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足元の春:ヒメオドリコソウ

足元の春:ヒメオドリコソウ「ヒメオドリコソウ」空き地や道端、田んぼの畦などにホトケノザやタンポポなどと一緒に咲いているのを見かけるシソ科の植物です。

いわゆる雑草のたぐいの草なのですが、小さく可憐な薄紫色の花を付けたこの草が群生している風景はなかなかきれいなものです。
通常、花の色は薄紫色なのですが白い花を咲かせる“シロバナヒメオドリコソウ”というものもあります。

近似種に“オドリコソウ”があり、花や葉の形状が似ていますが、オドリコソウに比べてヒメオドリコソウは、上下の葉の感覚が狭く、ぱっと見で見分けがつきます。

その一方でホトケノザとは葉のつき方や背丈(10~30cm)が近く、花の色も似ているのでちょっと見ただけでは見間違うこともあるようです。
ホトケノザが茎を囲むように葉が付くのに対して、ヒメオドリコソウはいかにもシソ科っぽいハート型でモコモコとしており、短いヒゲが一面に生えた葉が茎から四方に向けて生えているのが大きな違いです。
また、花の先端の形状こそ似ていますが、ホトケノザの花は長~い首状になっているのに対してヒメオドリコソウには首状の部分がありませんので開花すると見分けは簡単です。

ヒメオドリコソウの花 クローズアップこの草はヨーロッパが原産地の外来種です。

明治時代中期頃に日本に帰化しているのが東京で確認されています。その後どんどんと本州各地に広がって行き、近年では小豆島でも見られるようになっています。

名前の由来ですが、日本に古くからあるオドリコソウの花の形状が“笠を被った踊り子”のようにみえることからそう名付けられていて、そのオドリコソウよりも背丈が小さいことから“姫”と付けられたのだそうです。

葉の色は最初は緑色ですが、良く陽の当たる場所にあるものほど葉先からだんだんと紫色に変色してきて、いかにも“シソ”って感じになってきます。
一方で真白な花を付ける“シロバナヒメオドリコソウ”は、日当たりのいい場所にあっても葉が紫色に変色しないようです。これは一種のアルビノということなのでしょうか。

ところでこのヒメオドリコソウやホトケノザは田んぼや畑の畦に良く生えている雑草なのですが、農家の人達は雑草だからと刈り取ってしまったりはしません。
これは花がきれいだからとかいう理由ではなく、シソ科の植物(ハーブ)は防虫効果があると考えられているからなんですね。クローバーやレンゲなども土を豊かにしてくれる効果があり、農家を助けてくれる雑草ということは良く知られています。

なんでもかんでも科学的に作られた肥料や農薬に頼らずとも、自然界の力に助けてもらう。
これが農業の本来ある姿なんじゃないかと思っています。

まぁ、それはそれとして。
日本の田舎には春になるといろんな小さな花が咲きます。
ポカポカとした小春日和にそよ風を感じながら、道端や農地の畦の小さな花を愛でる。なんだか心を豊かに・穏やかにしてくれる作用があるのは間違いないですよね。

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花・草・樹 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/04/25 18:35
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