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津山弁講座:単語【つ・て・と】

【つ】【て・で】【と・ど】で始まる単語を例文とその翻訳、解説付きで紹介しています。

【つかぁさい】~してください:丁寧語

例)「こらえてつかぁさい。」
訳)「勘弁してくださいよ。」

津山弁では数少ない丁寧語です。
ジジ臭く感じるせいでしょうか?若年層が使っているのを聞いたことがないですね~。


【つむ】髪の毛や爪など、生えているモノを切って短くすること

例)「頭つんだん?におーてるがー。」
訳)「髪切ったの?似合ってるよー。」

“摘む”とは違います。
この“つむ”は中国地方・四国・九州などの西日本の多くの地方で使われているようですが、多くは“爪”限定なようで、岡山県のように髪の毛にも“切る”ではなく“つむ”を使うところは少ないようですね。
例題で髪の毛のことを“頭”と言ってますが、津山弁では髪の毛のことを頭と言うことは珍しいことではありません。これも方言の一種ですかね?(もちろん普通に“髪”とも言います)


【つむ】つまる、塞がる

例)「えらい車つんどる思ーたら、事故っとったわ。」
訳)「すごく車が渋滞してると思ったら、事故ってたよ。」

調べてみると、『詰む』=布地などの目が密になる。将棋で王将の逃げ場がなくなる。行き詰まる。とありました。また、関西や愛知などでも使われている言葉でもあり、近年あまり使われなくなった古い言葉が生き残っている地方で方言となっているようですね。


【つれなう・つれのうて】連れだって、行動を共にする

例)「えろぉ大勢でつれのうて来たんじゃなぁ。」
訳)「すごい大勢で連れだって来たんだねぇ。」

“つれのうて”と聞くと“ツレ(仲間)が無くて”というふうに勘違いされるかもしれませんが、実際にはその逆です。複数人が共にどこかに行くときに“つれなう”といいます。


【でーらい・でーろぉ・でーれぇ】ものすごい・ものすごく

例)「こりゃあでーらい大きいカボチャじゃなー。」
訳)「これはものすごく大きなカボチャだねー。」

津山弁には“でーらい”の他にも「どーらい(どーれぇ)」があります。
ちなみに「ぼっこう」は主に岡山県南で使われる言葉で、津山などの美作地方ではあまり使われません。


【てご】手伝い

例)「えかったら、ちーとてごぉしてつかぁさらんか?」
訳)「よかったら、ちょっと手伝ってくださいませんか?」

隣の県の鳥取や広島でも手伝いを「てご」というみたいですね。
津山弁では助詞で言葉の語尾が変化することがあります。
「てごを」「てごー(てごぉ)」
 例)「てごーしてんや」
 訳)「手伝いしてよ」

「てごに」「てげー(てげぇ)」
 例)「てげー来たけん」
 訳)「手伝いに来たよ」

「てごは」「てがー(てがぁ)」
 例)「たいぎぃけん、てがーせんで」
 訳)「めんどうだから、手伝わないよ」


【手にあわん】手に負えない

例)「あいつぁー強すぎじゃろー。手にあわんわ
訳)「あいつは強すぎだろう。手に負えないよ

自分の力量ではどうにも出来ない時に使います。
岡山県南部では似たような言葉に「じょんならん」というのがあるのですが、「手にあわん」と使い分がされています。自分の管轄外のことに関しては「手にあわん」、自分の管轄内(部下や家族など)の場合に「じょんならん」と言うそうですよ。
津山では特にそのような使い分けは無く、一律に「手にあわん」と言います。


【といつく】(腕を使って)ひっつく、しがみつく

例)「こけそうなったゆうて、私にといつきんちゃんなや。」
訳)「こけそうになったからって、私にしがみつかないでよ。」

似た言葉に「さばる」がありますが、「さばる」が手でつかまることに対して、「といつく」は腕を使ってつかまることをいいます。このふたつを混同して使っている人も見かけますが、厳密には別の意味です。
言葉は生き物なので、そのうち「といつく」「さばる」の使い分けはされなくなるのかもしれません。


【といい・とーいい】遠い

例)「そねーなといいトコから来たん?」
訳)「そんな遠い所から来たの?」

「とーいい」は、「といい」の強調語です。
津山弁では強調したいときに言葉を伸ばす例が少なくありません。
「ひとつ」を「ひとーつ」、、「おいい(多い)」を「おーいい」、「赤い」を「あーかい」、「ほせぇ(細い)」を「ほーせぇ」などなどです。


【トーチカ】アメリカザリガニ

例)「なーなー、トーチカ釣りして遊ぼーで。」
訳)「ねーねー、アメリカザリガニ釣りして遊ぼうよ。」

子供の頃は日常的によく見たものですが、社会人になってからは無縁の生物になってしまいました。
今も農業用水路とかにたくさん生息しているんでしょうか?


【どーらい・どーれぇ】ものすごい・ものすごく

例)「こりゃーどーれぇ重てーが。いったい何入っとんなら。」
訳)「これはすごく重たいじゃないか。いったい何が入ってるんだ。」

津山弁には「すごく」と言う意味の「えらい(えろぉ)」があります。
おそらく「えらい」の強調バージョンとして、「ど」+「えらい」=「どえらい」=「どーらい」となったのではないでしょうか?


【とりあう】相手をする

例)「お兄ちゃんにとりおーてもろーたん?えかったなぁ。」
訳)「お兄ちゃんに相手して貰ったの?良かったねぇ。」

上の例は、子供がお兄ちゃんに遊んで貰った状況での発言です。
この「とりあう」という単語、実は“相手をしてもらう”という状況よりも、“相手をしちゃだめだ”という状況で「とりおうちゃいけん」「とりあうなっちゃ」というふうに使われることが多いのですが、なぜでしょうか。

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津山弁講座 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2011/08/06 18:49
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