血洗いの滝フォトレポート

赤磐市是里の山頂の農村型リゾート施設「リゾートハウスこれさと」から3km足らず。
吉井高原の原生林の中にこの滝はあります。

「血洗いの滝」とは何とも不気味なネーミングです。この由来は滝の駐車場横にある看板に書かれていました。
それによりますと、出雲で大蛇を退治したスサノオノミコトがこの滝の水で剣についた血を洗い流したという伝説から「血洗いの滝」と名付けられたそうです。
『出雲=山陰から剣を洗わないままで、ここまで遠路はるばる旅をしてきたのか?』とかのツッコミは無しでお願いします(笑)。

駐車場横に滝の案内看板があります。
矢印に従って約100mほど林道を歩くと右に滝の下流へ降りて行く道があります。

降りて行くと鳥居があり、横の石碑に「血洗瀧神社」と書かれています。
滝はこの神社奥にあります。


滝壺から流れてくる川に架かる橋。滝の左側へ行くにはこの橋を渡りましょう。
この建物はお社ではありません。この少し奥に祠が奉られていますのでそちらにお参りしましょう。


滝壺から流れてくる川の右手に奉られている祠と、その奥の滝すぐそばに建てられている石碑。
石碑には、『御剣をあらいうんぬんかんぬん…』と刻まれています。

血洗いの滝
高さは約11mと大きな滝ではありませんが、年間を通して水量が少なくなることは無いそうです。
うっそうとした原生林の中で、木漏れ日はありますが日中にも拘わらずかなり暗いからか、はたまた名称のせいなのか、独特の荘厳な雰囲気を感じます。
訪れたのは陽射しの強い日中でしたが、かなり涼しかったですよ。


見えていませんがこの滝は二段になっています。滝の横をよじ登らないといけないみたいなので今回は見送り。
最後の一枚はクリックすると特大サイズで写真を表示します(880px×1173px:277KB)。
少しでもこの滝の雰囲気が伝わるといいのですが。
「血洗いの滝」
岡山県赤磐市是里 【地図】
駐車場:有
スポンサーサイト
コメント: