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備前焼の魅力

備前焼イメージ 1岡山県備前市で作られている「備前焼」は産地の地名から「伊部焼(いんべやき)」とも呼ばれる、日本を代表する六古窯の一つで、備前焼の特徴はなんといっても、釉薬(ゆうやく)を使わず焼かれた飾り気ない土の素朴さです。

これは備前焼のルーツが日常的に使用することが目的で作られた須恵器だからです。

日常的に使う道具ですから過剰にキレイに仕上げる必要は無く、簡単に壊れては困るので分厚く重く頑丈に作られているんですね。

器として使用した時、その素朴さゆえに活けられた花や料理をより引き立てることから、備前焼は室町時代に“わび茶の祖”村田珠光(むらたじゅこう)が茶道具の水指として見立て、備前焼は茶陶として受け入れられていったそうです。
そして桃山時代にわび茶の頂点にまで上り詰めた備前焼は「古備前(こびぜん)」と呼ばれ、現代でも高く評価されています。

ところが、江戸時代になってからは素朴な備前焼よりも美しく仕上げられた焼き物がもてはやされるようになり、備前焼は衰退していき、いつしか職人の技や技術も失われてしまいました。
そういった状況が昭和の初期まで続いていたのですが、金重陶陽(かねしげとうよう)の研究や創意工夫によって桃山風備前が甦り、多くの人の支持を受けて現代に至ります。
現代に備前焼を復活させた金重陶陽は“備前焼中興の祖”と呼ばれるようになり、昭和31年“備前焼の重要無形文化財保持者(人間国宝)”に認定されています。

備前焼イメージ 2現代に甦った備前焼は美術品としての面も持ちつつも、「道具として使用する事ために作られた焼き物」という根本的なものは昔と変わりません。

別に床の間に飾っておいてもいいのですが、本来の目的通りに花を活けたり食材を盛りつけたりして使いこむことで、味わい深い色合いに変化していきます。これを“備前焼を育てる”という人もいます。

備前焼はその独特のいかにも土っぽい手触りや色合いによるそぼくな魅力だけでなく、備前焼ならではの効果もあります。

備前焼に入れたお茶・水・ビールなどの水分は「高遠赤外線効果」や「酸化還元作用」によって、味がまろやかになり美味しくなることは結構広く知られていますね。
また、水道水を備前焼の中に入れておくとカルキ臭を飛ばしてくれる効果もあります。

『備前の水がめ、水が腐らん』
備前焼の水がめに貯めた水は腐ることなく長く持つことから、戦国武将達は籠城する際に備前焼の水がめを好んで使用したそうです。

『備前すり鉢、投げてもわれぬ』
固く焼きしめられている備前焼は頑丈です。備前焼のすり鉢は他に比べてとても壊れにくいことから全国的に人気があります。

備前焼の価格は物によってピンキリではありますが、実用を前提に造られているので誰でも手軽に購入できる価格なのが一般的です。
あなたの食卓にも備前焼おひとついかがですか?

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特産品 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/02/26 23:00
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