岡山を走る近未来バス

このバスは両備グループ100周年記念事業の一環として2010年に製作されたもので、「SOLAEVE(ソラビ)」と名付けられています。
※「SOLAEVE」という名称は、SOLAR(ソーラー)+ VEHICLE(ビークル)の二つの単語から
このバスのデザインをされたのは、有名工業デザイナーの水戸岡鋭治(みとおかえいじ)さん。
彼はJR九州のデザイン顧問・両備グループデザイン顧問・おかやま夢づくり顧問も担当しており、バス・電車・船舶のデザインを多数手がけている他に、さいたまスーパーアリーナ・桃太郎スタジアム・岡山県野球場などの建造物もデザインされている人です。
近未来的な工業デザインというと真っ先にシド・ミードが思い浮かびますが、水戸岡さんのデザインもなかなかのものです。
このバスの車内映像の動画がユーチューブに投稿されていて、本日(2012年3月3日)のYahoo!の人気映像ランキングで1位になっていました。
「人気映像ランキング」 岡山市内を走るバスの内装がすごすぎる
この動画がユーチューブに投稿されたのは2011年の4月なのですが、先日2月28日にトレンドニュースでこの動画が紹介されたのがキッカケで注目を浴びたみたいですね。
この動画では白を基調とした画期的なデザインの車内の様子と車内での走行音(エンジン音)がバスと言うよりも電車みたいな音だなーってことくらいがわかるだけですが、実はいろいろと革新的なバスなんです。
【三つの世界初:その1】
映像で分かるとおり、車内を白で統一してあります。
室内にはフンダンに白い天然木材を使用。ソープ塗装されることによって木材の汚れを防ぎ、無垢の木が持つ質感を損なわずに健康と環境にも配慮されています。
それでもやっぱり白は汚れが目立ちやすいので掃除が大変だそうです。
【三つの世界初:その2】
太陽光発電パネルが設置されています。
通常のバスよりちょっと出っぱっている屋根に取り付けられています。
これはバスの動力用じゃなくって、車内のLED照明や空気清浄機の電力発電に用いられています。
【三つの世界初:その3】
マルチアングルビジョンの搭載。
車両の前後と両サイドの上部にカメラを設置していて、車両の周りの状況を三次元映像にリアルタイムで画像処理して表示するシステムだそうです。バス本体よりもこのシステムに興味を持たれる方もおられるのでは?
その他にもエンジンはハイブリッド、窓にはUVカットフィルムを使用していたり、情報提供用の小型液晶ポップが設けられていたりします。
また、ノンステップバスなので車椅子での乗車もラクラク。映像でヌイグルミが映っていましたが、ノンステップバス=タイヤ部分が室内に出っぱっているので座席シートが設けられないため、そのスペースを使った遊び心なんでしょうね。
このバスは現在、岡山駅と西大寺バスセンター間と岡山駅から倉敷駅間で運行されています。
「未来型バス・ソラビの運行予定」
興味のある方は岡山や倉敷にお出かけの際に乗ってみては?
ソラビについて詳しくは下のリンクからどうぞ。
「両備グループ」 ニュースリリース:3つの世界初を有する「SOLARVE(ソラビ)」完成
映像で分かるとおり、車内を白で統一してあります。
室内にはフンダンに白い天然木材を使用。ソープ塗装されることによって木材の汚れを防ぎ、無垢の木が持つ質感を損なわずに健康と環境にも配慮されています。
それでもやっぱり白は汚れが目立ちやすいので掃除が大変だそうです。
【三つの世界初:その2】
太陽光発電パネルが設置されています。
通常のバスよりちょっと出っぱっている屋根に取り付けられています。
これはバスの動力用じゃなくって、車内のLED照明や空気清浄機の電力発電に用いられています。
【三つの世界初:その3】
マルチアングルビジョンの搭載。
車両の前後と両サイドの上部にカメラを設置していて、車両の周りの状況を三次元映像にリアルタイムで画像処理して表示するシステムだそうです。バス本体よりもこのシステムに興味を持たれる方もおられるのでは?
その他にもエンジンはハイブリッド、窓にはUVカットフィルムを使用していたり、情報提供用の小型液晶ポップが設けられていたりします。
また、ノンステップバスなので車椅子での乗車もラクラク。映像でヌイグルミが映っていましたが、ノンステップバス=タイヤ部分が室内に出っぱっているので座席シートが設けられないため、そのスペースを使った遊び心なんでしょうね。
このバスは現在、岡山駅と西大寺バスセンター間と岡山駅から倉敷駅間で運行されています。
「未来型バス・ソラビの運行予定」
興味のある方は岡山や倉敷にお出かけの際に乗ってみては?
ソラビについて詳しくは下のリンクからどうぞ。
「両備グループ」 ニュースリリース:3つの世界初を有する「SOLARVE(ソラビ)」完成
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