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男はつらいよ 寅次郎紅の花 【映画】

Amazon.co.jp 男はつらいよ 寅次郎紅の花今は亡き渥美清さんの代表作「男はつらいよ」シリーズの第48作目にして最終作の『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(1995年)。

この作品の後にも1997年に『寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』が製作・公開されていますが、渥美清さん死去後も変わらず高い寅さん人気に応えたもので、甥の満男が寅さんを回想する形で過去作の映像を使用して造られたものなので、タイトルに“特別編”とあることからもわかりますがシリーズにはカウントされません。

この作品の撮影時、渥美清さんは肝臓の癌が肺にまで転移しており、主治医から映画出演は不可能と言われていたにもかかわらず、それでも無理を押して出演されて無事に映画を完成させることが出来ました。このことは主治医さん曰く「奇跡的」なことなのだそうで、なるほどこの映画中で寅さんはあまり活発に動かずに座っているシーンが多いのも納得です。

男はつらいよシリーズは、作品ごとに日本全国のいたるところでロケが行われており、高知県・富山県・埼玉県を除く日本全国に寅さんは出掛けています。(ただし高知県は、第8作の作品中のセリフで“高知へ行った”とあり、また撮影予定だった第49作目のロケも予定されていました)
渥美さんの死去により計らずも最終作となってしまった今作は兵庫県神戸市・鹿児島県の奄美大島・そして岡山県の津山市と勝山町(現・真庭市勝山)でロケが行われています。

まずは映画の冒頭で、田舎のちいさな駅が出てきます。このロケがされたのが津山市北部の「美作滝尾駅」です。
昔のまんま現在も使用されていて、とても風情ある駅舎です。
寅さんはこの駅で勝山行きの切符を購入、トンボを捕まえそこなって映画タイトルが出て、次に訪れるのが合併により現在は真庭市となった勝山町です。
勝山の町並み保存地区でロケがされていて、寅さんが日本酒を試飲して帰りに酔っぱらってかばんを忘れるシーンは、御前酒で知られる勝山の酒元「辻本店」ですね。
そのあとに続くお祭りのシーンは津山市に戻って、城下町風情漂う城東地区のようですね。

以上、ほとんどがタイトルバックの映像で作品のストーリーとはあまり拘わらない部分なんですが、後藤久美子演じる“泉”の嫁ぎ先がなんと津山市で、瓜生原にある目瀬家や鶴山ホテルの裏手にある上之町の細い路地で満男が結婚式場に向かう花嫁花婿一行の妨害をして殴られるシーンが撮影されています。

この津山市のロケ地を訪ね歩いた方がとても詳細にブログで紹介されていますのでリンクを貼っておきます。
興味のある方はどうぞ!

星の精さんのブログ「映画の力を信じたい」
男はつらいよ ~津山ロケ日誌~(2009/10/29)
上のリンクの記事を合わせて合計5回に渡って詳細に書かれています。更にそのあとは第32作『口笛を吹く寅次郎』のロケが行われた高梁市の訪問記となっています。寅さんファンなら一読の価値ありですよ♪

この作品の中で津山弁が出てくるんですが、わかりやすいようにとの配慮なんでしょう、ベタな津山弁じゃなく七~八割くらいの津山弁でしたね。もっとも最近はべたべたな津山弁を使う人も少なくなってきているので、そんなに違和感はないですね。
それに比べて奄美での船のシーン。田中邦衛さんの方言がまるで外国語!字幕が無きゃ半分も理解できてないです(笑)。

この作品内での寅さんの最後のセリフが「ご苦労様でした」です。
ストーリー的にはまだ続く感じなのですが、意図せず最終作となってしまったことでなんだか感慨深いヒトコトに思えますね。

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作品紹介 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/05/14 23:16
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