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美咲町がお試し住宅提供

岡山県への移住情報を掲載しているポータルサイト「おかやま晴れの国ぐらし」のアクセス数が伸びているようですね。
2011年の東日本大震災以降、三年連続して増加傾向にあるそうで、自然災害が少なく最寄りの原発からも距離がある岡山県に興味を持つ人々が増えたことによるものだと言えるでしょう。

岡山県が東京や大阪で開いている移住相談会に訪れる方の大半はインターネットで情報を得ており、「おかやま晴れの国ぐらし」で予習している方はその約半数にのぼるそうです。

これを受けて岡山県はこのサイトのPR効果が高いと判断し、更なるサイト利用者の増加・岡山への興味を持ってもらうべく「おかやま晴れの国ぐらし」の大幅リニューアルを計画しているそうです。
より分かりやすく効果的な情報を各市町村の意見を聞いたうえで盛り込んでいく予定なんだそうですよ。

せっかく移住先の候補として岡山県が注目されているわけですから、年々人口減少に悩む各市町村もボケっとしていてはもったいないですよね。
ただ待っているだけではなく、積極的に来てもらえるように何か仕掛ける必要があります。

そんな中、美咲町が移住を考えている方向けにお試し住宅の提供をすることにしたそうです。

この住宅は美咲町所有の賃貸住宅だったもので、家族での利用も考えて約40万円を掛けて家電や家具を新調。二日~二週間が利用期間で、一日当たり千円の利用料金で提供するとのこと。
また、利用者に画希望する条件に近い物件を見て回れる空家巡りも計画しているそうで、移住のノウハウをまとめたパンフレットの製作も検討中なんだそうですよ。

こういった取組みはいいですね。
いくら情報をたくさん得たところで、現地で直にその土地の空気に触れないことにはわからないことも多いですし、思い切って移住したはいいもののその土地に馴染めずに早々と帰ることになってしまうといったことを心配する方にも有りがたいものなのではないでしょうか。
美咲町、移住希望者にお試し住宅 町有物件活用、家電や家具も新調

 岡山県美咲町は、町への移住希望者を対象にした「お試し暮らし住宅」(同町原田)を整備、22日から運用を始める。短期間滞在して町の理解を深めると同時に、空き家や職探しにも役立ててもらう。

 賃貸用に使っていた木造平屋(約80平方メートル)の町有住宅を活用。家族で滞在できるよう冷蔵庫や洗濯機、テレビなどの家電や家具を約40万円かけ新調した。利用期間は2~14日間で料金は1日千円。町の空き家等情報バンクに「空き家利用希望者」として登録した人を対象にしている。

 また、同バンク専属の推進員が案内役になり、希望に近い物件を見て回る空き家巡りを計画。同住宅や空き家巡り利用者らの要望や課題などを蓄積し、移住のノウハウをまとめたパンフレットの製作も検討している。

 町の「定住促進」は、第2次振興計画(2013~22年度)で掲げた重点施策の一つ。町人口(6月末現在1万5456人)の減少傾向に歯止めをかけ、計画最終年度の目標を1万4300人に設定している。

 町まちづくり課は「美咲への移住を後押しできるよう、お試し暮らし住宅と空き家バンクを連動させ活用したい」としている。問い合わせは同課(0868-66-1191)。

山陽新聞 美咲町、移住希望者にお試し住宅 町有物件活用、家電や家具も新調(2014/07/19)


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岡山で暮らす | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/07/20 23:53
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