもしれませんね。

田舎といっても、ケースバイケース。市街地から少し外れただけのところだと、のんびりのどかな風景が広がるような生活環境でも、徒歩だとちょっと厳しくても自転車されあればすぐに各種店舗のあるような場所も少なくありません。

今回はそういうケースではなく、本当に数キロ圏内にはお店が無いような文字通りのド田舎でのお買い物について考えてみたいと思います。

マイカー及びバイクがあるなら多少市街地まで遠くても問題無いですよね。特に車だと雨の日でも大丈夫ですし、田舎は車社会なので、マイカー有る無しは生活利便性を大きく左右します。
ではマイカーが無い人、もしくは車は家にあるけどご主人専用で奥様用のものが無いような場合は?

●ご主人の休日にまとめ買いをするか、ご主人に全部丸投げしてしまう
●車を所有している近所の方と一緒に買い物へ出掛ける
●バス・タクシーを利用する
●お店での買い物に頼らない

以上のようなかんじになるでしょうか。

ご主人が車を所有しているなら頼り切ってしまえば問題解決…と言いたいところですが、それだとご主人の負担が大きくなってしまいますし、ご主人のお仕事によっては通勤の帰りにはコンビニくらいしか営業していないかもしれません。
コンビニで売ってないものも少なくないので、そういうものはご主人の休日にまとめ買いということになりますね。

近所の方と一緒にお買いものに出掛けるのは、コミュニケーションをとることも出来ますし、車に乗せてもらう代わりに別の形でその方の力になってあげるという、助け合いは田舎での暮らしに大切なものですね。

市街地から離れていても幹線道路が近所を通っているなら、近所にバス停があることも。ただしド田舎のバスは一日の往復回数が非常に少なく三往復くらいのものも。時間に融通が利かないのはちょっと不便かも。
タクシーなら家まで来てもらえますし、時間の縛りもありませんが料金が割高となってうのがツライところですね。

最後の店での買い物に頼らないというのは、家の周りのものだけで全てを済ましてしまおうという意味ではありません。宅配サービスを利用しましょうということです。

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田舎での生活 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/03/07 23:48

減少続く銃狩猟者

農家の若者の担い手不足による高齢化が問題となっていますが、それは農業だけではありません。

岡山県では、銃による狩猟者登録数が免許制度が始まった1978年度の 13131人から右肩下がりに減少が続いており、2012年度は2261人と過去最低の数字となっています。
そのうち60歳以上はなんと73.6%で、若年層の加入が著しく不足しているのが登録数の減少の一番の原因なのは間違いないでしょう。

免許取得が必要という煩わしさや趣味の多様化が大きな理由だと思いますが、そもそも狩猟の魅力を知らなければ“狩猟をやってみよう”などと考えるはずもありません。

狩猟者の減少が単に個人の趣味の問題であるなら、「これも時代の流れ」と受け入れてもいいのですが、問題はそれだけではありません。

山里の田舎では野生動物による農作物被害があります。2012年度の岡山県内の鳥獣による農林水産被害額は3億8256円とかなりの金額となっていますが、銃狩猟者の減少によりこの被害額が上昇することも考えられます。

そういうこともあって、岡山県では有害鳥獣駆除の担い手確保に向けて銃猟免許の取得経費・約9000円の半額補助を13年度から行うほか、銃猟の魅力や銃猟とはどのようなものなのかを理解してもらうイベント『おかやま狩猟フォーラム』を開催します。

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田舎での生活 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/01/10 23:54

散歩のススメ

みなさん散歩してますか?

交通手段が発達した現代社会、昔の人と比べると“歩く”という行為は確実に減ってしまっていますよね。
自然豊かで素晴らしい環境に恵まれた田舎では移動手段はもっぱら自家用車で、外で歩くのは車と建物のドアからドアの間だけなんてことに陥ってしまいがちです。

人間も動物である以上、適度な運動は必要です。
運動と言ってもハードなスポーツなどではなく、太陽の光を浴びながら適度な有酸素運動を行うくらいで大丈夫。
家を起点に近所をぶらぶらっと廻って帰ってくる散歩なんかがちょうどいいんですね。

逆に散歩程度の軽い運動すら行わないでいると、足腰の筋肉の衰えが早く、運動不足によって食欲が無くなったり不眠症になったり、ストレスがたまりやすくなったりするようです。

散歩することで得られるメリットはたくさんありますが、まずは健康面から考えてみましょう。

・歩くことによって血流と呼吸数が増えるので心肺機能が強化されます
・一定時間以上歩くことで体脂肪を消費、コレステロール値が下がります
・足は体全体に血液を送るポンプの役目を担っていますので、歩けば心臓の循環機能が高まります
・筋力の衰えの防止になります
・足腰の筋肉が丈夫になり腰痛の予防&や治療にも
・リンパ球やホルモンの分泌がよくなり免疫力を高めることができます
・歩くことで脳を刺激して活性化できます

血流が増えて体脂肪も消費することによって血液がサラサラになります。血行が良くなることで乳酸が早く取り除かれるので肩こりなどの筋肉の凝り解消効果も。
高齢になるとどうしても心臓の力が衰えてきますが、歩くことによって足の血液を全身に送るという機能を使って補えたりもしますね。

ただ単に“運動する”という意味だけならば室内で歩くだけでもいいような気がしますが、散歩には室内運動では得られないメリットがあります。

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田舎での生活 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/12/22 23:55

尺貫法の重さと体積

以前、「一石一城の主とか言うけど、一石ってどんくらいなの?」と聞かれたことがあります。
みなさんお気付きでしょうが、この場合の“いっこく”は一石じゃなく一国が正解です。

もしも一石が一年間の収入を現わしているのだとしたら、家族を養うにはかなりの厳しい生活を強いられることになるしょう(苦笑)。

現在は尺貫法での表記は基本的に禁じられているので、学校で尺貫法の単位を学ぶことはほとんどないのですが、それでもお米やお酒などの量には今でも尺貫法の単位が普通に使われていますね。
現在、野菜はkgで現わすことが普通になりましたが、米作りを営む方達にとっては今でも尺貫法は現役です。

※尺貫法の面積の単位に関しては「土地面積の単位 アレコレ」で紹介しています。

勺(しゃく):18cc
合(ごう):10勺:180cc
升(しょう):10合:1.8リットル
斗(と):10升:18リットル
石(こく):10斗:180リットル

一石というのは普通の人が一年間に食べる量だとされています。
一石=1000合ですから、1000合を365日で割ると約2.7ということは、一回の食事で0.9合となりますね。
確かに老若男女で平均すると一人当たり0.9合というのは合っているように思えます。

もしも“一石一城の主”が正しいとしたら、一年間の収入が一石なのですから自分が普通に食べるだけの収入しかないことになっちゃいますね。
収入が一石だけだと、一石の中から様々な生活費も出さなければならないので自分一人ですらまともな食事が出来ない状態ってことになります。
ご主人、もっと頑張って働かなきゃ家族が飢え死にしちゃいますよっ!

お米の量=重さと思われるかもしれませんが、合・升・斗・石は容積の単位です。
同じお米でも籾が付いている状態、脱穀済みの状態、精米後の状態、そしてご飯として炊いた状態では、同じ容積でも重さは違ってきますね。

続いて尺貫法の重さの単位もご紹介します。
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田舎での生活 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/12/18 23:47
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