新見のフレッシュキャビア
岡山県新見市は岡山県の北西端にある山間にあり、市の大半を山が占めているようなところです。
その新見市の漁協が『新見の新しい特産品に』と2000年から日本国内では珍しいチョウザメの養殖に取組み、2006年に初の採卵に成功。翌2007年に売りだせるところまでこぎ着けました。
採卵された卵は漁協で高級食材の“黒いダイヤ”とも呼ばれる「キャビア」に加工され、地元での販売はもちろんのこと、首都圏や関西圏でも販売されています。
もしかして「山の中でサメ?」と疑問に思われる方もおられるかと思いますが、チョウザメは淡水魚で河川で生息する魚類なんですね。
新見市は高梁川流域の澄んだ美味しい水が豊富にあり、淡水魚の養殖に適しているんですが、1977年から続けてきた鮎の養殖が採算の面で合わなくなり、「それに変わるものを」と目を付けたのがチョウザメの養殖なんです。
この新見のキャビアが、優れた国産品の販売を目指して各種食品の調査をしていた伊勢丹のバイヤーの目にとまり、
「きれいな水で育った魚の卵だけに、新鮮でおいしい。輸入品の半分の塩分で、そのまま食べると 素材の味がよく分かる。国産の安全安心な食品。輸入物より割安で、客に喜んでもらえるはず。」と太鼓判を押され、実際に「新見産フレッシュキャビア」の名で販売してみると大変好評な売れ行きなのだそうです。
この“フレッシュキャビア”の特徴は名前のとおり新鮮なこと。
外国産の輸入キャビアは加熱処理され高い塩分濃度で保存状態を維持しているんですが、国産のものを国内で流通するなら加熱処理せず塩分濃度も控えめにして出荷することが可能。そのため素材の味を損なうことなくいただくことができるんです。
その新見市の漁協が『新見の新しい特産品に』と2000年から日本国内では珍しいチョウザメの養殖に取組み、2006年に初の採卵に成功。翌2007年に売りだせるところまでこぎ着けました。
採卵された卵は漁協で高級食材の“黒いダイヤ”とも呼ばれる「キャビア」に加工され、地元での販売はもちろんのこと、首都圏や関西圏でも販売されています。
もしかして「山の中でサメ?」と疑問に思われる方もおられるかと思いますが、チョウザメは淡水魚で河川で生息する魚類なんですね。
新見市は高梁川流域の澄んだ美味しい水が豊富にあり、淡水魚の養殖に適しているんですが、1977年から続けてきた鮎の養殖が採算の面で合わなくなり、「それに変わるものを」と目を付けたのがチョウザメの養殖なんです。
この新見のキャビアが、優れた国産品の販売を目指して各種食品の調査をしていた伊勢丹のバイヤーの目にとまり、
「きれいな水で育った魚の卵だけに、新鮮でおいしい。輸入品の半分の塩分で、そのまま食べると 素材の味がよく分かる。国産の安全安心な食品。輸入物より割安で、客に喜んでもらえるはず。」と太鼓判を押され、実際に「新見産フレッシュキャビア」の名で販売してみると大変好評な売れ行きなのだそうです。
この“フレッシュキャビア”の特徴は名前のとおり新鮮なこと。
外国産の輸入キャビアは加熱処理され高い塩分濃度で保存状態を維持しているんですが、国産のものを国内で流通するなら加熱処理せず塩分濃度も控えめにして出荷することが可能。そのため素材の味を損なうことなくいただくことができるんです。
新見市にはこの新名物フレッシュキャビア以外にもピオーネのワイン・千屋牛・山羊乳チーズなどの特産品があり、これらをPRすべく昨年11月に『新見A級グルメフェア』を開催したところ大好評、伊勢丹に続いて今度は三越のバイヤーの目にとまり、東京・中央区の三越銀座店で『味覚のガラパゴス』と銘打ってフェアが開催されることに。
この“ガラパゴス”という言葉は、“岡山県の山の中で独自の進化を遂げたグルメ”という意味でつけられたのだそうです。確かに首都圏の人にとって岡山県新見市なんて知っている人は少ない“辺境のようなところ”でしょうから、ある意味正しいのかもしれません。面白いしインパクトあるネーミングですね。
新見産キャビアいかが 銀座で食材フェア
千屋牛やキャビアなど新見市の特選食材“A級グルメ”をそろえたフェア「味覚のガラパゴス」が14日、東京・中央区の三越銀座店で始まった。副題は「発見! 美食の秘境、岡山県新見市」。首都圏での知名度の低さを逆手に取ってアピールしている。
高梁川の天然水で養殖したチョウザメの卵のキャビア、ミネラル豊富な石灰岩土壌で栽培されたブドウのワイン、ヤギ乳のチーズ―など。昨年、新見市で開かれた「新見A級グルメフェア」が同店バイヤーの目に留まり実現。山間部の新見市を「美食の宝庫」と捉え、限られた環境で独自の進化を遂げた世界自然遺産「ガラパゴス諸島」になぞらえて命名された。22日までの期間中の売れ行き次第では、同店が既に扱うキャビアに続くニューフェースが“銀座デビュー”するかも。
「山陽新聞」 新見産キャビアいかが 銀座で食材フェア (2012/05/15)
この“ガラパゴス”という言葉は、“岡山県の山の中で独自の進化を遂げたグルメ”という意味でつけられたのだそうです。確かに首都圏の人にとって岡山県新見市なんて知っている人は少ない“辺境のようなところ”でしょうから、ある意味正しいのかもしれません。面白いしインパクトあるネーミングですね。
新見産キャビアいかが 銀座で食材フェア
千屋牛やキャビアなど新見市の特選食材“A級グルメ”をそろえたフェア「味覚のガラパゴス」が14日、東京・中央区の三越銀座店で始まった。副題は「発見! 美食の秘境、岡山県新見市」。首都圏での知名度の低さを逆手に取ってアピールしている。
高梁川の天然水で養殖したチョウザメの卵のキャビア、ミネラル豊富な石灰岩土壌で栽培されたブドウのワイン、ヤギ乳のチーズ―など。昨年、新見市で開かれた「新見A級グルメフェア」が同店バイヤーの目に留まり実現。山間部の新見市を「美食の宝庫」と捉え、限られた環境で独自の進化を遂げた世界自然遺産「ガラパゴス諸島」になぞらえて命名された。22日までの期間中の売れ行き次第では、同店が既に扱うキャビアに続くニューフェースが“銀座デビュー”するかも。
「山陽新聞」 新見産キャビアいかが 銀座で食材フェア (2012/05/15)
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