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古民家を子供の“居場所作り”に活用

真庭市で町おこしを目的に旧遷喬尋常小学校講堂での給食イベントなどを行っている「まちづくり市民応援団 まにワッショイ」が、せっかくの夏休みを自宅でゲームなどをしていて外で遊ばない子供が増えている現状から、子供たちが自宅にこもることなく、たくさんの友達を作ってみんなで様々な体験や遊びを経験出来る場所にと、空家となっている古民家を活用しているそうです。

この取り組みは昨年は町はずれの公民館を利用して行っていたのですが、市街地に人が集まるきっかけ作りになればと、市中心部にあった空家の古民家の持ち主から無料で借りて「子供の居場所作りプロジェクト・かげぼうし」(以下かげぼうし)に活用させて貰うことになったそうです。

この古民家は江戸末期から明治初頭に建てられた木造二階建。空家になってから10年以上が経っており家の痛みが結構あったので「まにワッショイ」のメンバーで補修、畳も新しいものに変えて1階の八畳間二部屋を子供たちのために開放したそうです。

「かげぼうし」は7月27日から8月8日までの期間で行われ、古民家を子供たちで大掃除をしたり、部屋の中で勉強やカードゲームや将棋などを楽しんだ他、みんなでカレー作り、下水処理場の社会見学、醤油しぼりと豆腐つくり、オリジナル凧つくり、ヤマメやウナギの掴みどりなど、普段家にいては体験できないことを経験。
とても思い出深い夏休みになったのではないでしょうか。

まにワッショイ  まにワッショイFacebook

この「まにワッショイ」の取組みはいいですね。
最近は田舎の子供でも外で遊ぶことはかなり減ってきていると思います。自分が子供の頃(ん十年前)は、友達と川や山で遊ぶのが当たり前な時代で、多少はケガをしたりずぶ濡れになっちゃったりしたもんですが、それが
いい経験となっていろんなことを遊びの中で勉強出来たと思っています。

もちろん、時代背景が違いますから今の子供たちに“自分たちと同じようにしろ”なんて言いませんが、それでも家の中にこもってテレビやゲーム、カブトムシやクワガタなどの昆虫はデパートで親に買ってもらう、公園で遊ぼうにも色々な制約があって自由に遊べないというような状況はかわいそうだと思います。

かといって昔のように子供達をのびのびと自由に遊ばせてあげられる環境がないという現状、この取組みのように大人が子供たちの居場所を用意してあげるのはいいですね。

自宅やその周囲から離れて子どもたちが集い、一緒にいろんなことを体験できる非日常的な毎日は、きっと子供たちもワクワクドキドキなんじゃないでしょうか。

しかもその集う場所が江戸末期から明治初頭に建てられた古民家だなんて最高ですよねッ♪
出来るものなら子供たちに混じって一緒に過ごしたいくらいです(笑)。

まったくこれと同様とは言いませんが、この「かげぼおうし」をお手本にして他の地域でも似たような子供たちのための取組みが行われるようになってくれるといいですね。

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田舎での生活 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/08/10 23:32
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