田舎暮らしの友、“竹”

タケノコご飯・煮物・炒め物・味噌汁・固い部分はキンピラ・柔らかい部分は刺身に。そのほか中華料理などタケノコが主役ではないけど欠かせない料理にと色々と使えます。
ただ、今年は冬が長かったせいか若干出るのが遅れているようで、我が家の食卓にはまだ登場してくれません。そういえばワラビもまだ顔を見かけません。例年ならとっくに美味しく頂いている時期なんですがねぇ。
そんなわけで!最初はタケノコについて書こうかと考えていたんですけど、悔しいので「竹」についてに変更です(苦笑)
日本人は身近にある竹を生活に上手に利用していました。
竹竿・竹かご・ザル・ほうき・串・箸・スダレ・つり竿・筆・梯子などの道具、土壁の壁下地・垣根・床柱・壁等の建築関係、竹刀・尺八・笛・花差し・家具の外装・茶道具・玩具などの工芸品。職人が作った物もあれば、自ら手作りした物も。生活のいたるところに竹が活用されています。現在は材料に竹を使わなくなった物も少なくないですが、今も変わらず竹で作られているものも結構ありますね。
さて、田舎の家には竹林が付いているものは少なくありません。もしもあなたが竹林付きの田舎家を購入されたらどうしますか?
まず一番に忘れてはいけないこと。
春はタケノコを積極的に採りましょう。美味しく食べる目的だけでなく、採らずにほって置いたら竹が増えすぎてしまいます。
宅地内にタケノコが浸食してくることも珍しくありません。極端な例ですが、長期に渡って空家になっていたため、室内まで竹が生えている家を観たことがあります。タケノコはどんどん採って、採れ過ぎちゃったら近所の人や親戚や会社などでお裾分けしましょう。
そして、せっかくだから竹を有効活用しましょう。
竹を切ってきて、長椅子やスダレや垣根を造るも良し、手軽に花活けなどの小物を作るも良し、本格的に竹細工に挑戦するも良し、いい趣味になりそうです。
そして、様々な効能があることで知られる竹炭を作ってみてはいかがでしょうか。
竹炭の効果
【脱臭効果】 竹炭には小さな孔が無数に開いていて、孔の断面は蜂の巣状になっています。その非常に細かな孔が物理的に臭いの成分を吸着、孔の中にいる微生物がそれを分解することで消臭されます。
車・部屋・冷蔵庫・下駄箱などにおいが気になる所に置いているだけで効果がありますし、ちょっと小奇麗に飾ってインテリアとしても楽しめます。 足の臭いが気になる人は脱いだ靴の中に入れておくのもいいですね。(竹炭を入れたまま靴を履くと痛いですよ!)
【水やご飯を美味しく】 水道水にはカルキが入っていますが、水道水1リットルあたり80グラムの煮沸消毒した竹炭を入れます。およそ一日置いておけばカルキ臭さの元となる塩素や不純物を取り除いてくれ、また竹炭に含まれているミネラル成分が溶け込んで、美味しいミネラルウォーターが出来上がります。ポットに入れておくのもいいですね。
ご飯を炊くときには、米1合に対して20グラムの煮沸消毒した竹炭を入れましょう。炊きあがって保温している時も入れておけば、臭くなったり黄ばんだりするのを防いてくれます。
【床下に】 湿気が気になる家では、床下に竹炭を置いておくと除湿効果が得られます。なんと白蟻予防の効果まであるそうです。竹炭を作る時の副産物「竹酢液」を撒いておけば消臭効果があるだけでなく、白蟻をはじめとしてゴキブリ・ダニ・ナメクジ・ネズミなどを寄せ付けない効果もあるのだそうです。
【畑の土壌改良に】 竹炭を粒状に砕いて土に混ぜると(土の量に対して1割程度)土の通気性が良くなり、透水性や保水性も良くなります。また、竹炭はアルカリ性ですので、酸性の土壌を中和する効果もあります。
竹炭の無数に開いた微細な孔に有用な微生物が着床し、土の有機物を分解・増殖して、作物が育ちやすい土壌にしてくれるのも嬉しい効果です。 土に入れる場合は1年ほど雨ざらしで放置した物が効果を得られやすいようです。
【肥料(堆肥)作りに】 落ち葉・ワラ・屎尿などと砕いた竹炭を混ぜて積んでおけば、自然発酵して堆肥ができます。堆肥の材料に竹炭を混ぜることで、有機物の分解が促進されて成熟されるまでの時間を短縮、発生する悪臭も竹炭が押さえてくれます。
竹炭の作り方ですが、こちらのサイトが詳しいです。
福井さんちの夢を届けるホームページ 「オイル缶で竹炭作り」
もっと手軽にやりたい方、岡山県農林水産総合センター森林研究所が開発したこの製品はどうでしょうか?
