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倉敷市ってどんなところ?

白壁の町で知られる倉敷市は、昭和42年旧倉敷市・旧児島市・旧玉島市が新設合併、平成17年の平成の大合併が行われた際に、旧船穂町・旧真備町を編入合併し、現在の倉敷市となっています。

岡山県の南部、ほぼ中央(若干だけ西にずれた位置)にあります。
南部の玉島エリアと児島エリアと水島エリアは瀬戸内海に面しており、南東部の児島エリアの東側に玉野市が隣接しています。その北側の東部は、岡山市中区と北区とで早島町を挟み込むように隣接しています。北部は総社市と、西側北部は矢掛町と、西側南部は浅口市と接しています。

倉敷市は平野の多い地形で、児島エリア以外はほとんどが比較的平坦な地形となっています。
倉敷市南部には児島・亀島山・玉島・連島など“島”が付く地名が多いのですが、これは過去にはそれぞれ独立した島だったものを干拓によって地続きにした名残です。

瀬戸内式気候で温暖で雨が少ない地域で、夏には猛暑や熱帯夜となることもありますが、市のほぼ中央を岡山三大河川のひとつ高梁川が南北に流れて瀬戸内海まで流入しているので、水資源に困ることは滅多にありません。
冬季の積雪や路面凍結などは滅多になく、県北部へ出かける用事が無いなら冬タイヤは無くても大丈夫でしょう。

自然災害については、岡山県全域に言えることですが地震は非常に少なく、揺れても震度3よりも大きな揺れは記録上みられないようです。
台風は、南側は四国山地が壁になり、北側は中国山脈が壁になるため直撃を受けることは稀です。しかし大雨により高梁川が増水した際、平野部が水害を受けることが多々あったのですが、現在は用水路などの整備が進んで大きな被害は滅多に受けなくなりました。


倉敷市は白壁の町並みが美しい美観地区で知られていますが、大阪に次ぐ西日本を代表する工業都市でもあります。また、東に隣接している岡山市の衛星都市的な面も持ち合わせています。


交通の面ですが、国道2号線・山陽自動車道が東西に走り、国道429号線と430号線が南北を結び、瀬戸中央道が倉敷中心部で山陽道に接続されていて、倉敷市南部及び瀬戸大橋経由で四国とを結んでいます。
道路は全域に渡ってよく整備されていて車での移動に不自由は感じないでしょう。
鉄道では東西を山陽新幹線と山陽本線が繋いでおり、倉敷市西部の新倉敷駅には新幹線も停車します。
北方面を伯備線、南部の水島エリアには水島臨海鉄道、岡山市発の宇野線が早島町経由で茶屋町エリアに入って瀬戸大橋線に分岐、児島エリアを通過して瀬戸大橋経由で四国まで繋いでいます。
県北部に比べると公共交通機関が発達していて便利ではありますが、自家用車があったほうが便利なことに違いはありません。

インターネット環境整備は非常に進んでおり、ほとんどのエリアで光回線・ケーブルTV・ADSLのいずれかを利用できます。(一部例外もあるようですが)


主な観光地に白壁の町「美観地区」、その中にある「大原美術館」「アイビースクエア」、倉敷を代表する桜並木の名所「酒津公園」、瀬戸大橋を見下ろす絶景スポット「鷲羽山」、昔の漁港の町並みが残る「下津井町並み保存地区」などがあります。
特産品には、銘菓「むらすゞめ」、ジーンズのメッカ児島の「ジーンズ」、イ草製品、主な農産物にマスカット・オブ・アレキサンドリア、桃、ゴボウ、レンコンなどがあります。


田舎暮らしとしての倉敷市ですが、北部の真備エリアなら山や農地もあって田舎っぽい雰囲気があります。
平地部分はかなり開発されていて建物が多く、のんびりと田舎暮らしという感じではありません。
海好き(海釣り)さんならば下津井などの漁港近くがいいですね。瀬戸内海の幸を満喫する海そば暮らしができいますよ。


「倉敷市公式ホームページ」

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○○ってどんなところ? | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2011/08/03 19:13
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