時間短縮・自然満喫! やまなみ街道

“やまなみ街道”という名称のとおり、全区間が山を切り開いて造られた道路で、2期区間に先駆けて開通していた1期区間と呼ばれる津山市から久米南町までの区間はほぼ山の上を通過するので、ときおり爽快な風景を眺めながらの走行となります。
長い直線を緩やかなカーブで結んで造られている感じです。
2期区間は、久米南町から赤磐市までなのですが、こちらは山を削って造られている区間が多めです。
1期区間と比べると山の中で、カーブも多めな印象ですね。
広域農道=バイパスということで、津山市から久米南町や赤磐市へのアクセスを大きく改善してくれているのですが、どの程度改善されたか数字で見てみましょう。

津山ICから弓削駅(久米南町)までの距離を比較してみます。
国道53号線経由だと約23.17kmに対して、やまなみ街道を使った場合、約22.85km。あれ?
例2)
津山駅からドイツの森(赤磐市)までの距離を比較してみます。
国道53号線で旧建部町(岡山市北区)から赤磐市に向かうルートだと約31.16kmで、やまなみ街道で行くと約31.80km!
えええ~っ?全然距離の短縮になっていませんっ!
ちょっと意外な結果でしたが、でも実際に走ってみると間違いなく時間の短縮ができるんです。

例1)
津山ICから弓削駅
国道53号線経由では26個、やまなみ街道経由では7個の信号機。
例2)
津山駅からドイツの森
国道53号線経由では25個、やまなみ海道経由では8個の信号機があります。
明らかに大きな違いが出ましたね。時間短縮できる理由はこれなんです。
それに加えて、道幅が広くてキツいカーブが少なく一定の速度で走り続けられること、交通量が非常に少なくストレスのないドライブが可能なこと。
道中にはコンビニや商店はおろか自動販売機がなく、休憩所になるような場所もないので一気に走りきるためロスタイム無く完走することになるのも時間短縮に貢献していると言えます。

「広域農道 やまなみ街道×3倍速」
赤磐市側からスタートして津山市でゴール。やまなみ街道の前後の道路も少し入っています。三倍速なので体感速度は150km以上かも?
最後JR姫新線の踏切待ちで、一両編成のディーゼル列車が通過して終わるのが味があっていいですね。
スポンサーサイト
コメント: