ストリートビューを使ってみよう
Googleの地図データ検索サイトGoogleマップのサービスのひとつ、「ストリートビュー」なる機能、ご存知の方は多いと思います。
「ストリートビュー」とは、Googleマップ上の道路に人形の形をしたアイコンをドロップすることで、その地点の様子を写真で見ることができるWebサービスです。
360度の様子をクルクルと回転してみることができる上に、道路に沿って移動してゆくことも可能なので、簡易ドライブ的な利用もできます。
まだ行ったことのない場所でも、この機能を利用すれば現地の様子が見ることができますので、旅行や仕事などで訪れる初めての場所の下見ができ、目印となる建物などをあらかじめチェックしておけるので大変便利な機能ですね。
このWebサービスは、2007年から開始されていて、当初は主要都市などのメインストリートのみだったのですが、時間の経過とともに範囲を拡大、だんだん細々とした道路もサポートされてきて、現在では車の通れる道路は日本国内ではほぼ網羅できているのではないでしょうか。
また、車の通行に適していない道路や、公園などの観光施設、大学の構内といったものまでも見ることができるようになってきていて、ますます“使える”ものになってきています。
岡山県内で言えば、後楽園の内部を実際に散策しているように見て回ることができます。
下に貼っておきますので、後楽園散策を楽しんでみてください。
「ストリートビュー」とは、Googleマップ上の道路に人形の形をしたアイコンをドロップすることで、その地点の様子を写真で見ることができるWebサービスです。
360度の様子をクルクルと回転してみることができる上に、道路に沿って移動してゆくことも可能なので、簡易ドライブ的な利用もできます。
まだ行ったことのない場所でも、この機能を利用すれば現地の様子が見ることができますので、旅行や仕事などで訪れる初めての場所の下見ができ、目印となる建物などをあらかじめチェックしておけるので大変便利な機能ですね。
このWebサービスは、2007年から開始されていて、当初は主要都市などのメインストリートのみだったのですが、時間の経過とともに範囲を拡大、だんだん細々とした道路もサポートされてきて、現在では車の通れる道路は日本国内ではほぼ網羅できているのではないでしょうか。
また、車の通行に適していない道路や、公園などの観光施設、大学の構内といったものまでも見ることができるようになってきていて、ますます“使える”ものになってきています。
岡山県内で言えば、後楽園の内部を実際に散策しているように見て回ることができます。
下に貼っておきますので、後楽園散策を楽しんでみてください。
スポンサーサイト
国道53号線
国道53号線は岡山県の背骨とも言える、岡山県南部から岡山県北部を結び鳥取県へと続く主要幹線道路です。
起点は岡山市北区の「大雲寺交差点」で、南から順に岡山市北区-同・旧御津町-同・旧建部町-久米南町-美咲町-津山市-奈義町-鳥取県へと至り、鳥取市秋里の「秋里交差点」が終点で実延長は140kmです。

南北を結ぶ主要幹線道路で総距離も長いため12もの国道と接続していて、一部区間では他の国道と重複している部分もあります。
・国道180号線 岡山市北区「大雲寺交差点」~「清心町交点」の約2.4km
・国道429号線 津山市「高尾交差点」~「高野交差点」の約11.9km
・国道179号線 津山市「一方交差点」~「新河辺交差点」の約6.4km
※179号線と重複している区間は429号線とも重複していて、三つの国道が重複している珍しい区間となっています。
津山市の「皿交差点」から真っすぐ北へ進み、「二宮交差点」の北へと繋がるように作られた1.6kmの「津山バイパス」は「空港津山道路」の一部として2003年に開通しましたが、この道路も国道53号線です。
現在はまだ本格的な工事は始まっていませんが、津山市平福(おそらくは津山バイパスに接続)から美咲町打穴中(旧中央町の中心部付近)を結ぶ5.4kmの「津山南道路」も空港津山道路の一部となる予定で、こちらもおそらくは国道53号線のバイパスとなるでしょう。
起点は岡山市北区の「大雲寺交差点」で、南から順に岡山市北区-同・旧御津町-同・旧建部町-久米南町-美咲町-津山市-奈義町-鳥取県へと至り、鳥取市秋里の「秋里交差点」が終点で実延長は140kmです。

南北を結ぶ主要幹線道路で総距離も長いため12もの国道と接続していて、一部区間では他の国道と重複している部分もあります。
・国道180号線 岡山市北区「大雲寺交差点」~「清心町交点」の約2.4km
・国道429号線 津山市「高尾交差点」~「高野交差点」の約11.9km
・国道179号線 津山市「一方交差点」~「新河辺交差点」の約6.4km
※179号線と重複している区間は429号線とも重複していて、三つの国道が重複している珍しい区間となっています。
津山市の「皿交差点」から真っすぐ北へ進み、「二宮交差点」の北へと繋がるように作られた1.6kmの「津山バイパス」は「空港津山道路」の一部として2003年に開通しましたが、この道路も国道53号線です。
現在はまだ本格的な工事は始まっていませんが、津山市平福(おそらくは津山バイパスに接続)から美咲町打穴中(旧中央町の中心部付近)を結ぶ5.4kmの「津山南道路」も空港津山道路の一部となる予定で、こちらもおそらくは国道53号線のバイパスとなるでしょう。
鳥取自動車道が開通
関西圏から中国地方を経由して九州までを結ぶ高速道路:中国縦貫自動車道は岡山県北部を横切っていて、岡山県南部を横切る山陽自動車道と共に、岡山県と関西圏を連結する重要な交通手段です。
そして中国道と山陽道は岡山自動車道で結ばれていて南北のアクセスを担い、鳥取県とのアクセスには中国道から分岐する米子自動車道があります。
しかしながら、この岡山道と米子道はどちらも岡山県全体で見ると西に寄っているので、岡山県東部の美作市・赤磐市・和気町・備前市などはほとんどその恩恵を受けることができません。
そういうわけで岡山県東部の南北を結ぶ美作岡山道が建設中で、一部区間(勝央IC-湯郷温泉IC・佐伯IC-熊山IC)が既に開通済み。
そして岡山県の東部と鳥取県を繋ぐ高速道路として「鳥取自動車道」が建設されていて、大原IC-西粟倉IC間以外は開通済みでしたが、この度ようやく残っていた大原IC-西粟倉IC間が先日の3月23日に開通したことで、全線が通行可能となりました。

この鳥取道は、中国道の作用JTCから分岐していて、岡山県美作市と西粟倉村を経由して鳥取県鳥取市までを結ぶ高速道路なのですが、全線が無料で通行可能というのはありがたいことですね。
この鳥取道にはパーキングエリアはありますが、サービスエリア的な物は設けられていません。しかし全線無料ですので、一旦高速から降りて西粟倉ICすぐそばの「道の駅あわくらんど」や河原ICすぐそばの「道の駅清流茶屋 かわはら」を利用するといいでしょう。
鳥取道が開通したことで、中国道の交通量が増えることも考えられますが、元々中国道の交通量は大阪付近以外はさほど多くなく、気にするほどの変化はないと思われます。
むしろ影響が考えられるのは「智頭急行線」ではないでしょうか。
この路線は兵庫県の「上郡駅」から岡山県の美作市と西粟倉村を経由して鳥取県の「智頭駅」迄なのですが、兵庫県の「作用駅」から「智頭駅」までが鳥取道と丸かぶりです。
そうでなくても自動車社会な地域なのに、鳥取道の完全開通によって更に拍車がかかることも考えられます。
最悪の場合、利用客の減少で廃線なんてことになる可能性もありえますが、どうなんでしょうか。
鳥取自動車道/鳥取県公式サイト
そして中国道と山陽道は岡山自動車道で結ばれていて南北のアクセスを担い、鳥取県とのアクセスには中国道から分岐する米子自動車道があります。
しかしながら、この岡山道と米子道はどちらも岡山県全体で見ると西に寄っているので、岡山県東部の美作市・赤磐市・和気町・備前市などはほとんどその恩恵を受けることができません。
そういうわけで岡山県東部の南北を結ぶ美作岡山道が建設中で、一部区間(勝央IC-湯郷温泉IC・佐伯IC-熊山IC)が既に開通済み。
そして岡山県の東部と鳥取県を繋ぐ高速道路として「鳥取自動車道」が建設されていて、大原IC-西粟倉IC間以外は開通済みでしたが、この度ようやく残っていた大原IC-西粟倉IC間が先日の3月23日に開通したことで、全線が通行可能となりました。

この鳥取道は、中国道の作用JTCから分岐していて、岡山県美作市と西粟倉村を経由して鳥取県鳥取市までを結ぶ高速道路なのですが、全線が無料で通行可能というのはありがたいことですね。
この鳥取道にはパーキングエリアはありますが、サービスエリア的な物は設けられていません。しかし全線無料ですので、一旦高速から降りて西粟倉ICすぐそばの「道の駅あわくらんど」や河原ICすぐそばの「道の駅清流茶屋 かわはら」を利用するといいでしょう。
鳥取道が開通したことで、中国道の交通量が増えることも考えられますが、元々中国道の交通量は大阪付近以外はさほど多くなく、気にするほどの変化はないと思われます。
むしろ影響が考えられるのは「智頭急行線」ではないでしょうか。
この路線は兵庫県の「上郡駅」から岡山県の美作市と西粟倉村を経由して鳥取県の「智頭駅」迄なのですが、兵庫県の「作用駅」から「智頭駅」までが鳥取道と丸かぶりです。
そうでなくても自動車社会な地域なのに、鳥取道の完全開通によって更に拍車がかかることも考えられます。
最悪の場合、利用客の減少で廃線なんてことになる可能性もありえますが、どうなんでしょうか。
鳥取自動車道/鳥取県公式サイト
小ネタ【新大井橋】
小ネタ【馬桑ループ橋】

国道53号線を津山市方面から鳥取県方面へ向けて走っていると、那岐トンネルを過ぎた少し先に赤い橋脚の巨大な橋が目の前に現れます。
奈義町馬桑(なぎちょうまぐわ)にあるこの橋は「馬桑ループ橋」または「奈義ループ橋」と呼ばれています。
このループ橋は“鋼製π形ラーメン橋”で、橋全体が大きくカーブしているのが特徴。
※π形ラーメンというのは橋梁形式のことで、“π形”は橋脚形状を表していて、“ラーメン”というのは麺類のラーメンのことでは無くて、“骨組み”を意味するドイツ語からきています。
奈義町から鳥取県の智頭町へ抜けるには、かつては道幅3mの急勾配で冬は積雪も少なくない“交通の難所”だった黒尾峠ですが、このループ橋と黒尾トンネルの完成によって大幅なアクセスの改善がなされました。