小ネタ【現役で働く水車】
農業も近代化が進んで様々な便利な機械を使うようになっていますが、今でも昔ながらの方法が使われていることもあります。
今回ご紹介するのは岡山県津山市のとある農村で、今も現役で使われている“水上げ水車”です。
この木製の水車は小川の流れを受けて回転し、水車に取り付けられている塩ビパイプで水をくみ上げて、田んぼに向けて設置された戸井にパイプの水が流れ落ちる仕組み。
水上げ水車は四年ごとに新しく作り直されているそうで、今でこそ塩ビパイプを使っていますが、かつては竹筒だったのでしょうね。

今回ご紹介するのは岡山県津山市のとある農村で、今も現役で使われている“水上げ水車”です。
この木製の水車は小川の流れを受けて回転し、水車に取り付けられている塩ビパイプで水をくみ上げて、田んぼに向けて設置された戸井にパイプの水が流れ落ちる仕組み。
水上げ水車は四年ごとに新しく作り直されているそうで、今でこそ塩ビパイプを使っていますが、かつては竹筒だったのでしょうね。


この田んぼは横を流れる小川(用水)よりも高くなっていて、以前はこの小川沿いに七つの水車が回っていたそうなんですが、現在はこの田んぼのふたつのみになっています。他の水車は近代兵器=動力ポンプにとって代わられています。

最近では現役で動いている水車は珍しいこともあり、写真愛好家が訪れてカメラを構えている姿が度々見られるようです。
水車の設置場所の住所をリンクしておきますが、近辺は道が細い上に水車の先は行き止まりになっていますので、訪れる場合はその点を踏まえて周り近所にご迷惑が掛からないように気をつけてくださいね。
岡山県津山市中島 【地図】
スポンサーサイト
現役で使われている“水上げ水車”
水車が使われているところがまだあるんですね!
いい雰囲気がありますね!
現役で活躍している水車はこの津山市中島の他にも、美作市(旧勝田町)の県道沿いでも活躍しているのを見たことがありますよ。
もしかしたら探してみると案外とあるのかも?
水車の魅力は、のどかな農村風景に似合う風情があるだけでなく、動力ポンプみたいに燃料を消費してCo2を排出しないという面もありますよね。
作るのには手間がかかるし、用水の水量が極端に少ないと水を汲めないというデメリットもありますが、もっと見直されてもいいような気がします。