「簡易軽量炭化炉スミヤケール」
竹竿・竹かご・ザル・ほうき・串・箸・スダレ・つり竿・筆・梯子などの道具、土壁の壁下地・垣根・床柱・壁等の建築関係、竹刀・尺八・笛・花差し・家具の外装・茶道具・玩具などの工芸品。職人が作った物もあれば、自ら手作りした物も。生活のいたるところに竹が活用されています。現在は材料に竹を使わなくなった物も少なくないですが、今も変わらず竹で作られているものも結構ありますね。
さて、田舎の家には竹林が付いているものは少なくありません。もしもあなたが竹林付きの田舎家を購入されたらどうしますか?
まず一番に忘れてはいけないこと。
春はタケノコを積極的に採りましょう。美味しく食べる目的だけでなく、採らずにほって置いたら竹が増えすぎてしまいます。
宅地内にタケノコが浸食してくることも珍しくありません。極端な例ですが、長期に渡って空家になっていたため、室内まで竹が生えている家を観たことがあります。タケノコはどんどん採って、採れ過ぎちゃったら近所の人や親戚や会社などでお裾分けしましょう。
そして、せっかくだから竹を有効活用しましょう。
竹を切ってきて、長椅子やスダレや垣根を造るも良し、手軽に花活けなどの小物を作るも良し、本格的に竹細工に挑戦するも良し、いい趣味になりそうです。
そして、様々な効能があることで知られる竹炭を作ってみてはいかがでしょうか。

【脱臭効果】 竹炭には小さな孔が無数に開いていて、孔の断面は蜂の巣状になっています。その非常に細かな孔が物理的に臭いの成分を吸着、孔の中にいる微生物がそれを分解することで消臭されます。
車・部屋・冷蔵庫・下駄箱などにおいが気になる所に置いているだけで効果がありますし、ちょっと小奇麗に飾ってインテリアとしても楽しめます。 足の臭いが気になる人は脱いだ靴の中に入れておくのもいいですね。(竹炭を入れたまま靴を履くと痛いですよ!)
【水やご飯を美味しく】 水道水にはカルキが入っていますが、水道水1リットルあたり80グラムの煮沸消毒した竹炭を入れます。およそ一日置いておけばカルキ臭さの元となる塩素や不純物を取り除いてくれ、また竹炭に含まれているミネラル成分が溶け込んで、美味しいミネラルウォーターが出来上がります。ポットに入れておくのもいいですね。
ご飯を炊くときには、米1合に対して20グラムの煮沸消毒した竹炭を入れましょう。炊きあがって保温している時も入れておけば、臭くなったり黄ばんだりするのを防いてくれます。
【床下に】 湿気が気になる家では、床下に竹炭を置いておくと除湿効果が得られます。なんと白蟻予防の効果まであるそうです。竹炭を作る時の副産物「竹酢液」を撒いておけば消臭効果があるだけでなく、白蟻をはじめとしてゴキブリ・ダニ・ナメクジ・ネズミなどを寄せ付けない効果もあるのだそうです。
【畑の土壌改良に】 竹炭を粒状に砕いて土に混ぜると(土の量に対して1割程度)土の通気性が良くなり、透水性や保水性も良くなります。また、竹炭はアルカリ性ですので、酸性の土壌を中和する効果もあります。
竹炭の無数に開いた微細な孔に有用な微生物が着床し、土の有機物を分解・増殖して、作物が育ちやすい土壌にしてくれるのも嬉しい効果です。 土に入れる場合は1年ほど雨ざらしで放置した物が効果を得られやすいようです。
【肥料(堆肥)作りに】 落ち葉・ワラ・屎尿などと砕いた竹炭を混ぜて積んでおけば、自然発酵して堆肥ができます。堆肥の材料に竹炭を混ぜることで、有機物の分解が促進されて成熟されるまでの時間を短縮、発生する悪臭も竹炭が押さえてくれます。
竹炭の作り方ですが、こちらのサイトが詳しいです。
福井さんちの夢を届けるホームページ 「オイル缶で竹炭作り」
もっと手軽にやりたい方、岡山県農林水産総合センター森林研究所が開発したこの製品はどうでしょうか?
「簡易軽量炭化炉スミヤケール」
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庭の土壌改良に使う竹炭を県内で売っているところはないかと探していて、こちらにたどり着きました。
庭でたき火もできなくなって何年になるでしょう。
物件情報を見せていただきながら、こういう場所なら今でもできるのかもしれないなと、ちょっと羨ましくなったので、足跡を残させていただきます。