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JR津山線 建部駅 フォトレポート

JR津山線 建部駅 フォトレポート
JR津山線の建部駅はその駅名から分かるように、平成の大合併時に岡山市となった旧建部町にあります。
駅名に“建部”が付くので、旧建部町の中心部にあるように思われる方もおられますが、建部の中心部にある駅は「福渡駅」です。
福渡駅の周辺には役場をはじめとして銀行・郵便局・病院・商店などの生活関連施設がありますが、建部駅の周辺は小さな商店があるくらい。通勤・通学の時間帯にはそこそこの利用客がいますが、それ以外の時間帯になると人影もまばらです。

この建部駅は、明治33年(西暦1900年)に設けられた駅なのですが、その駅舎は開業当時のままの姿で現在にまで残っている希少な駅で、平成17年に登録有形文化財に指定されています。
また、駅舎横には駅員用の宿舎も残されていて、こちらも当時のまんまの姿です。駅員宿舎が現存しているのは非常に稀なのだそうですよ。

建部駅は駅舎の壁が落ちたりするなどの老朽化が目立ち、平成19年から20年にかけて大改修工事がなされたのですが、新建材などは使用せずに当時の面影を残す工事がなされました。唯一、セメント瓦葺きだった屋根が普通の瓦へと変更されていますが、これはセメント瓦は現在ほとんど生産されておらず入手困難なことと、普通の瓦に比べて耐久性が劣るための処置です。

建部駅 近景
建部駅の正面側。
木造の駅舎であるだけでなく、窓枠もアルミサッシなどは使用されていません。基礎部分は花崗岩で囲まれています。
多くの駅舎は文明の発展に伴い、その時代時代の技術を取り入れた改修をしているのに、一世紀以上前と変わらぬ姿が今も残っているのはちょっと驚きです。


駅名看板
建部駅の駅名看板。
なんと手書きです!“駅”の字が“驛”となっていますので、これも開業当時のまんまなのでしょうか?
達筆…とはちょっと違う気もしますが、すごく味わいのある筆遣いですね。


駅舎内
駅舎内部。
内部も木と漆喰で仕上げられており、ノスタルジーを誘います。
平成10年7月から無人駅となってしまったため、窓口にはブラインドがかかっていますが、切符販売窓口も小荷物用の窓口も昔のまんま残されています。
小荷物用窓口の上には「登録有形文化財」の標識とその説明が書かれたものが掲げられていました。


建部駅 構内
駅構内。
ベンチも木製です。表側の手書きの駅名看板に対して今風の駅名看板が。
しかしそれ以外はこちら側も当時を偲ばせる造りのまんまですね。


列車通過
写真を撮っていると列車が。
停車したところを撮ろうと思ったのに、急行だったようで凄いスピードで通り抜けて行きました。
残念~。

ところで、今村昌平監督の1998年の映画「カンゾー先生」は全編岡山ロケがされ、大半は瀬戸内市の牛窓で撮影がされたのですが、今村監督がこの建部駅の駅舎をいたく気に入りロケが行われました。
建部駅の駅舎内には料亭の女将トミ子に扮した松坂慶子さんの写真が飾られていますよ♪

「おかやまの文化財」 JR津山線 建部駅
岡山県岡山市北区建部町中田 【地図】

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鉄道 | コメント:(2) | トラックバック:(0) | 2011/08/19 19:34
コメント:
建部駅を見に行きます。
JR津山線の建部駅(登録有形文化財)は今度53号線を
通った時は、寄ってみたいと思いました。
建部駅の松坂慶子にも会ってみたいものです。
伯備線の美袋駅も登録有形文化財です。
暖かくなったらスケッチもいいなと思ってます。
Re: 建部駅を見に行きます。
> JR津山線の建部駅(登録有形文化財)は今度53号線を
> 通った時は、寄ってみたいと思いました。
> 建部駅の松坂慶子にも会ってみたいものです。

松坂慶子さんの写真は大きいものではなく、しかもモノクロです。
別に加工写真ではないのでしょうが、松坂慶子さんだと知らなければそうだとは気付かない若々しさ(失礼)。
でもとても美しいので一見の価値はあります。
建部駅は本当に趣があってノスタルジーを呼び起こす建物です。絵のモチーフには最高の素材だと思いますよ。

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