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勝央町ってどんなところ?

平成の大合併で勝田郡の四つあった町のうち勝北町が津山市に編入し、勝田町が英田郡の美作市などと合併して美作市となりましたが、勝央町と奈義町はどことも合併をせず、現在勝田郡はこの二つの町だけで構成されています。
かつては“勝央”という地名は無く、町の発足時に“勝田郡の中央”にあることから「勝央町」と命名されたそうです。

勝央町は、岡山県北にあるあまり大きくは無い町で、北側に奈義町、東側から南にかけて美作市、南西に美咲町、東側に津山市が隣接しています。
中国山地(山脈では無い)の南部あたりにあり、町域の大部分が山林や丘陵地になっています。

気候は他の岡山県北エリアの町と大差は無く、夏はそこそこ暑く冬は時折雪も降り、何回かは数cm程度の雪化粧をすることもあります。また冬季の早朝は路面凍結するところもありますので、車を利用する人はスタッドレスタイヤが必要となりますが、スノーチェーンが必要なほどではありません。

勝央町の産業は、昔から盛んだった農業と、大手企業が進出している工業団地による工業がメイン。
農業の特産品は、「黒大豆」「白桃」「栗」「ブドウ(ニューピオーネ)」「ハウス梨」「米」が盛んに生産され、他にも「里芋」「いちご」「しいたけ」「アスパラ」などの栽培も行われています。中でも稲作の転作作物として主要な生産物となった黒大豆は『勝央の黒大豆は日本一』と言われるまでになっています。
勝央町のネオ・パーク・勝央・勝央中核工業団地は、岡山県内の三番目に大きな都市・津山市に近く、中国自動車道を使えば関西圏へ二時間、広島県へは3時間の位置にあり便利な立地にあります。
主要な企業に「クリナップ」「大正製薬」「トステム」「日本ペイント」等がありますが、この工業での発展は勝央町に大きな経済を潤わせており、比較的小さな町であるにも拘らず平成の大合併時にどことも合併しなかった由縁です。

交通の面では、鉄道ではJR姫新線が町の中心部南側を通っています。中心部には「勝間田駅」、津山寄りに「西勝間田駅」が設けられています。他の公共交通手段には“美作市営バス”が勝央町にも乗り入れていますが、自家用車・オートバイ・自転車がないと中心部から外れたところでは不自由でしょう。
中国自動車道が町内を通過していますがインターチェンジは無く、最寄りの美作ICか津山ICを利用する事になります。(勝間田駅から津山ICへは約8.5km、美作ICへは約5.3kmです。)
高速バスを利用する場合は、勝央町役場の少し北側から中国道に設けられた高速バスの停留所へ登ることが出来ますよ。

生活の利便性ですが、中心部ならばスーパー・ドラッグストア・ホームセンターがありますし、コンビニエンスストアーも町内の数カ所にあります。ちいさな店舗なら家電店や書店などもありますが、大きな店舗は隣接する津山市か美作市へ出掛けることになります。しかし車で約10分~15分くらいですので、マイカーがあればあまり不便に感じることは無いでしょう。
前述の産業でも触れましたが勝央町は経済面で順調であり、町民は福祉面などでその恩得を受けることが出来るのは覚えておくべきことでしょう。

通信インフラ状況では、津山にある「テレビ津山」のサービスを受けることが可能で、ケーブルテレビを見る以外に快適なインターネット環境を整えることが出来ます。

田舎暮らしで考えてみますと、山林や丘陵の多い勝央町では里山田舎暮らしが楽しめます。
しかも勝央町は福祉面で優秀ですので医療や老後のことを考えますとオススメできるところだと言えます。
確かに交通の面ではマイカーが無いとちょっと不自由ですが、それはのどかな田舎ならば大抵の場所で共通のことですね。
自動車を利用されない場合は、中心部に程近い場所・バス停や駅が遠くない場所にある物件を探すといいでしょう。

「勝央町」

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○○ってどんなところ? | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2011/09/25 14:24
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