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徒歩圏内ってどのくらい?

のどかな田舎暮らしにはあこがれるけれど、田舎は車社会でマイカーがないと不便で仕方ないというのは間違いないのですが、田舎物件=すべてが不便な立地でマイカー必須というわけではありません。

田舎でも中心部に行けば生活関連施設が有る程度整っています。また、中心部から少し外れたところにだってコンビニやスーパーや郵便局、様々な商店が無いわけではありません。
農耕風景広がる典型的な田舎の家であっても徒歩や自転車で行ける範囲内に生活関連施設があって、案外と便利な田舎暮らしが出来る物件も決して少なくは無いんです。

そこで気になるのが“徒歩圏内”とか、“徒歩●分”という不動産につきものの表現です。
これがちょっとクセモノで、一般的な徒歩圏内=徒歩だけで活動するのが苦にならない距離と不動産広告においての徒歩圏内では若干のズレがあるようです。

調べてみると普通の人が徒歩圏内だと感じる距離は1.5km以内までのようです。また、駅から家までの距離は徒歩10分以内と考える方が一番多いのだとか。
歩いて活動するのはガンバッテも片道20分以内、1kmを越えると苦痛に感じる人が少なくないようです。

では、不動産広告においての“徒歩圏内”はどうなっているのでしょう。
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不動産豆知識 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/12/18 09:02

自分でリフォーム!

中古物件の中には普通なら到底家など購入できないような格安物件もあったりしますよね。特に土地価格の低い田舎の中古物件の中には超格安な物件もあったりするものですが、それだけ安いってことはいくら田舎の中古物件とは言えど建物状態は最悪レベルに近いことを想定しなくてはならないでしょう。

そういった物件は建物は解体して再建築したほうがいいようなものもありますが、価格の割には建物の傷み具合がマシなものもあります。
でもマシとは言えどそのままで住めるようなレベルではありませんので、リフォームをしなくてはいけません。

そこで問題となるのがリフォーム費用がどれだけかかるのか?ということ。
いくら格安で購入出来ても、業者さんにリフォーム費用の見積もりをして貰ったら、物件購入費+リフォーム費用が新築を建てるのと大して変わらないというのでは、安い家を購入した意味がありませんよね。

その格安物件を購入する理由が、価格では無くて魅力的な建物だったからその家の魅力を活かしたリフォームをして…ということなら費用がかさんでしまっても納得がいくのでしょうが、格安だからっていう理由だったならリフォーム費用も出来るだけ抑えたいものです。

業者さんに見積もりをしてもらった結果、予算オーバーしてしまったら、その物件の購入は諦めるしかないのでしょうか?

もしも貴方に時間とヤル気があるのならば、自分の手で家をリフォームすれば費用は材料費だけで済みます。
業者さんの見積もり費用には材料費だけでなく人件費も含まれているわけですが、規模の大きなリフォームになれば作業にかかる日数も多くなり、それだけで結構な金額になってしまうものです。
自分でリフォームをすれば、その人件費を削ることが出来るわけですね。

「本職ならともかく素人が家をリフォームなんてできるわけないし、やったところでロクなことにならない」と思われますか?
確かに本職じゃないと難しいところもありますが、壁塗り・床板やクロスや壁紙の貼り替え・日曜大工レベルでも可能な簡単な大工仕事など、自分のレベルに合わせて出来る箇所は少なからずあると思います。

今はインターネット全盛の時代です。リフォームについての知識も書店に行って専門書を購入せずとも探し出すことが可能です。
全部は無理でも出来る範囲内は自分でリフォームをすれば、費用を抑えることが出来るだけじゃなく、家への愛着も違ってくることでしょう。

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不動産豆知識 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/06/22 23:54

地形=ちけい・じがた・じぎょう

『地形』。
地形(ちけい)とは、土地の形状を平面的及び起伏など立体的に表す言葉で、特に説明など必要がないと思います。地形図(ちけいず)というと、その土地の形状をわかりやすく示した図面ということになりますね。

一般的にはこれで説明を終わってもいいのでしょうが、不動産用語としては不十分なんですね。
まず読みが“ちけい”ではなく、“じがた・ぢがた” 或いは“じぎょう”“ぢぎょう”“ちぎょう”などと読む場合もあります。

“じがた”と読む場合、基本的に土地の平面的な形状及び傾斜や起伏のことを言います。
不動産物件としての地形は平面で観た場合、一般的に正方形、均整な形状であるほうが良いとされており、地形が整形であるか否かは、その土地価格に影響します。同じ土地面積なら地形が整っている方が高価となります。
また、のり面(斜面)となっている部分は宅地として利用できませんので、のり面の面積も価格に影響します。

※のり面が土地面積全体の30%以上となる場合は、土地利用が著しく阻害されるために不動産広告に傾斜地を含む旨とその面積を明示しなくてはなりません。

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不動産豆知識 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/05/26 23:43

瑕疵担保責任

瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)っていう言葉、聞いた事ありますか?

