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古きものが愛されるワケ

“古くに作られた物=アンティーク・骨董”を愛する人がいます。古き物が使い続けられ、今に残されているには理由があります。

・使い捨てられる物と違い、作りがしっかりとしていて壊れにくい
・使いやすい
・飽きの来ないデザイン、作り手のこだわりが感じられる造形美
・時を経て変色した色合いが、使われてきた歴史を想いしのばせる

ヨーロッパには「安物を買えるほど金持ちではない」という言い回しがあるそうです。
“値段が安い物は簡単に壊れてしまうので、次々と買い換えることになる。多少高価になっても、永く使い続けることができる物を選び、大切に使い続けよう”という考え方、倹約の精神ですね。だからこそ、“ヨーロッパの家庭にはアンティークな家財・日用品がある”というイメージに繋がるのでしょう。


そんなアンティークな物に魅せられる人は多く、アンティークショップ・専門雑誌もありますし、アンティークの魅力を綴っている個人ブログも少なくありません。
「古道具ここち」

田舎暮らしと言えば古民家を想像される方は多いと想います。言ってみれば古民家もアンティーク。
リフォームされてすぐに住む事が可能な物もありますが、中古物件として販売されている古民家は大なり小なり補修が必要だったり、今の生活様式に合うように改装が必要であったりします。元の住人が残した不用品が山のようにあったりすることも。

ただ単に「田舎の古民家」は安いし広い土地も付いているからといった理由で現物を見た方はゲンナリしてしまうことでしょう。それでも古民家を愛し求める人々が後を絶ちません。
木と土と紙と草で構成されている古民家には、現代建築にはない暖かみ、落ち着く空間があるからなのだと思います。

次回はそんな古民家の魅力について触れてみたいと思います。
2011/03/28「古民家の魅力」

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田舎での生活 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2011/03/26 12:36
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