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井原鉄道井原線

井原線(いばらせん)とは、岡山県総社市の「総社駅」から広島県福山市神辺町の「神辺駅」迄を結ぶ井原鉄道株式会社が運営している鉄道路線で、総延長は41.7kmあります。

井原鉄道 井原線

総社市の「総社駅」「清音駅」、倉敷市の「川辺宿駅」「吉備真備駅」「備中呉妹駅」、矢掛町の「三谷駅」「矢掛駅」「小田駅」、井原市の「早雲の里荏原駅」「井原駅」「いずえ駅」「子守唄の里高屋駅」、そして広島県福山市の「御領駅」「湯野駅」「神辺駅」、以上15駅があります。
その内の「総社駅」―「清音駅」間はJR西日本の伯備線との共用区間で両駅で伯備線への乗り換えが、「総社駅」では吉備線(桃太郎線)への乗り換えが出来ます。
広島側の「神辺駅」ではJR西日本の福塩線への乗り換えが出来るのですが、1日3便が「神辺駅」から福塩線を利用して直接JR西日本の「福山駅」まで乗り入れています。通勤通学等の急ぎ客の多い時間帯等で乗り換えが必要無いのは利用者の利便性に沿った良い運営ですよね。

平成11年(西暦1999年)1月11日の11時11分11秒(何と完璧な1並び!)に開業し、平成31年に20周年を迎えて記念イベントが行われました。
井原線で使用されるIRT355形

ところで平成11年に開業した井原線ですが、井原鉄道のHPによりますと昭和26年(西暦1951年)に“国鉄吉備線を福山まで延長し、その沿線の産業、経済、交通、文化の画期的な発展を図るため、関係市町村が、岡山・福山間国鉄吉備線延長期成同盟会を結成し建設促進運動を始めた”のが発端です。
その後、昭和32年に鉄道建設審議会において調査編入された際に名称が井原線となり、昭和41年に国鉄新線として着工するも国鉄再建のあおりを受け昭和55年度に建設予算が凍結、路線工事の約5割が完成したところで工事休止となってしまいました。

しかしながら井原線は“岡山県西南圏域”と“広島県備後圏域”を結ぶ都市間旅客輸送路線として、両地方間の交通条件の画期的な改善と沿線地域における産業、経済や観光等地域の振興発展に極めて重要な役割が期待できる為、昭和61年に岡山、広島両県と関係12市町村が主体となって民間及び関係団体の協力を得て井原鉄道株式会社を設立。昭和62年に工事施工認可され同年12月に起工式が行われ、足かけ48年!平成11年1月に晴れて開業することが出来たのでした。

橋脚の地域PR絵画

井原線の橋脚には各地域をPRする絵が描かれているのですが、これは倉敷真備ライオンズクラブの「井原線橋脚に絵を描こう」という事業で、井原鉄道と交渉し青少年育成に役立てようと吉備真備駅に近い真備中学校と川辺宿駅に近い真備東中学校に声を掛け、平成17年(2005年)に橋脚をキャンバスにして地域をPRする大きな絵画を描いてもらったもの。当初は17年単年の企画っだったのですが地域からの大きな反響があり継続事業として平成20年(2008年)から再び取り組むこととなりました。

ところが平成30年7月の西日本豪雨により真備町を東西に流れる小田川とその支流の末政川・高馬川で堤防が決壊、真備町は広範囲で冠水して浸水面積は町の四分の一、4600世帯が被災、市町村単位では最も多い51名の命がお亡くなりになってしまう大災害となり事業は一旦中断。
一年後の平成31年7月14日に再開し8月完成の予定のところ、当初の予定よりもかなり早く7月26日に完成、8月20日に完成式をされたそうです。



井原鉄道


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鉄道 | トラックバック:(0) | 2020/05/27 10:34