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蒜山高原での太陽光発電

岡山県は日本で一番晴れの日が多い「晴れの国」ということで、メガソーラーの導入を推進しており、次々と企業が参入に名乗りを上げ、中には既に稼働が始まったものもあります。

太陽光発電に最も適しているのは岡山県南部の瀬戸内式気候が顕著なエリアではありますが、県北部でも旧耕地や現在使用されていない土地の有効活用にメガソーラーを誘致しており、実際に久米南町ではメガソーラーの誘致に成功。既に着工が開始されていて2016年には稼働を開始する予定なんだそうです。

そういった流れの中で、倉敷市に次ぐ岡山県の有名観光地・蒜山高原にも大型の太陽光発電設備の建設計画が。

この太陽光発電設備の建設を計画しているのは関東地方の建設・不動産会社だそうで、今年の10月には着工し年内の完成を目指しているのだそうですが、設置場所が観光地である蒜山高原の三木ヶ原であることから、設置の反対運動が起きてしまっているようです。

太陽光発電はクリーンエネルギーの代表格ですが、火力や原子力などの他の発電施設みたいな多くの常駐スタッフが必要になるようなことは無く、最初の設備投資さえクリアすれば後はメンテナンス費用程度で済み、多大な人件費を必要としないため、多くの企業が着目しています。

ところが、ご存知のように太陽光発電には発電パネルが必要であり、メガソーラーともなると相当に広い土地が必要となります。
そのため晴れの日が多くて太陽光発電に適した気候である上に使われていない広い土地も多くある岡山県が、メガソーラー誘致のために補助金も出すということで、売電で儲けたい企業から注目されているわけですけど、だからと言ってどこでもいいから土地があったら設置してしまえばいいわけではありませんよね。

蒜山と言えば広々としたのどかな景観が売りのひとつの観光地です。ここに大規模な太陽光パネルがズラズラズラ-っと並んでしまっては大無しです。
計画では約1.6haの土地に最大で出力600kwの太陽光発電設備を設置するということで、いくら自然に優しい太陽光発電といえど、そのために大切な自然を破壊されてしまっては困るということで地元からは設置を取りやめるように業者に申し入れるよう、市や県に陳情書を提出したそうです。

これを受けて市長も「蒜山の景観や自然環境を保全するため、設置者の方に三木ヶ原の重要性を理解してもらい、設置を中止して頂けるようにしたい」というコメントを出しているそうですが、陳情書を提出される前にどうにかならなかったのかという気もします。

業者が勝手にどんどん計画を進めていたのならともかく、普通に考えて事前に蒜山のココに太陽光発電設備を設置すると市なり県なりに計画を打診した上でのことだと思うんですが、一度許可してもらったのに後からやっぱり駄目なんて言われても困っちゃうと思うんですけど。
そこのところはどうなんでしょうね。

ぶっちゃけて言えば、先ほども書きましたが大規模な太陽光発電設備は一度設置が終わってしまえば、ほとんどそこに人を置いておく必要はありません。
ですので他の発電設備のように雇用が発生したり人の出入りが増えて経済効果があるというメリットは無く、設置業者が売電によって儲かるだけで、地元的には旨味はほとんど無いんですよね。

だからと言って「景観を損ねて蒜山の観光資源を破壊してしまうから」とダメだしして終わりでは業者さんも可哀そうなんで、せめて「コチラにされてはいかがです?」と、代替となる土地の提案をするくらいのアフターサービスはあってもいいような気もしますが、どうなんでしょうね?

蒜山高原太陽光発電やめて

◇真庭市長や県に観光協など陳情「景観・魅力損ねる」

 年間260万人が訪れる真庭市・蒜山高原の観光拠点「三木ヶ原」に、大型の太陽光発電設備の建設計画が持ち上がり、蒜山観光協会や住民の代表者らが29日、蒜山の景観や魅力を損なう恐れがあるなどとして、太田昇市長と長尾修議長、県に、工事の中止を業者に求めるよう要望する陳情書を提出した。

 設置を計画しているのは関東地方の建設・不動産会社。同社によると1・6ヘクタールの土地に最大で出力600キロ・ワットの太陽光発電を建設する計画で、10月に着工、年内の完成を予定している。しかし、三木ヶ原は県内屈指の観光地・蒜山の中心で、陳情書は「観光資源を破壊し、共用井戸の枯渇や反射光による住環境の悪化も心配」などとしている。

 同協会の石賀久会長は「皆さん、自然を好んで蒜山に来られるので、太陽光発電があると景観を損ね、悪い印象を与える。阻止する上での規制を取ってもらえれば」と要望。太田市長は「蒜山の景観や自然環境を保全するため、設置者の方に三木ヶ原の重要性を理解してもらい、設置を中止して頂けるようにしたい」と話していた。

YOMIURI ONLINE 読売新聞 蒜山高原太陽光発電やめて(2014/08/30)

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ニュース | コメント:(2) | トラックバック:(0) | 2014/09/01 23:23
コメント:
竹の子原でも
三木ケ原に隣接する竹の子原にも建設計画が。九州電力など5電力会社が、受け入れ停止の表明をしたことから、中国電力管内への駆け込み申請ですね。
自然景観保全と、再生エネルギー普及がバランスした施策がのぞまれます。
Re: 竹の子原でも
苦楽園7778さん、コメントありがとうございます。

> 自然景観保全と、再生エネルギー普及がバランスした施策がのぞまれます。

おっしゃるとおりですよね。一番いいのは蒜山(および近郊)でメガソーラーを計画するならこちらをどうぞと、あらかじめ環境・観光・近隣の住民に悪影響が少なそうな土地を用意して誘致をするのがいいのでしょうね。

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