瑕疵(かし)とは、一般的には備わっているにもかかわらず本来あるべき機能・品質・性能・状態が備わっていないことを言い、不動産においては売買の対象物件に隠れた瑕疵(=外部から容易に発見することができない欠陥)がある場合に、売主が買主に対してその責任を負うことを“瑕疵担保責任”と言います。

もう少し具体的に言いますと、買主が不動産物件を購入するにあたって物件を見せてもらった時に、発見する事が困難な天井裏・床下・壁の奥の部分などに重大な問題があった場合、売主側の負担で補修を行い、買主の不利益にならないようにすることを指します。
例えば床下などに白アリによる被害があったり、通常の雨ではわからないレベルでも豪雨になると雨漏りがするなどがありますね。

民法では買主が瑕疵を発見してから1年以内に売主に対して損害賠償を求めることができ、購入した目的を果たせない場合には契約解除をすることも可能です。

しかし、いつまでたっても瑕疵担保責任がつきまとうとなると売主側にとって不利過ぎでとても不動産売買をしようなどという気にはなれませんよね。

そこで平成12年4月1日から施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」の施行後は、全ての新築住宅に対する10年の瑕疵担保期間が義務化されました。
新築物件の買主は物件引き渡しから10年間以内ならば、売主に対して賠償を求めることが出来ますが、それ以降だと請求できなくなるということです。

それでは中古物件の場合はどうなんでしょうか?

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不動産豆知識 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/03/25 23:33

中古物件の価格

田舎物件 イメージ今風の新築の家じゃなく、いかにも田舎っぽい古民家に憧れる方は少なくありません。
或いは、田舎の中古物件なら出費を抑えて菜園付の家が持てるという理由で、田舎の中古不動産をチェックしている人も少なくないでしょうね。

ところで中古の住宅の販売価格ってどうやって決まるのでしょう?

生活利便性(交通の便・様々な店舗や施設までの距離)、建物の状態、土地の広さ、地域での相場など、価格を決める要素になるものはたくさんありますが、結局はその物件の持ち主様の考えひとつで決まります。

どんなに不便で土地がさほど広くない物件でも、例え近隣の相場とはかけ離れていたとしても、持ち主様が「1000万円以下では絶対に売らない」と決めたら、考えが変わらない限り1000万円より安くなることはありません。

逆に、持っていても使わない家に毎年税金を払うのがバカらしいから多少相場よりも安くしてでも早く売ってしまいたいというケースもあります。
つまりは物件の持ち主の考えで決まるのです。

でも、販売を依頼される不動産業者も売ってナンボですから“販売しやすい価格”を売主側にアドバイスしますので、極端に相場とかけ離れた高額な価格にはなりにくいものです。
逆に売主側が相場よりかなり低い価格を提示された場合、「売れなかったらその時に下げたらいいので、とりあえずこのくらいで販売してみませんか?」と少し上乗せした価格を提示することもあります。
もちろん売主側の意思が最優先ですので、あくまでも参考までの意見としてですが。

価格が低いと不動産会社の儲けも少なくなってしまうのが理由のひとつなのは確かなのですが、あまりにも相場よりも安いと相対的に相場どおりの物件が買い手にとって高額に感じられてしまい、良い物件でも売れにくくなってしまうということも理由のひとつでもあります。
買い手側としては「余計な事を」と思われるでしょうがね(苦笑)。

そういうわけで、多少の相場から離れてしまっている物件も中にはありますが、物件価格とその物件の価値はある程度は等しいと思っていただいてもいいと思います。

ですから、物件の情報を見て生活利便性が良くて土地も狭くはないのに異様に安い場合、建物補修がかなり必要なんじゃないかとか、ある程度の予想がつくものです。

立地や土地の広さによって相場が変わるので一概に言うことは出来ないのですが、ある程度の目安を書いておきますので参考にして下さい。

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不動産豆知識 | コメント:(1) | トラックバック:(0) | 2013/03/05 23:29
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