水の郷 奥津湖

鏡野町にある「奥津湖(おくつこ)」は、町を南北に流れる吉井川に造られた「苫田ダム」によって人工的に作られたもので、山間を流れている吉井川を堰き止めて造られているので、細長い形をしています。
今回ご紹介する「水の郷 奥津湖」は、この奥津湖の湖畔に造られた“道の駅”的な施設です。
記事タイトル下の横長な写真の右端。小さいですが、よ~く見てみると何かがいます。
これ、身長が2mくらいあるエリマキトカゲちゃんなんですが、なんでここに置かれているのでしょうね?
鼻先にはカエルちゃんが乗っかっていますし、何か意味があるんでしょうか(^^;)

「水の郷 奥津湖」入り口です。
木製のベンチ…というか、丸太を縦割にしたベンチが置かれています。
この建物の向こう側に奥津湖が広がっています。
建物の中央を通り抜けて、湖畔側へ出られるようになっていて、その通路の左右に入り口があります。

とりあえず奥津湖を眺めに。湖というよりも広い川っぽいですね。
奥津湖のほぼ中央を渡る「苫田大橋」が遠くに見えます。V字型をした橋脚が独特な橋で、奥津湖の大半の場所から見えますよ。



入り口(駐車場側)から入って左手にある「広報展示館」。
ここでは奥津湖・温泉・景勝地・特産物など鏡野町の観光案内をするパネルが展示されています。
なかでも興味を引かれたのが、奥津湖全体を表した模型です。
まず、ダム建設により水の下へ沈んでしまう前の状態を再現し、そこに青い半透明のアクリル板を使って、現在の奥津湖を表現しています。
小さな赤い丸印が見えますか?これが現在地:水の郷 奥津湖です。
上から見ると、沈んでしまった町の様子が観て取れますが、横から見るとアクリル板が反射して本物の水面のように見えますね。



「ふるさと味わい館」です。
広報展示館を出て反対側に入り口があります。
様々な鏡野町特産品土産が並べられますが、やっぱり鏡野町と言えば“姫とうがらし”。
何種類あるのか数えるのがバカらしいくらいにバラエティー豊かな姫とうがらしの加工品が並べられていました。



お土産物の写真を撮っていると、お店のお姉さんがお茶の試飲を勧めてきました。
なんでも梅ととうがらしが入ったお茶なんだそうです。それではといただいてみました。しかし梅の風味はあれどとうがらしの辛味が感じられませんでしたが、一口飲んだ後から少しずつピリピリと・・・。
これはなかなかいいですね。辛みはほんのわずかにしか感じられませんが、梅の風味と合わさっていいアクセントになっています。
お姉さんがもうひとつ、試食を勧めてきました(苦笑)。
卵が練り込まれた米粉生地にピーナッツがポツポツと入ったおせんべい…ちょうど「やまは製菓の小判ピー」のようです。この生地の中にまたしても姫とうがらしが練り込まれているそうで、こちらは先程のお茶とは違いポリポリ食べているうちからピリリッと姫とうがらしが顔を出します。卵煎餅とピーナッツの甘味と姫とうがらしのコラボレーション。こちらも結構いけますよ。
更に姫とうがらしと葉ワサビを使ったロールケーキも紹介してくれました。
ロールケーキに姫とうがらしって、えらい冒険したな!なんて思いながら説明を聞くもこちらの試食は無しで残念(苦笑)。
この水の郷 奥津湖には他に窓から奥津湖を眺めながら食事が出来る飲食コーナー、子供たちが遊ぶのにちょうどいい芝生の広場があります。
奥津湖畔へと降りていける遊歩道も整備されていて、湖畔でくつろぎのひとときを過ごすことも出来ます。
また、一台100円で借りる事が出来るレンタル自転車も置かれていて、奥津湖周辺をぐるりとサイクリングが楽しめますよ。

上の写真は、苫田大橋から水の郷 奥津湖を眺めた時のものです。(遠くに見える橋の右側です)
水の郷 奥津湖
岡山県苫田郡鏡野町河内60-8 【地図】
TEL:0868-52-2225
定休日:毎週水曜日
営業時間:9:00~18:00(4月1日~11月30日)
営業時間:9:00~17:00(12月1日~3月31日)
駐車場:普通車150台・大型車4台
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