湯郷温泉 フォトレポート

岡山県には多くの温泉がありますが、なかでも県北部にある「湯郷温泉」「湯原温泉」「奥津温泉」は“美作三湯(みまさかさんとう)”と呼ばれています。
そのうちの美作市にある湯郷温泉は、2012年に開催されるロンドンオリンピックの女子サッカー・アジア最終予選に向けて“なでしこJAPAN”が強化合宿を行ったことで全国的に知名度が一気に上がりました。
なでしこJAPANの公開練習の観客数は、8月22日から27日の合計で延べ3万2600人。なんと美作市の人口3万2479人を超えています!なでしこ効果で湯郷温泉には予想以上の経済効果があったようですね。
これでオリンピックでもなでしこJAPANが活躍すれば、“なでしこゆかりの地:湯郷”として、また女子サッカー人気が高まることで、宮間選手と福元選手が所属する、なでしこリーグの「湯郷ベル」の応援に当地を訪れる人が増えることでしょうね。

美作市内を流れる吉野川にかかる「ゆ~らぎ橋」。
、決められた時間ごとに噴水が20分間噴出され、白鷺(しらさぎ)が翼を広げた姿を表します。
夕刻以降は赤・青・黄の三色でライトアップされ幻想的な雰囲気を楽しめますよ。

「観光案内所」です。
湯郷温泉や美作市内の観光案内パンフレットなどが置かれているほか、美作土産や岡山土産も販売されています。
地続きになった右側には、「現代玩具博物館・オルゴール夢館」がありますよ。


湯郷温泉街の町並み。
古い建物や新しい建物が混在しています。空き家もチラホラ見受けられますが、そんな古い建物が逆に情緒を醸し出しています。
温泉街には付きもののアダルトなお店も過去にはありましたが、現在は看板が残っている程度。夜のお楽しみはスナックなどの酒場だけです。

「円仁法師像」。
湯郷温泉は、白鷺が足の傷を癒しているのを見た円仁法師がいで湯を発見したことに端を発していると伝えられています。ゆえに湯郷温泉は別名「鷺ノ湯」とも呼ばれ、現在でも共同浴場に「鷺温泉」と名付けられています。

前述の「鷺温泉」近くに設けられた足湯「ふれあいの湯」。
誰でも気軽に利用できるのがいいですね。


湯郷温泉の源泉が湧き出る「塩湯社」。
足湯のすぐそばにあります。湯の神様が奉られているんだそうです。これとは別に少し離れた高台に「湯神社」が設けられています。
「源泉地」と刻まれた岩の頭からチョロチョロと温泉が湧き出ていますよ。



「湯神社」に向けて階段を上ると正面にある「薬師堂」。
湯郷温泉では多くの建物が改築されたり新しく建てられたりしているものが多いのですが、この建物は昔のまま残されていますね。
薬師堂の左手に「円仁法師像」が。
その奥側には「湯郷温泉資料館」の看板がある建物もありますが、南京錠が掛かっています。
最近使っていないんでしょうか?ところどころにクモの巣も。

「湯神社」
建てられたのは寛永元年(1624年)で、老朽化が激しいために2009年に改築されました。
鳥居も狛犬も神社そのものもマダマダ新しいですね。こういうモノはちょっと古びたほうが御利益がありそうに感じるのは自分だけでしょうかね?
写真奥に見える鳥居には「天満宮」と書かれており、階段を上った左手に小さな祠が奉られています。
こちらは鳥居こそ新しいのですが、祠は歴史を感じさせるものでしたよ。

「湯郷温泉観光マップ」。
湯郷温泉周辺の宿・店舗・施設が詳しく紹介されています。PDFデータですので自宅でプリントするのにいいですよ。
岡山県美作市湯郷 【地図】
「岡山県/湯郷温泉-旅館組合のホームページ- 」
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