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感染者が岡山県にも:デング熱

8月末から徐々に東京の代々木公園を訪れた人以外にも「デング熱」の感染者が広がりつつあります。

日本国内が感染源となる感染は約70年ぶりということなのですが、現在は代々木公園以外でも、同所から約1km離れている新宿中央公園で感染したと思われる人や、千葉市内から1ヶ月は出ていないという男性の感染者も出てきており、その範囲は拡大している模様です。

感染源とみられる代々木公園やその周辺の新宿御苑などが現在は閉鎖され立ち入り禁止の処置がとられていますが、70年もの間、国内が感染源となることがなかったことと、人から人への感染はないことから若干対応が遅れ気味となってしまったのでしょうか?

日本脳炎などの蚊を媒体とする感染症は近年はすっかり激滅しており、蚊の発生源となる藪や水たまりへの対処が滞り気味になっていたことも感染源拡大の一因と思われます。

東京から遠く離れた岡山県でも、東京から倉敷市へ帰省した代々木公園を訪れたことのある男性が圏内で発症(9月2日)。
それ以後は岡山県内での感染者の情報がないことから、この男性が帰省してから彼の血液を吸った蚊によるテング熱の拡散というような事態にはなっていないようです。

ただ、あくまでも“現在表に出ている情報では”ということなので、岡山県内は完全に安全と油断せず、自体が完全に鎮静化するまでは普段から出来るだけ蚊に刺されるようなことがないよう気を付けましょう。

ニュースで話題になっているので「デング熱」という蚊を媒体とした感染症の存在はみなさんご存知の事と思いますが、ではどのようなものなのかということは詳しくは知らない方もいらっしゃるかと思います。

デング熱とは、蚊を媒介としたデングウィルスの感染症のことで、非致死性の熱性疾患であるデング熱と、重症型のデング出血熱やデングショック症候群の二つの病態があります。
今回の代々木公園を感染源とするデング熱による死亡者のニュースは聞きませんので前者のタイプだと思われます。

デングウイルス感染症がみられるのは、媒介する蚊の存在する熱帯・亜熱帯地域、特に東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国などの気温の高い地域ではありますが、アフリカ、オーストラリア、中国、台湾に置いても発症しています。
全世界では年間約1億人がデング熱を発症し、約25万人がデング出血熱を発症すると推定されています。

日本国内では海外へ渡航したことがある人の感染例はあっても国内が感染源となることは近年はまったく無く、今回の事態は約70年ぶりとのことです。
日本脳炎のように豚のような増幅動物はおらず、完全に蚊→人→蚊→人という感染の流れなので、感染拡大のスピードは緩やかなようですね。

気になるデング熱を発症した時の症状ですが、感染3~7日後に突然の発熱で始まり、頭痛特に眼窩痛・筋肉痛・関節痛を伴うことが多く、食欲不振、腹痛、便秘を伴うこともあるようです。
また、発症後3~4日ほどで胸部・体幹から始ま る発疹が出現、やがて顔面や四肢にまで広がっていきます。
これらの症状はおよそ1週間ほどで消え、後に後遺症が残るようなことは無いそうです。

日本国内で媒介となる蚊はヒトスジシマカで、日本全体に存在しますが、寒さに弱く冬を越えることが出来ない為、10月下旬を過ぎるとほぼ心配は無くなります。
また、卵を介して次の世代にウィルスが持ちこされる例は報告がないので一冬過ぎたら新たに国内にウィルスが持ち込まれない限りは安心だと思われます。

もしも蚊に刺された覚えがあり、疑わしい症状が出たなら早めに最寄りの病院で診察を受けましょう。重症化する例は少ないですが、ないわけではありませんので早めの治療をしてください。

また、岡山県の様な自然の多い地方では感染源が出来ると、東京のような都会に比べて対処が困難となる可能性がありますので、デング熱患者が出たら早めに最寄りの保健所へのご連絡もお忘れないようにお願いします。

厚生労働省|デング熱について

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ニュース | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/09/10 23:17
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