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冬は水道凍結対策を

井戸の横に設けられた水道寒波の影響で大変寒い日が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
この寒波は2月上旬まで続くそうですが、こうも寒い日が続いて雪も降ったりしますと、風邪をひいたり、凍結路面で転んでケガをしたり、はたまた自動車でスリップして事故をしてしまうものです。
どこかに出掛ける時はシッカリと寒さ対策をして、ゆっくり落ち着いて行動できるように時間に余裕を持って出掛けるようにしましょう。

人間の寒さ対策も大切ですが、家の寒さ対策も忘れてはいけません。
中古物件を購入して田舎暮らしをする場合、雨漏り・白蟻・床の痛み・家のゆがみや傾き等のチェックも大切ですけど、水道配管も要チェックです。

新築で家を建てる場合や中古でも築年数の浅い物ならば、地域の気候も考慮した上で配管されているはずですので大丈夫でしょうが、昔は井戸水利用で後に集落水道や公営水道を引きこんでいる場合など、配管が家の外を通っていることがよくあります。こういった水道の配管は今回のような寒波がくると凍結したり、最悪破裂してしまう恐れがあります。


ニュースでも水道管の破裂に関連したものがありました。
津山市やそれより北の地域ならばニュースになるほどでもないんですが、この場所は瀬戸内海が近い備前市。しかも地中に埋められた配管だそうです。
ひとことに備前市と言っても、ニュースになっている「旧閑谷学校」があるのは山間部で標高が100mあります。確かに市街地に比べると寒いんでしょうが、ここまで冷え込むことは滅多に無いことですし、破裂するなんて配管が老朽化していたこともあるんじゃないかと思ってしまいます。
地域ニュース 瀬戸内、厳しい冷え込み続く 岡山市などで今季最低を記録

 冬型の気圧配置の影響で県内は26日も冷え込み、朝の最低気温が全16観測地点で氷点下を記録。北部の2地点では3日連続の真冬日(最高気温が氷点下)となった。

 日中も気温が上がらず、真庭市蒜山上長田氷点下0・2度(平年3・6度)新見市千屋同1・2度(同3・1度)岡山市6・3度(同8・6度)―など。全地点で平年を下回った。

 朝の最低気温は奈義町氷点下7・9度(平年氷点下3・0度)美作市今岡同6・8度(同3・1度)倉敷市同3・5度(同0・4度)岡山市同2・9度(平年0・6度)―など8地点で今季最低を記録した。

 国特別史跡・旧閑谷学校(備前市閑谷)では午前9時すぎ、同学校を管理する顕彰保存会職員が、裏山の防火水槽から延びた地下配管が破裂して中庭が水浸しになっているのを発見。1時間後に防火訓練があったが、消火栓と放水銃が使えず、近くの池から水を引いて放水した。夕方に訪れた県教委職員らが破裂箇所を特定、代替品を手配した。午前6時半の気温は氷点下8度で今季最低だった。

「山陽新聞」 地域ニュース 瀬戸内、厳しい冷え込み続く 岡山市などで今季最低を記録(2012/01/27)

水道管は気温が氷点下4度よりも下がると凍結・破裂する可能性がとても高くなります。
土中の配管はともかく、凍結したり破裂しやすい配管とは?
1)屋外でむき出しになっている
2)風当たりの強い場所にある
3)北向き・一日中日陰になるような場所にある

凍結・破裂を防ぐ方法ですが、
1)むき出しの配管に保温チューブを取り付けましょう。
冬の冷え込みが厳しい地域なら電気式の凍結防止帯を設置するのがいいですね。逆に滅多に厳しい冷え込みが無い地域なら、冷え込みが予想される状況の時のみ毛布やウエスなどで配管を包んで濡れないようにビニールテープでしっかりと固定するといいでしょう。
2)水は流れていると凍結しにくいので、蛇口を少しだけ開いて糸のように水を流しておくといいですね。

もしも凍結して水が出なくなってしまったら、凍結した水道管にタオル等の布をかぶせてぬるま湯を満遍なく何回もかけてください。
急いで溶かそうと熱湯やそれに近いお湯をかけると水道管が破裂する可能性があるので、気長に時間をかけて溶かすことが大切です。

最悪の事態、水道管が破裂してしまったら、まずは応急処置をしましょう。
1)メーターボックスの中などにある止水栓をひねって水を止めること。
2)破裂した箇所にタオルなどを巻き付けて水が飛び散るのを防止しましょう。
以上の処置が出来たら出来るだけ早く地域の水道局に連絡を。

余談ですが、今日のお昼を食べに行ったお店が水道管の破裂でお休みしてました(苦笑)。

水道は生きていく上で欠かすことのできない大切なライフライン。水が無くてはお風呂に入れませんし顔も洗えません。ご飯もおみそ汁も作れません。トイレの後に汚物を流せませんして手も洗えません。
水道の配管のチェックはちゃんとしておいて、凍結する可能性がある場合は早めに処置をしておくようにしましょう。

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田舎での生活 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/01/28 17:24
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