鯉が窪湿原まつり
昭和の中期頃から耕運機やトラクターなどが使われるようになるまで、農村の動力源として活躍していた牛さんですが、機械化が進んだ現在は農地でその姿を見ることはなくなってしまいました。
端で観るよりもやってみると分かる農業の重労働、そうでなくとも大変なのに少子高齢化や過疎がすすんだ現在の農村で、特に理由も無く機械ではなく昔ながらの牛に頼った農業をしてくれと言うわけにはいきません。
それでも、「昔はこうやって農業をしていたんだよ」と、昔懐かしいのどかな光景を後の世代にまで伝えたいという想いが有るのも確かなこと。
岡山県新見市の旧哲西町地域では、そんな牛のいる農村風景を伝え続けるイベント「鯉が窪湿原まつり」を長年続けてきていて今年で第23回になります。
ちなみに牛(千屋牛)は新見市のシンボルキャラクターにもなっています。
この「鯉が窪湿原まつり」では、農耕の神様を祭る「さんばいさん」を行ったり、牛を使った代掻き作業(県重要無形民俗文化財)、太鼓を打ち鳴らして歌に合わせながら田植えをする「太鼓田植え」が披露されます。
毎年、観光客や失われた農耕風景を写真に収めようと多くの写真愛好家達が多く訪れますので、間近で観たいならば早めに出掛けて場所をキープしたほうがいいですよ。
このイベントの代掻きをする牛の調教が始められたというニュースがありましたのでご紹介しておきます。
端で観るよりもやってみると分かる農業の重労働、そうでなくとも大変なのに少子高齢化や過疎がすすんだ現在の農村で、特に理由も無く機械ではなく昔ながらの牛に頼った農業をしてくれと言うわけにはいきません。
それでも、「昔はこうやって農業をしていたんだよ」と、昔懐かしいのどかな光景を後の世代にまで伝えたいという想いが有るのも確かなこと。
岡山県新見市の旧哲西町地域では、そんな牛のいる農村風景を伝え続けるイベント「鯉が窪湿原まつり」を長年続けてきていて今年で第23回になります。
ちなみに牛(千屋牛)は新見市のシンボルキャラクターにもなっています。
この「鯉が窪湿原まつり」では、農耕の神様を祭る「さんばいさん」を行ったり、牛を使った代掻き作業(県重要無形民俗文化財)、太鼓を打ち鳴らして歌に合わせながら田植えをする「太鼓田植え」が披露されます。
毎年、観光客や失われた農耕風景を写真に収めようと多くの写真愛好家達が多く訪れますので、間近で観たいならば早めに出掛けて場所をキープしたほうがいいですよ。
このイベントの代掻きをする牛の調教が始められたというニュースがありましたのでご紹介しておきます。
和牛に代かき調教 来月3日、湿原まつりで披露 新見・哲西
5月3日に新見市哲西町地区で開かれる「第23回鯉が窪湿原まつり」(市などでつくる実行委主催)で、昔ながらの水田の代かきを披露する和牛の調教が12日夜、哲西町畑木の水田で始まった。地元農家が手綱を引き、牛を操った。
市和牛改良組合哲西支部長の農業竹本弘さん(75)=同所=の水田に約10人が集合。同支部の会員3人がそれぞれ育てている牛を1頭ずつ水田に導き、円を描くように歩かせ、時折「バー、バー」と声を掛けて制止させた。牛は途中で水を飲んだり、嫌がる様子を見せたりしたが、しばらくすると落ち着いた。
代かきは、同まつりで披露される「太たい鼓田植こたうえ」(県重要無形民俗文化財)の一部。牛を使った農作業を再現しようと同支部が毎年参加している。会員はまつりまでに週1回ペースで集まり、牛を水に慣れさせる。
竹本支部長は「昔の農村ではどこでも見られた光景。観光客に楽しんでもらえるように準備したい」と話している。
まつりは午前10時~午後3時、きらめき広場・哲西(哲西町矢田)を主会場に開催。ステージイベント、特産品販売などがある。
「山陽新聞」 和牛に代かき調教 来月3日、湿原まつりで披露 新見・哲西 (2012/04/14)
「新見市ホームページ」 第23回鯉が窪湿原まつりを開催します!
5月3日に新見市哲西町地区で開かれる「第23回鯉が窪湿原まつり」(市などでつくる実行委主催)で、昔ながらの水田の代かきを披露する和牛の調教が12日夜、哲西町畑木の水田で始まった。地元農家が手綱を引き、牛を操った。
市和牛改良組合哲西支部長の農業竹本弘さん(75)=同所=の水田に約10人が集合。同支部の会員3人がそれぞれ育てている牛を1頭ずつ水田に導き、円を描くように歩かせ、時折「バー、バー」と声を掛けて制止させた。牛は途中で水を飲んだり、嫌がる様子を見せたりしたが、しばらくすると落ち着いた。
代かきは、同まつりで披露される「太たい鼓田植こたうえ」(県重要無形民俗文化財)の一部。牛を使った農作業を再現しようと同支部が毎年参加している。会員はまつりまでに週1回ペースで集まり、牛を水に慣れさせる。
竹本支部長は「昔の農村ではどこでも見られた光景。観光客に楽しんでもらえるように準備したい」と話している。
まつりは午前10時~午後3時、きらめき広場・哲西(哲西町矢田)を主会場に開催。ステージイベント、特産品販売などがある。
「山陽新聞」 和牛に代かき調教 来月3日、湿原まつりで披露 新見・哲西 (2012/04/14)
「新見市ホームページ」 第23回鯉が窪湿原まつりを開催します!
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