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鏡野町ってどんなところ?

平成17年、苫田郡の4つの町「鏡野町」「奥津町」「上斎原村」「富村」が新設・合併をして新たなる鏡野町として誕生しました。これにより現在は苫田郡は鏡野町のみとなっています。

鏡野町町は岡山県の北端のほぼ中央にある縦に長い町で町の北側に鳥取県の三朝町と鳥取市が隣接しています。東側と南側は津山市と接しており、西側は真庭市と接しています。
山陰地方と山陽地方の中間、そして関西圏と広島との中央にも位置していて、山陽と山陰の主要都市を結ぶ地域となっています。

鏡野町の南部は津山盆地の西端となっていて、鳥取県との県境のある北部から中央にかけては中国山脈の一角になっていて、1000m級の山岳地があります。
町の北部から南にかけて、岡山三大河川のひとつ「吉井川」が流れ、津山市へと流れ込んでいます。
町の大半を山林が占めている鏡野町ですが、津山市と接する南部では平地もあり、農業が盛んに行われ多くの人が暮らしています。

気候は夏季と冬季の気温差が大きい内陸型気候となっています。冬季は降雪・積雪もありますので、自動車利用の方は冬タイヤは必須、北部の山岳地では滑り止めチェーンも必要です。


主な産業は米・野菜・果樹をメインとした農業と林業です。院庄インターから近く、遠方からのアクセスが良く、平地も多い南部では商工業も盛んで、地場産業や誘致企業が創業しています。
また、温泉・スキー場・キャンプ地などの観光資源を活かした観光戦略も活発に推進しています。


交通の面では、国道179号線が鳥取県から鏡野町を縦断し、津山市を東西にとおる国道181号線に繋がっています。また町の中心部北側を大規模農道が東西の交通を助けています。中国自動車道 院庄ICが津山市との境付近にありますので関西圏などの他の地方へのアクセスも悪くありません。
鏡野町には鉄道は無く、最寄駅はJR姫新線 院庄駅となります。その分バス路線や乗合タクシーが充実していて、主要な幹線道路はほぼカバー、自家用車を持たない人の生活利便性を助けています。
※ただし、都会のように本数は多くありません。


通信インフラの状況ですが、旧奥津町エリア・旧富村エリアでは、光ファイバーまたは同軸ケーブルを使用したインフラ整備がほぼ全世帯で実施されています。鏡野町の中心部となる旧鏡野町エリアでは「テレビ津山」により、CATV方式の情報通信網整備がなされています。
旧上斎原村エリアでの有線による情報通信は、残念ながらベストな選択肢がISDNで、インフラの整備が急務となっています。現状では「田舎の通信インフラ状況」で紹介している携帯電波を利用した通信インフラに頼ることになりそうです。

 
主な観光は「奥津温泉」とその近くの紅葉美しい「奥津温泉峡」、恩原高原のキャンプ場とスキー場、露天風呂や温水プールがある「かみさいばら温泉」、標高700mの雄大な自然のロケーションが素晴らしい「のとろ温泉」、日本古来の“たたら製鉄”遺跡が残る旧富村の「たたら展示館」と「鍛冶屋谷たたら遺跡」、古き山村農家が残る「越畑ふるさと村」などがあります。

特産品には、「ひらめ」(“アマゴ”のことをこの地域では“ひらめ”と呼びます)、辛さの中にほのかな甘みのある「姫とうがらし」とその加工品(主に調味料など)、糖度が高く甘い「フルーツトマト」、「しいたけ」、高い香りと深い味わいの「くまざき茶」と「中谷茶」、そしてビタミンなどの栄養素が豊富な「ハチミツ」があります。
全国的に知られる山田養蜂場も鏡野町にあります。


鏡野町での田舎暮らしですが、南部では県北主要都市の津山市が近いので比較的便利な田舎暮らしが可能です。
農地も多くありますので農地付物件が出てくる可能性も低くありません。
旧奥津町エリアや旧上斎原村エリアなどの町北部は山岳地で交通の便もお世辞にも良いとは言えませんが、大自然の中で暮らしたい方にはピッタリですね。ただこのエリアは冬季には積雪がありますので、車利用の場合はスタッドレスタイヤと滑り止めチェーンが必要です。
旧富村エリアは大半が日本の山村の原風景と言ったイメージで、若干の不便はあるものの北部エリアほどの降雪はないので、雪が苦手でしたらこちらのエリアがいいかもしれません。

「鏡野町」

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○○ってどんなところ? | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2011/06/30 17:54
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