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第1回キラリ☆輝くOKAYAMA

キラリ☆輝くOKYAMA シンボルマーク
岡山県では消費者の立場に立った商品提供やエコ活動など“魅力あるお店づくり”の取り組みとか、ボランティア活動や地域の賑わいにつながる“地域・社会貢献の取組”を行っている小売店を募集。『キラリ☆輝くOKAYAMA』と銘打って受賞者の表彰が行われました。

これは今回が初の事でしたが総数37店が応募、平成24年1月25日に大賞1店・優秀賞2店・奨励賞7店が発表されました。

栄えある第1回の大賞を受賞されたのは、久米郡美咲町の旧旭町エリア内の中山間地域で移動販売をしている「大崎商店」さん。40年前から日曜と水曜を除いた毎日、食料品や日用品などを車に乗せての移動販売を親子三代に渡り継続してきたそうです。

買い物と言えば町まで出掛けるか近所の小さな商店でするしかなかった昭和中期頃は、移動販売車はそれほど珍しい物では無く、地域の中心部から外れたところならどこでも普通に来ていました。
しかし、田舎の車社会化と2000年頃からのコンビニエンスストアの急激な増加により、ほとんど見かけなくなったのですが、まだまだ現役で活躍されている移動販売車もあったんですね。

この「大崎商店」さんの活動エリアは高齢化が進んでいる中山間の過疎エリア。
高齢者だけの家も少なくなく、山を下りて買い物に行くのはかなりの重労働です。
移動販売の対象エリアは標高が高く冬には結構な積雪もあるところ。そんな家庭を毎日のように訪れて生活を助けているのは商売目的だけではとても続けることは出来ないことでしょう。

「岡山県ホームページ」 第1回(平成23年度)キラリ☆輝くOKAYAMA小売店表彰の決定等について

このニュースが「毎日新聞」に取り上げられていたのですが、記事内で「大崎商店」さんのお話しが詳しく書かれていましたのでご紹介します。

現場発:野越え山越え、移動販売車は行く 品だけでなく、地域に寄り添う心もお届け--美咲町 /岡山
移動販売車の活動エリア ◇山奥へ200品目 「第1回キラリ☆輝くOKAYAMA」大賞に
 美咲町東部の山間部は深い。地図を開くと、土地の起伏を示す等高線の間隔は狭く、清流が流れる渓谷に沿っていくつかの集落が点在し、山の頂きにも民家が肩を寄せ合う。都会のけん騒とは無縁のしじまを1台に移動販売車が細い山道を走り回る。その名は「大崎商店号」。行く先々に届けるのは食料品や日用品だけではない。地域に寄り添う気持ちも一緒に--。【小園長治】

 県が地域や社会に貢献する小売店をたたえるために制定した「第1回キラリ☆輝くOKAYAMA」の大賞に選ばれた酒・総合食料品店「大崎商店」(同町西川上)が本格的に移動販売に取り組んだのは40年前。2代目の大崎俊男さん(66)が「過疎化と高齢化が進み、買い物が不便になり、移動販売を始めました」と振り返る。

 16年前から次男で3代目の雅之さん(38)が引き継ぎ、四輪駆動のトラック(1・8トン)の荷台に商品棚を設けて日曜日と水曜日を除く週5日、旧旭町の西川上、中、北、里の4地区を回っている。現在4地区の人口は昨年12月末現在で981人、377世帯。65歳以上は40%。津山市内で仕入れた肉、魚、野菜、日用品、酒など約200品目を載せて、各地区の集落を目指して1日20~30キロ走る。

 雅之さんは「お客さんは、私が幼いころからの顔なじみ。私の祖父母のような人ばかりで元気な顔に会うと気持ちが和みます。いつまでも健康に、と願うばかりです」と話す。

 訪問先の家の玄関で、息を引き取った一人暮らしのお年寄りをみとったこともある。山道で転倒して出血していたお年取りを救助したことも。雅之さんは「お年寄りが多いから、いろいろなことがありますよ」と気遣う。

 中地区に旧落合町から55年前に嫁いできたという明石滝子さん(78)は「あの子(雅之さん)のお父さんも、おじいさんもよく知っています。私も若いころはふもとの店まで買い物に行っていたが、今は足が動かなくて無理。販売車が家の前まで来てくれるので助かるわ」と、卵やパンなどを買い求めていた。

 移動販売車には女性用の白髪染めなども載せている。「おしゃれなおばあちゃんが多いから」と雅之さん。「足袋や草履の注文も時々あります。普段は積んでいない商品であっても注文に応じています」と笑う。

 背中の丸いお年寄りが、達筆な文字のメモを手に雅之さんに歩み寄る。世間話をしながら、メモを見て買い物を楽しむ。買い物の品々がいっぱい入った袋を持った雅之さんが自宅まで運ぶ。お年寄りは安心したように後に続く。ここでは日常の風景。寄り添う気持ちがキラリと輝いた。

「毎日新聞jp」 現場発:野越え山越え、移動販売車は行く 品だけでなく、地域に寄り添う心もお届け--美咲町 /岡山(2012/2/8)

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ニュース | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/02/10 15:33
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