ヒマワリ

人の身長よりも大きく高く成長し、大きな花を咲かせるので圧倒的な存在感がありますよね。
ヒマワリを漢字で書く場合に、「向日葵」と書いて“ヒマワリ”と読ませることが一般的になっていますが、正しくは「向日葵」は“コウジツキ”と読みます(意味はヒマワリです)。
これは漢名であって、正確な日本語の漢字表記は「日回り」ですが、「向日葵」と表したほうがイメージ的に近いですね。
皆さんご存じのとおり、ヒマワリには“向日性(こうじつせい)”という性質があります。
朝は東を向いていて太陽の移動に合わせて首を振り、日没時には西を向くことを向日性と呼び、「日回り」という名称はこの向日性からきています。
意外かもしれませんがヒマワリに向日性が見られるのはツボミまで。花が咲き始めるころから西への動きが鈍くなっていき、最終的にはほぼ東に向いているようになります。
※太陽光を遮るものがあったり、複数の花を付けている場合は必ずしも東に向いたままとは限りません。
ヒマワリには「日輪草(にちりんそう)」「日車(ひぐるま)」という別名もありますが、いずれも向日性を表していますね。ちなみに英語名の「Sunflower」は、花の見た目が太陽のようなことからきているそうです。

一見して花びらに見える外周にある花が「舌状花(ぜつじょうか)」。この一枚一枚が独立した花なのです。
舌状花の内側、円状にビッシリと並ぶ小さな筒状のモノが「筒状花(とうじょうか)」で、外周から中心に向けて順番に小さな花を咲かせ、その後に種が出来ます。
花の拡大写真を掲載しています。大きな画像で見るとそのことがよく解ると思います。
(サムネイルをクリックで別ウィンドウに大きな画像が表示されます)
種撒きをするのは4月末から5月中旬。
ヒマワリは陽当たりの良い場所を好みますし、向日性を見るためにも一日中太陽が当たるような場所に植えましょう。風通しの悪いところだと病害虫が付きやすくなるので周りに障害物が無い場所がいいですね。
ヒマワリは養分を吸収する力が強いので、ある程度肥えた土なら肥料なしでもよく育ちます。すぐ近くに違う花等を植えるとそちらに養分が行かなくなるので、少し距離を置いたほうがいいですね。
水は土が乾燥したらあげてください。常にジメジメした多湿状態の土は好ましくありません。
また、カリウムなどと共に性質が似ている放射性セシウムを吸収する性質があることから、放射能汚染された土地に植えて除染の助けとすることもあるとのこと。
ヒマワリの種はリスなどの餌になりますが、日干ししてフライパンで軽く炒るだけで人間も食べることが出来ます。種の太い方を指でつまんで尖った方を前歯でカリッと噛んで種を割って扇状に開きます。そして舌で種の中の実を舐めるように取り出して食べます。コツをつかむのにちょっと時間が掛かるかもしれません(外側の殻は捨てましょう)。ほんのりとした甘味と香ばしさがありますよ。
ヒマワリの種にはビタミンE・鉄分・ミネラルがたっぷりと含まれていて高タンパク・低脂肪なヘルシーフードですよ。
ヒマワリの種からは食用油を採ったり、その絞りカスで石鹸の原料にしたりもする以外にも、近年ではバイオディーゼル用の燃料としての研究が進められているそうです。
日本各地にヒマワリを地域の特産品として栽培・加工しているところがありますが、岡山県でも笠岡市の「笠岡ふれあい空港」に100万本のヒマワリが栽培されている「ひまわり畑」があります。昨年はヒマワリの見ごろの8月に『ひまわりカーニバル』が開かれました。今年は10月で開港20周年を迎えるため、10月に昨年以上の規模でカーニバルを行うそうですよ。(しかし10月だとヒマワリは?)
「笠岡ふれあい空港」
スポンサーサイト
私は、岡山県の備前市にあります株式会社あいたいようの大平と申します。
弊社は、岡山県の情報の提供と、特産品等の販売サイト【webshopあいたいよう】を運営しております。
突然で驚かれたと思いますが、この度岡山県のブロガーの方を対象とした
『ブログで繋ごう岡山の輪』としまして、当サイトのTOPページにてブログを紹介しております。
岡山県民、また県外にお住まいの岡山出身の方に対して、イベント情報・いいもの情報・おすすめ店等の情報を
発信していく事で、岡山を活性化していこうというコンセプトです。
詳しくは、下記のURLよりご確認下さい。
ブログ更新のノルマも掲載料金等も一切かかりませんので、お気軽にご参加頂ければと思います。
あなたのブログで、・イベントが大成功だった。・お客様が増えた。・商品が売れだした。
等の、こんなお声がたくさん聞けるといいなぁと思います。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。
お問い合わせ先:info@i-taiyou.com
岡山ブロガー募集URL:http://www.i-taiyou.com/html/page10.html