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カンゾー先生 【映画】

「カンゾー先生」 Amazon.co.jp「カンゾー先生」
1998年公開 / 東映 / 監督:今村昌平 / 脚本:今村昌平・天願大介
キャスト:柄本明・麻生久美子・ジャック・ガンブラン・松坂慶子・世良正則 他

坂口安吾の原作をもとに、「うなぎ」と同様に今村監督と実子の天願大介とで脚本を書いています。

映画の舞台は昭和20年、戦時中の岡山県玉野市の日比という海辺の町。

柄本明扮する“カンゾー先生”が海辺の町をひたすらに走るシーンが印象に残っています。
撮影当時は50歳くらいだと思うのですが、柄本さんのあの風貌のせいで60歳くらいに見え、季節が夏ということもあり「そんなに頑張って大丈夫?!」といらぬ心配しながら観てました(笑)。

この映画は、どんな病気でも「肝臓炎」としか診断しない町医者“赤城”が主人公。町の人々から「カンゾー先生」と呼ばれる“赤城”は、なんでもかんでも肝臓炎と診断するヤブ医者のように思われているが、実はある信念を持っており、それがゆえの肝臓炎との診断をしていたのです。
基本この映画は喜劇で気軽に見始めていいのですが、そのストーリーの裏にはすごく大切な何かが描かれています。それについては映画を観て感じ取ってもらえばいいので、余計なことは書かないで置きますね。

それにしてもヒロインのソノ子役の麻生久美子さんが素晴らしい!
その美しさもモチロンですけども、まったく飾りけのない自然体なソノ子を実にナチュラルに演じています。岡山弁もあまり違和感がなかったですしね。


舞台の日比の町は、現在は昔の面影が残る風景が少ないため、今も古き町並みが残る瀬戸内市の牛窓で撮影が行われています。
映画に出てくる町並みはほぼ現在もそのまんま残っているので、牛窓に行く機会があれば散策してみるのもいいでしょう。撮影に使われた看板を残している商店があったりしますよ。
この牛窓の町並みは、古い建物がたくさん残っていて大変趣のある町並みです。この映画「カンゾー先生」のロケ地ということを差し引いても訪れてみる価値があるところです。


ところでこの映画、当初の完成バージョンの尺では3時間を超える長さだったとか。興行上の問題(尺が長ければ、一日の上映回数が少なくなってしまう)ために、配給の東映のほうから短くように要請されて、今村監督は断腸の思いで2時間9分に再編集したそうです。
今村監督曰く、「はじめの3時間バージョンのほうがはるかに面白かった」とのことで、そっちも是非観てみたいものです。おそらく不可能でしょうが…。
リドリースコット監督の名作「ブレードランナー」などのように何種類ものバージョンを観ることが出来る作品もあるわけで、何かの機会に3時間バージョンを発表していただけませんかね。

「カンゾー先生」予告編

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作品紹介 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2011/08/12 20:01
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