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津山弁講座:単語【さ~】

【さ】で始まる単語を例文とその翻訳、解説付きで紹介しています。

【さばる】握る・掴む

例)「なんぼきょーてぇーゆうて、そねぇにきつうさばんなや。」
訳)「いくら恐いからって、そんなにきつく掴むなよ。」

手で握ったり掴んだりすることを言いますが、簡単に動かせないモノが対象で、簡単に持ち運べたり出来るモノに対して“さばる”は使用しません。何かに摑まる場合に使用します。
似たような言葉に“といつく”がありますが、こちらは手だけではなく、腕や体全体を使ってしがみつく場合に使用します。


【さぶい・さっぶい】
例)「うー、さびい~。今日はでーらいさっぶいなぁ。」
訳)「うー、寒い~。今日はすごい寒いなぁ。」

“さびい”もしくは“さっびい”とも言います。
標準語で“寒い”って言うよりも“さぶい”と言った方が寒そうに聞こえるのはふだん使い慣れている地元民のだからなんでしょうかね?
“さっぶい”は“さぶい”の強調語です。
津山の言葉では、言葉を強調したい時に、“弱い”を“よーわい”と伸ばす場合と、この“さっぶい”のように跳ねる場合があります。
“さぶい”も“さーぶい”と伸ばして強調する事もありますが、すべての単語が伸ばしたり跳ねたりするわけではありません。これに法則があるのかないのかはまだ研究中(笑)です。

<<跳ねて強調する単語の例>>
大きい=おっきい
小さい=ちっさい・ちっちぇえ
暑い(熱い・厚い)=あっつい
高い=たっかい
汚い=きったねぇ
固い=かったい


【サブサブ】鳥肌

例)「見てみい、サブサブ出たがな。」
訳)「見ろよ、鳥肌出たじゃないか。」

“ぞんぞが立つ”とも言います。
しかし“ぞんぞ”とは本来は“悪寒がする”ことを言い、悪寒がすると鳥肌が立つことがあることから転じて“ぞんぞが立つ”ということがあるみたいです。
ですから“ぞんぞがする”は“悪寒がする”であって、この場合は“鳥肌”は無関係です。


【サラ】新しい・新品

例)「茶碗割れたけん、サラの使いんちゃい。」
訳)「茶碗割れたから、新品のを使いなさい。」

標準語でも新しいことを“まっさらな”とか言いますよね。
関西でも“サラピン”とか言うようですね。


【さらえる】容器や決められた範囲内の場所から物を全て取り除くこと

例)「食べ残さんと、キレイにさらえにゃーいけんで。」
訳)「食べ残さないで、キレイに全部食べないとだめよ。」

岐阜県南部の美濃地方の言葉=美濃弁でも同じ意味の“さらえる”が使われているそうです。

津山市には「美濃町」というところがあります。
ここは“美濃職人”を呼び寄せて住まわせていた町で、当時はそのまんま「美濃職人町」と言われていましたが、いつしか「美濃町」と略されるようになり現在に至ります。
おそらくですが、“さらえる”は美濃職人の美濃弁が津山に広まり、いつしか津山弁となったのではないでしょうか?

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津山弁講座 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2011/08/22 18:42
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