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気をつけよう冬の自動車利用

うっすらと雪化粧寒波の影響で全国的に雪のニュースを目にする今日この頃、岡山県北にある津山市でも雪が降っています。
とは言ってもチラチラと舞う程度で積もるレベルではなく、雪遊びを楽しみにしている子供達にとっては残念な感じ。

天気予報が「今日は…明日は…」などと雪が降る降ると言っていますが、12月25日現在の津山市においては『降る降る詐欺』状態です。

もっとも車を運転する大人にとっては雪が降る予報が外れるのは大歓迎なんですけどね。

そんな状態の津山市の降雪状況ですが、標高の高い山・一日を通して陽当たりが悪い場所などはウッスラと雪を被っているところもあり、そういう場所ではこの時期の早朝は路面凍結しやすいので要注意です。
この画像は津山市種という山里集落の道路沿いの写真です。

ここは標高180m強程度でさほど高くは無いのですが、一日を通して陽当たりが悪い場所が多く、付近では全く問題ない状態でも雪や路面凍結に注意が必要です。
(午前10時過ぎに通りがかった時の状況では一部雪を被っているところはあるものの、道路はまったく問題ない状態でした。しかし早朝には路面凍結していたような痕跡が…)
田舎ではこのような所が結構ありますので、今回のような天気予報が出ている時は油断できません。スタッドレスタイヤに交換していないならこのような道は迂回したほうが賢明でしょうね。

中山間部やその付近に田舎暮らしを求めて移住した場合、自動車は生活必需品のひとつになります。始めて暮らす土地の初めての冬を迎えるときはシッカリと情報収集して危険を事前に回避したいものです。
冬場に路面凍結や雪が残りやすく注意が必要な道路とは、

・標高が高く気温が低い
・一日を通して陽当たりが悪い
・坂がある
・車の通りが少ない


そのような場所では冬になると道路脇に農薬袋のような物が置いてあったりします。これは農薬ではなく路面凍結防止のための塩(塩化カルシウム)です。

温度が下がると水の分子が動きを止めて結合することで水が凍るのですが、水の分子以外のものが水の中にあると水の分子同士が結合することを邪魔して凍りづらくなります。特に塩は手軽に入手でき、吸湿性が高く水に溶けやすいことから凍結防止剤として活用されています。

路面凍結や積雪が予想される時、事前または事後にこの塩を撒きます。この塩を撒くとアスファルトの路面は白く汚れたようになります。通りがかった道路が白く汚れていたら塩を撒いた痕跡だということで、路面凍結の恐れがある道として覚えておくといいでしょう。
車通りが多い場所や集落にとって重要な道路は町内会の人達で塩を撒いて対策をしますが、ほとんど車通りが無い道や私道は撒いてくれません。ホームセンターなどで購入できますので、必要と感じる人が自分で購入して撒きましょう。25kg袋で2000円前後が相場のようですので「安心を買う」と考えれば高い買い物じゃないですよね。

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田舎での生活 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2011/12/25 14:27
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