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移住者に助成金100万円!

田舎へ移住して田舎暮らしをとお考えのみなさんに耳寄りなニュースがあります!

美作市が市外から美作市へ移住した人を対象にした最大で100万円を助成する制度を開始したそうです。
近年の少子高齢化と過疎化に歯止めをかけるのが目的で、子供のいる家庭はより多くの助成金を得られるようになっているようです。

この制度の対象者は今年2012年の4月1日まで美作市外に居住していて、それ以降に美作市へ移住し最低でも5年以上を美作市で生活することが必要最低条件です。

気になる助成金額の算定方法ですが、新築の家を建てる場合と建売物件購入者には住宅新築補助金として住宅に必要な費用の1/5まで、最大で100万円を上限に補助します。
新築の家の場合は費用が500万円を下回る事は稀でしょうから、普通に考えて100万円の補助がしてもらえますね。仮に200万円で家を建てたなら40万円が補助してもらえるわけです。

中古住宅の場合は、同じく住宅に必要な費用の1/5までなのですが、最大で50万円までが上限となっています。しかし、中古住宅につきもののリフォームに必要な費用の1/2も補助してくれます。この住宅購入費用の補助とリフォーム費用の補助の合計は100万円までとなります。
例えば、300万円の中古物件を購入してリフォームに150万円掛けたとしますと、
300万円×1/5=60万円なのでこちらは50万円、150万円×1/2=75万円ですが、ふたつを合計すると125万円となりますので、リフォーム費用も50万円までを助成してもらえることになります。
極端な例を挙げますと、100万円の中古物件だと、購入費に20万円の補助が出ますので、リフォーム費用が160万円以上なら80万円までが補助してもらえるということですね。

そして更に中学生以下の子供がいる場合は、対象となる子供一人当たり10万円が加算してもらえるんですね。

美作市が移住者に最大で百万円補助 人口減少に歯止め

 美作市は、住宅を新築・購入して市外から移住した世帯を対象に最大100万円を助成する制度を創設した。市内への定住を促し、人口減少に歯止めをかける狙い。県によると、世帯構成によっては移住に対する助成としては県内最高額となる。

 4月1日現在で市外に居住していた人が市内に転居し、5年以上住むことが条件。助成額は転居経費の5分の1とし、新築や建て売り住宅を購入した人は上限100万円。上限50万円の中古住宅購入者も、購入後に増改築する場合はさらに費用の2分の1を助成、合わせて上限を100万円としている。

 いずれも中学生以下の子どもがいれば、1人当たり10万円を上乗せする。

 このほか市外への転出を防ぐため、市内居住者が市内で新築したり、建売住宅を購入した場合にも10万円を補助する。

 各制度とも2012〜14年度の3年間で、12年度当初予算で3千万円を計上している。枠を超えた場合は補正予算で対応する。申し込み、問い合わせは同市協働企画課(0868(72)6631)。

 美作市の人口(住民基本台帳ベース)は新市発足の05年は約3万4千人だったが、11年は約3万1千人。転出者は年間800人以上で、転入より100人以上多くなっている。

 県内では、矢掛町が40歳以下で条件を満たす転入者に最大120万円を助成している。

「山陽新聞」 美作市が移住者に最大で百万円補助 人口減少に歯止め (2012/05/22)

移住者への助成制度は美作市に限った事ではなく岡山県内の他の市町村でもあります。
しかし今回の美作市の助成金額は最大レベルで、特に暮らしたい地域にこだわりが無い方には朗報ですね。

参考までに他の地域の“定住促進施策制度”が掲載されたものがありますのでリンクを貼っておきますね。
「各市町村別の移住・定住促進施策一覧」

この度の美作市の助成金について詳しくはこちらをどうぞ
「美作市に移住・定住をお考えの皆様へ!!」

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ニュース | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/05/22 23:12
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