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津山弁講座:単語【や・ゆ・よ】

【や】【ゆ】【よ】で始まる単語を例文とその翻訳、解説付きで紹介しています。

【ヤイト】お灸

例)「ワルゴばーしょーたんで、ヤイトすえられたんじゃ。」
訳)「悪さばっかりしていたので、お灸すえられたんだ。」

“ヤイト”は関西圏でも使うみたいですね。漢字で書くと“焼処”だそうです。“灸”と書いて“ヤイト”と読ませることもあるようです。
そういえば「ヤイト」と呼ばれる魚がいます。一般的には「スマ」という魚ですが、胸ビレの下に“ヤイト”をすえたような黒い斑点があるので「ヤイト」とか「ホクロ」とか呼ばれているんだそうです。


【やっちもない】ありえない、つまらない、くだらない

例)「なにゅーやっちもねぇことよーんなら」
訳)「なにをつまらないこと言ってるんだよ」

大体は“しょうもない”と言う意味で使用されています。
子供の頃、「“やっちもねー”の“やっち”ってなに?」と聞いたところ、「…。やっちもねぇこと聞くな。」と返されたことがあります(苦笑)


【やれがさて】すぐに、すぐさま

例)「そね―なことゆわれても、やれがさてゆーてできりゃあしませんけん。」
訳)「そんなこと言われても、すぐに出来るわけじゃありませんよ。」

極狭い地域限定なのか、ほぼ死語となってしまっているのか、少なくとも周りで使っている人を見かけません。


【ゆう】言う

例)「どれにしようかな。それは神様のゆうとおり♪」
訳)「どれにしようかな。それは神様の言うとおり♪」

この何かを選ぶ時の歌(?)も地方によって随分とちがいがあるみたいですね~。
「それは神様の~」が「天神様の~」だったり「天の神様の~」だったり。
しかもそのあとに続く歌詞はもう、調べてみたらバッラバラでした。同じ地域でも時代によって違ったりしているようですね。
自分の子供のころですが、なにぶんかなりの長い間使っていないんでうろ覚えですけど、「ポケラポケンジ柿の種♪」と言っていたような???


【よぉ・よー】よく、とても、よくも

例)「えぇー?!そんなんよぉせんわ。」
訳)「えぇー?!そんなのとてもできないよ。」

「よー見んちゃい」は「良く見なさい」
「よーせん」は「とてもできない」
「よーそんなんゆうわ」は「よくもそんなこと言えるな」
となります。


【よぉさん・よぉけえ】たくさん・いっぱい

例)「こねぇよぉさん貰ろーてええん?」
訳)「こんなにたくさん貰らってもいいの?」

「ぎょーさん」とも言います。 ※津山弁講座:単語【き~】
“ぎょーさん”と同じく関西圏でも“よぉさん”を使うみたいですね。
余談ですが、このブログを書くときは、裏付けを取ったり+αの情報を探すためにネットで検索して調べているんですが、この“よぉさん”は関連する語句がほとんど見つからず。
「ようさん」「よーさん」「よおさん」で検索をかけても、出てくるのは“葉酸(水溶性のビタミンB群の一種。神経管異常の予防に効果有り)”とか、“もしかして:よっさん?”とか、“おはよぉさん”とか。“津山弁”と付けるとこのブログのページがよぉさんヒットしたり(苦笑)。
ネットも万能ではないですねぇ。

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津山弁講座 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2011/06/24 14:22
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