JR津山線 弓削駅 フォトレポート

久米南町には三つの駅がありますが、久米南町の中心部にあるのが「弓削駅(ゆげえき)」です。
とは言っても、久米南町は商業的にはそれほど栄えた町ではありませんので、田舎町の駅というイメージがありますね。
人口もさほど多くはありませんし、利用客のメインはマイカーを持たない学生・高齢者だと想われますので、駐車スペースはそれほど広くありません。
この駅は木造平屋建てなのですが、広く張り出した屋根がとても印象的です。ぱっと見て「やけに屋根がデカイなぁ~」と感じることでしょう。
この屋根の軒下が駐輪スペースになっているですが、駐輪されている自転車が雨に濡れない配慮なんでしょうか?同じく久米南町の「誕生時駅」も同様に異様に大きな屋根で、やはり駐輪スペースに活用されています。




久米南町は「川柳公園 フォトレポート」でも触れましたが、町興しに“川柳”を取り入れています。
この弓削駅もご多分もれず駅のそこかしこで川柳を目にすることが出来ます。






この駅が他の駅と異なるもう一つの特徴がエンセルカッパの「カッピー」ちゃんで、駅のあちらこちらに配置されています。
「カッピー」ちゃんは久米南町のシンボルキャラクターなんですが、シンボルキャラクターを作っている市町村は多数あれど、これほどにそのキャラクターをアピールしている例は少ないのでは?
中にはリアルバージョンの河童像もありますね。

駅構内です。
入り口の上には久米南町の紹介文が8カ国語で書かれた看板が掲げられています。
(日本語・英語・中国語・フランス語・ドイツ語・韓国語・イタリア語・スペイン語)

ホームに出てみました。
この駅は相対式2面2線になっていて、駅舎の反対側にある1番線へは跨線橋を渡って行きます。
基本的に列車は登りも下りも駅舎のある2番線に停車します。1番線を利用するのは列車の行き違いがある時だけのようですね。

1番線のホーム。
こちらにも久米南町らしく、やはり川柳が書かれた碑と、カッピーちゃんのモニュメントが設置されています。
写真からも感じ取れるかと思いますが、駅の周辺にあるのは民家が大半で後は農地と山林というのどかなところです。
決して大きな駅ではありませんが、古い木造の駅舎と川柳とカッパたちがある個性的な駅ですね。
「弓削駅」
岡山県久米郡久米南町下弓削 366 【地図】
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