岡山の著名人:【小説家】あさのあつこ

代表作の『バッテリー』は児童文学小説なのですが、成人女性の読者も多く全6巻で累計1000万部を超えるベストセラー。
1997年には“第35回野間児童文芸賞”を受賞、2000年にNHK-FMでラジオドラマ化(全10話)、2004年から「月刊あすか」で柚庭千景(ゆにわ ちかげ)さんにより連載マンガ化されコミックスが全6巻発売されています。
そして2007年には滝田洋二郎監督の手で映画化、2008年4月から全10話構成でNHK“ドラマ8”枠にてテレビドラマ化されました。
“あさのあつこ”さんの本名は“浅野敦子(あさの あつこ)”なのですが、女優の“浅野温子”さんと間違われない為にひらがな表記のペンネームにしたそうです。
映画『バッテリー』は観ているんですが、その原作や他の作品もまだ読んでいないこともあって、あさのあつこさんを紹介するのはもう少し先でと考えていたんですけど、今年の5月に発行された『たまゆら』が、“第18回 島清恋愛文学賞”を受賞されたとのニュースを知り、ご紹介することにした次第です。
※島清恋愛文学賞とは、石川県白山市が、同市の文化的伝統の継承発展・市民の文化水準向上・ひいては日本文学の振興に寄与することを目的に、同市出身の“島田清次郎”にちなんで恋愛小説に限定した同賞を平成6年に制定されました。
あさのさん「たまゆら」受賞
◆島清恋愛文学賞 来月、記念イベントも◆
旧美川町出身の作家島田清次郎にちなんだ「第18回島清(しませ)恋愛文学賞」(白山市主催)に作家・あさのあつこさん(57)=写真=の「たまゆら」(新潮社)が選ばれた。授賞式は10月29日午後2時から、白山市西新町の「グランドホテル松任」で開かれる。式では記念イベントとして、あさのさんと選考委員を務めた小池真理子さんのトークショーが予定されている。
「たまゆら」は切なさと恐ろしさに満ちた物語だ。人の世が尽き、山が始まる境界で暮らす老夫婦の元へ1人の娘がたどり着く。二組の男女が山へ入って見たものは何か――。
選考委員は小池さん、渡辺淳一さん、藤田宜永さんの3人。26日に東京都内で選考があり、候補作3作品から選ばれた。作者のあさのさんは中学野球部員の成長と友情を描いた代表作「バッテリー」(全6巻)で知られ、同作で05年に小学館児童出版文化賞を受賞している。
島清恋愛文学賞は大正時代に小説「地上」が50万部のベストセラーとなった島田清次郎を記念して旧美川町が94年に制定した。
「asahi.com」 あさのさん「たまゆら」受賞(2011/09/29)
あさのあつこさんの作品はすべて少年少女向けに書かれたものということがあってか、『バッテリー』以外の作品もマンガ化・アニメ化されています。
(どの作品もまだ読んでいませんので“本当にすべての作品が”か否かについては自信ありません)
【マンガ化された作品】
・バッテリー:作画/柚庭千景
・THE MANZAI:作画/イマイヒヅル
・ほたる館物語:作画/中山亜純
・テレパシー少女「蘭」事件ノート:作画/いーだ俊嗣
【アニメ化された作品】
・テレパシー少女「蘭」:NHK教育テレビジョン
・NO.6:フジテレビジョン・ノイタミナ
さらに、『バッテリー』に続いて『THE MANZAI』の映画化も2007年に発表されています。
ただ以降の詳しい新情報が一切ないようなのでポシャッちゃったのかも?
