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癒し画像でリフレッシュ

四季折々の自然豊かな風景などの画像を見ると、気持ちが穏やかになるとか心が洗われるような気分になりますよね。こういったいわゆる癒し画像を見ることによって、疲労を緩和し作業効率や集中力の維持が出来るという研究結果が発表されました。

これは神戸市の理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センターなどのグループが大阪市で開かれた第10回日本疲労学会総会・学術集会で発表されたもので、被験者が癒されると感じる画像を作業の合間に見せるという実験結果です。

この実験によると、癒されると感じた画像を見たときと、癒されないと感じた画像を見たときを比較して、癒される画像を見たときの方が作業時間が短く効率も良かったとのこと。

誰もが癒し画像を見れば気分がリフレッシュされると感じていることでしょうが、それを実験によって証明したわけですね。
PC作業がメインの人なら、デスクトップ画像やスクリーンセーバーに癒し画像を使えばちょっと息抜きにその画像を眺めれば、疲労回復・集中力の維持ができるってことですね。

窓から田舎風景が眺められるようなところでのお仕事ならば、画像に頼らずともちょっと窓の外を眺めればいいんですけど、津山のような田舎の小都市であっても会社があるような町中だと窓に見える風景はビルばっかりだったりしますので、PCに癒し画像を取りこんでおくのは有効ですね。


「癒やし画像」で疲労緩和、集中力維持 理研グループ


 南国の青い海や空など「癒やし」を感じる画像を作業の合間に見ると、実際に疲労が和らぎ、集中力や能率の低下を抑えられることを理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター(神戸市中央区)などのグループが実験で確かめた。

大阪市で開かれた第10回日本疲労学会総会・学術集会で発表された。

 まず、20~40代の22人に200種類の画像を見せ、どれだけ癒やされると感じたかを点数化。続いてコンピューターの画面上で数字を連続的に見て、今見ている数字が2回前の数字と同じかどうかを判別する作業をした。合間にそれぞれ、癒やされると感じた画像12種類と、癒やされないと感じた12種類を見せ、疲労度などを比べた。

 その結果、癒やされると感じた画像を見たときの方が、集中力の低下や、疲労度を示す交感神経の活動を、それぞれ抑えていた。実験の前後に別の作業をすると、癒やされると感じた画像を見た方が作業時間が短く、効率も良かった。

 多くの人が花やゆったりした室内などの画像を「癒やされる」と感じ、ビルが並ぶ都市や車列など密集した光景を「癒やされない」と感じていたという。

 同センターの水野敬研究員は「今後は磁気共鳴画像装置(MRI)などを使い、癒やされると感じた画像を見たとき、脳のどの部分が働くのかを見つけたい。疲労軽減の仕組みを解明し、仕事や学習に役立てたい」と話している。

神戸新聞NEXT 「癒やし画像」で疲労緩和、集中力維持 理研グループ(2014/07/24)


そんなわけで今回は手持ちの田舎画像の中から四季を感じられる風景写真をピックアップ。
画像をクリックすると拡大表示出来ますので、お好みの写真があればコピーしてご利用くださいね。
蓮華畑
春。レンゲ畑


農耕風景
夏。青々と育っている稲と農村風景


川と紅葉
秋。川の流れと紅葉


雪の田舎風景
冬。雪の積もった農地と農村。

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田舎のフォトスナップ | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/07/24 23:40
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