岡山県とEV(電気自動車)

充電スタンドの充実が課題のEVに対して、新しいエネルギースタンドのインフラを進める必要が無いハイブリッド車が普及してきています。しかし、現在の技術ではリッター50km以上は厳しいものがあり、個人的な意見を言わせてもらえばちょっと物足りません。
仮にリッター30km走行できるハイブリット車だと、1000km走行するには約33.3リットルのガソリンが必要で、ガソリン価格が1リットル140円だとすると約4667円です。もちろん普通のガソリン車と比べるといい数値なんですが、EVのi-MiEVは1kmあたり3円の電気代で走行可能。1000kmで3000円ですね。
しかもこれは家庭で充電した場合で、充電スタンドを利用すれば基本無料(EV車普及促進のため)。環境に優しいEVはお財布にも優しいんですね。
そんなEV普及のために日本全国の自治体が取り組んでいます。
岡山県でも倉敷市の三菱自動車 水島製作所でEVのi-MiEVを製作していることもあって、普及施策に力を入れています。
平成23年6月20日現在、岡山県内には県南部を主に66カ所のEV充電スタンドが設けられ充電サービスを行っています。
※ちなみに津山市では美作県民局とディーラー(三菱1・日産2)の合計4カ所でサービスを受けられます。
正直なところ県北部では充電スタンドの設置が遅れていて、津山市~岡山市の間に充電できるポイントがありません。
これは大きな問題で、仮に津山駅から岡山駅に行くとすると片道約60km、往復約120kmです。それに対して前述のi-MiEVはフル充電で約100kmの走行が可能。岡山市で充電をし忘れてしまうと大変です。
冬季などにエアコンを使う時は走行可能距離も大きく落ちてしまい、まったく寄り道などする余裕がありません。これでは県北部に住んでいる人や県北部に出掛けることがある人は不便でEVに買い替えようなどと考えるハズがありませんよね。
ようやく今年の夏、津山市と岡山市のちょうど中間地点にあたる「道の駅 くめなん」に充電スタンドが設置される予定だそうです。同時期に岡山空港にも設置されるそうですが、逆に空港に今までなかったのが不思議ですよねぇ。
県北では他にも今夏、新庄村の「道の駅 メルヘンの里新庄」、鏡野町の「道の駅 奥津温泉」、美作市の「クアガーデン 武蔵の里」、新見市の「新見市役所」にも設置予定だそうです。
これにより県北部でもEVの普及が進めばいいんですけど、正直もうちょっと行政が頑張って充電スタンドを充実させて欲しいものです。
※岡山県では充電スタンド充実のため、設置する者に対し本体価格の1/2~1/3の補助をしています。
他にも岡山県では、
「EV車導入の負担軽減を図るために1台あたり10万円の補助(70台まで)。」※政府の補助金とは別
「岡山県庁本庁や倉敷市役所が所有しているEV車の無料貸し出しによる、EV車一日体験サービス」
などのEV普及施策を行っています。
現在の所、岡山県南部で街乗りするには問題ないEVですが、遠出をするとなると事前に充電スタンドのチェックが欠かせません。高速道路の各サービスエリアやインターチェンジ、すべての道の駅、各観光地ごとに最低一カ所には必ずある状況になれば状況も少しは変わってくるでしょう。
もうひとつ問題なのが充電時間です。急速充電器を使用してもフル充電には30分以上が掛かります。家庭用の100Vの電源ではフル充電に14時間が必要で、200Vでも7時間です。
この点ももっと改善されたなら普及速度に弾みがつくんではないでしょうか?
まだまだこれからのEVではあるんですが、限りある化石燃料の枯渇問題、地球温暖化問題の解決に大きく貢献する技術です。政府や各地方自治体はもっと普及推進に力を注いでほしいものですね。
※ちなみに津山市では美作県民局とディーラー(三菱1・日産2)の合計4カ所でサービスを受けられます。

これは大きな問題で、仮に津山駅から岡山駅に行くとすると片道約60km、往復約120kmです。それに対して前述のi-MiEVはフル充電で約100kmの走行が可能。岡山市で充電をし忘れてしまうと大変です。
冬季などにエアコンを使う時は走行可能距離も大きく落ちてしまい、まったく寄り道などする余裕がありません。これでは県北部に住んでいる人や県北部に出掛けることがある人は不便でEVに買い替えようなどと考えるハズがありませんよね。
ようやく今年の夏、津山市と岡山市のちょうど中間地点にあたる「道の駅 くめなん」に充電スタンドが設置される予定だそうです。同時期に岡山空港にも設置されるそうですが、逆に空港に今までなかったのが不思議ですよねぇ。
県北では他にも今夏、新庄村の「道の駅 メルヘンの里新庄」、鏡野町の「道の駅 奥津温泉」、美作市の「クアガーデン 武蔵の里」、新見市の「新見市役所」にも設置予定だそうです。
これにより県北部でもEVの普及が進めばいいんですけど、正直もうちょっと行政が頑張って充電スタンドを充実させて欲しいものです。
※岡山県では充電スタンド充実のため、設置する者に対し本体価格の1/2~1/3の補助をしています。
他にも岡山県では、
「EV車導入の負担軽減を図るために1台あたり10万円の補助(70台まで)。」※政府の補助金とは別
「岡山県庁本庁や倉敷市役所が所有しているEV車の無料貸し出しによる、EV車一日体験サービス」
などのEV普及施策を行っています。
現在の所、岡山県南部で街乗りするには問題ないEVですが、遠出をするとなると事前に充電スタンドのチェックが欠かせません。高速道路の各サービスエリアやインターチェンジ、すべての道の駅、各観光地ごとに最低一カ所には必ずある状況になれば状況も少しは変わってくるでしょう。
もうひとつ問題なのが充電時間です。急速充電器を使用してもフル充電には30分以上が掛かります。家庭用の100Vの電源ではフル充電に14時間が必要で、200Vでも7時間です。
この点ももっと改善されたなら普及速度に弾みがつくんではないでしょうか?
まだまだこれからのEVではあるんですが、限りある化石燃料の枯渇問題、地球温暖化問題の解決に大きく貢献する技術です。政府や各地方自治体はもっと普及推進に力を注いでほしいものですね。
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