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八塔寺ふるさと村 フォトレポート

八塔寺ふるさと村 フォトレポート

「八塔寺ふるさと村(はっとうじふるさとむら)」は、岡山県が県内の農村風景を保存・復元し後世に残して行こうという目的で行った“ふるさと村整備事業”の第1号として整備されたものです。
ここには文字通りの昔ながらの農村風景=茅葺屋根の民家や水車小屋が多く残されています。昭和初期にタイムスリップしたかのようなこの村の風景を活かして、映画やTVドラマのロケも行われています。

「八塔寺ふるさと村」があるのは標高約400mほどの山の上。
美作市と備前市を結ぶ県道368号線から兵庫県の上郡町方面に向かう県道90号線へと入ります。(標識には赤穂方面と書かれています。)
しばらく行くと600mほどで左に登る坂道があり、その横に「八塔寺ふるさと村」の看板がありますので迷うことは無いと思います。坂を登ること3kmほどで山頂付近、平坦になった道を少し行くと八塔寺ふるさと村です。

茅葺茶屋八塔寺ふるさと村 案内看板茅葺茶屋 店内
村の入り口付近にある「茅葺茶屋」。
駐車場の隅にふるさと村の案内看板があるのでココで一度チェックするといいでしょう。

店内ではふるさと村で採れた農産物や飲料が販売されています。訪れたのが平日だったからか店内には誰もおられず。でもすぐ近くから話し声が聞こえます。「すみませーん!」と叫ぶと店の人が来てくれるんでしょうかね。


八塔寺ふるさと館とふるさと市場
茅葺茶屋を出てすぐに、広々とした駐車場がある「八塔寺ふるさと館」と、その横に「ふるさと市場」があります。


八塔寺ふるさと館
店内に展示された民芸品などレストランピザ用の石窯ホルモンそば
「八塔寺ふるさと館」
店舗に入って左手のお座敷にはこの村の方が作られた民芸品・焼き物・小物などが展示してあります。購入も出来ます。
右手にはレストラン。
どことなく昭和中期頃を想わせる懐かしい雰囲気。ここの“売り”は石窯で焼いたピザと店主が自ら手打ちしたそば。備前市日生町の名物“牡蠣”のシーズンになると牡蠣入りのピザがメニューに追加されるんですが、これが大好評のようです。今回はまだシーズン前ということで、新メニューの「ホルモンうどん」ならぬ「ホルモンそば」をいただきました。
これが“シワい”のがあたりまえのホルモンが予想外に柔らかい!それでいてほど良い噛みごたえもあって噛むほどに旨味が湧き出てきます。臭みも特に感じられず、そばのさっぱりとした汁に違和感なく馴染んでいて旨かったですね。七味唐辛子との相性がいいので、好みで適量入れるのをおすすめします。
食事をするほかに「手打ちそば体験」にも挑戦出来ます。自分で打ったそばはすぐに食べることも出来ますし、持ち帰りも出来るそうです。


和風コテージ 外観和風コテージ 室内
洋風コテージ 外観洋風コテージ 室内
「八塔寺ふるさと館」と渡り廊下でつながっている和風と洋風のコテージ。
和風コテージは旅館というよりも和室のある住宅といった感じ。なんか家に帰ってきたみたいでくつろげますよ。
洋風コテージはワンフロア+ロフト+キッチンのロッジといった感じです。
コテージ外には中庭があって、ここでバーベキューや星空観察を愉しむことができます。


ふるさと市場
ふるさと市場 農産物ふるさと市場 民芸品
「ふるさと市場」
ここでは、このふるさと村で採れた農産物やふるさと村民の方が手作りされた民芸品などが販売されています。
本来なら日曜と祝日以外はお休みなのですが、この日は事前予約があったので特別に店を開いたのだそうです。


ふるさと村の風景 1
ふるさと村の郵便局茅葺屋根の民家とたんぼ
民俗資料館水車小屋
昔の田舎にあったそのままの風景が残されています。郵便局の建物も懐かしい造りのまんまですね。


レストラン&キャンプ場 望ヶ丘
キャンプサイト
「レストラン&キャンプ場 望ヶ丘」
店内でゆっくりと食事やコーヒータイムを愉しむもよし、別棟でバーベキューやジンギスカンをみんなでワイワイと愉しむもよし。例年なら店舗横の灯台躑躅(とうだんつつじ)が真っ赤に色づいて美しい季節なんですが、今年は暑い日が多かったせいか今一つの色付とオーナーが残念がられていました。

「備前市ホームページ」 八塔寺ふるさと村
岡山県備前市吉永町加賀美 【地図】

「八塔寺ふるさと館」TEL:0869-85-0333
定休日:毎週木曜日
駐車場:有

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観光-史跡 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2011/11/13 14:45
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