まだどの作品も読んでいないのに作品についてアレコレと言える立場ではございませんが、ファンのサイトやブログ、はたまた作品のレビューを掲載したサイトなどを見るにつけ、そして映画『バッテリー』を観た自分自身の印象からして、概ね女性受けする作風のようですね。
少年が主役の作品も多いのですが、女性から見た理想の少年像を描いているイメージを受けますがどうなんでしょうか。
そんな先入観を持っちゃってるせいで、気にはなっているものの未だに一作品も手に取ってないんですねぇ。
でも、今回“島清恋愛文学賞”を受賞した『たまゆら』には興味を引かれています。
中国山地のとある山と人の世の境界にある山小屋に暮らす老夫婦のもとに一人の少女がたどり着くところから始まる、切なさと恐ろしさに満ちた物語なのだそうです。
とある方の書かれている感想に「昔のお話のようでもあり、ファンタジーのようでもあるけど現代のお話」「山の持つ神秘性とともに、何ともいえない独特の世界観」とあり、賞を受賞したことも相まって興味津津です。
岡山県出身のヒット作作家の作品を、まったく読んでいないというのもなんだかアレなんで、近々読んでみようなかと思っています。
◆島清恋愛文学賞 来月、記念イベントも◆
旧美川町出身の作家島田清次郎にちなんだ「第18回島清(しませ)恋愛文学賞」(白山市主催)に作家・あさのあつこさん(57)=写真=の「たまゆら」(新潮社)が選ばれた。授賞式は10月29日午後2時から、白山市西新町の「グランドホテル松任」で開かれる。式では記念イベントとして、あさのさんと選考委員を務めた小池真理子さんのトークショーが予定されている。
「たまゆら」は切なさと恐ろしさに満ちた物語だ。人の世が尽き、山が始まる境界で暮らす老夫婦の元へ1人の娘がたどり着く。二組の男女が山へ入って見たものは何か――。
選考委員は小池さん、渡辺淳一さん、藤田宜永さんの3人。26日に東京都内で選考があり、候補作3作品から選ばれた。作者のあさのさんは中学野球部員の成長と友情を描いた代表作「バッテリー」(全6巻)で知られ、同作で05年に小学館児童出版文化賞を受賞している。
島清恋愛文学賞は大正時代に小説「地上」が50万部のベストセラーとなった島田清次郎を記念して旧美川町が94年に制定した。
「asahi.com」 あさのさん「たまゆら」受賞(2011/09/29)
あさのあつこさんの作品はすべて少年少女向けに書かれたものということがあってか、『バッテリー』以外の作品もマンガ化・アニメ化されています。
(どの作品もまだ読んでいませんので“本当にすべての作品が”か否かについては自信ありません)
【マンガ化された作品】
・バッテリー:作画/柚庭千景
・THE MANZAI:作画/イマイヒヅル
・ほたる館物語:作画/中山亜純
・テレパシー少女「蘭」事件ノート:作画/いーだ俊嗣
【アニメ化された作品】
・テレパシー少女「蘭」:NHK教育テレビジョン
・NO.6:フジテレビジョン・ノイタミナ
さらに、『バッテリー』に続いて『THE MANZAI』の映画化も2007年に発表されています。
ただ以降の詳しい新情報が一切ないようなのでポシャッちゃったのかも?
まだどの作品も読んでいないのに作品についてアレコレと言える立場ではございませんが、ファンのサイトやブログ、はたまた作品のレビューを掲載したサイトなどを見るにつけ、そして映画『バッテリー』を観た自分自身の印象からして、概ね女性受けする作風のようですね。
少年が主役の作品も多いのですが、女性から見た理想の少年像を描いているイメージを受けますがどうなんでしょうか。
そんな先入観を持っちゃってるせいで、気にはなっているものの未だに一作品も手に取ってないんですねぇ。
でも、今回“島清恋愛文学賞”を受賞した『たまゆら』には興味を引かれています。
中国山地のとある山と人の世の境界にある山小屋に暮らす老夫婦のもとに一人の少女がたどり着くところから始まる、切なさと恐ろしさに満ちた物語なのだそうです。
とある方の書かれている感想に「昔のお話のようでもあり、ファンタジーのようでもあるけど現代のお話」「山の持つ神秘性とともに、何ともいえない独特の世界観」とあり、賞を受賞したことも相まって興味津津です。
岡山県出身のヒット作作家の作品を、まったく読んでいないというのもなんだかアレなんで、近々読んでみようなかと思っています。
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