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ヱヴァンゲリヲンと日本刀展

ヱヴァンゲリヲンと日本刀展

『ヱヴァンゲリヲンと日本刀展』が催されている「備前おさふね 刀剣の里」に行ってきました。

「備前おさふね 刀剣の里」の正式名称は「備前長船刀剣博物館 備前おさふね 刀剣の里」。
長船町と日本刀の関わりについては、「備前長船とエヴァンゲリオン」で触れていますのでそちらをご覧くださいね。

「備前おさふね 刀剣の里」は、国道2号線からちょっと(約650m)入った場所にあり自動車ならアクセスしやすいのですが、徒歩圏内には鉄道の駅もバス停もありませんので公共交通機関を利用される方は、最寄りのJR赤穂線「長船駅(おさふねえき)」か「香登駅(かがとえき)」からタクシーを利用するのがいいでしょうね。
(長船駅からは約2.8km、香登駅からだと約1.7kmです)


備前長船刀剣博物館 備前おさふね 刀剣の里
7月14日から催されている展示会『ヱヴァンゲリヲンと日本刀展』は、伝統工芸の集合体・“日本刀”と社会現象まで引き起こした“劇場版アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」”とのコラボレーション企画。
エヴァンゲリオンとコラボすることで、日本刀やその文化に興味が無かった人達にも、本物の伝統文化や技術の凄さを伝え、関心を持ってもらうキッカケになればということで開催されています。

展示されているのは、TVシリーズの「エヴァンゲリオン」や映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」に登場する武器にインスピレーションを得て、伝統的技法を用いて作られた作品です。
作品内に登場するほぼそのままな物や、登場するキャラクターやメカニックをモチーフに造り上げられた作品。
他にも劇場版アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の原画やイメージボードの展示、エヴァ関連グッズの販売がされているヱヴァンゲリヲンストアもありますよ。

ふれあい物産館店舗内刀剣に関連したお土産品がいっぱい
展示イベントも気になりますが、その前に「ふれあい物産館」を物色。
もちろん備前長船をモチーフにしたお土産物がいっぱい!本物の刀剣も置かれていましたが、こちらは残念ながら作者の許可が無いと撮影不可とのことでした。


博物館入口付近
では門をくぐって博物館に参りましょう♪
上の写真のエヴァのキャラクターが描かれたイベントの幕の前では、エヴァファンが入れ替わり立ち替わり記念写真を撮影していました。この写真は皆さんが入館するのを待ってようやく撮れたもの。
博物館にはいると受付があり、念のために写真撮影についての確認をして、いざ展示会室へ!
※通常は一切の写真撮影は禁止ですが、この『ヱヴァンゲリヲンと日本刀展』期間中については展示作品のフラッシュ無しでの写真撮影が許可されています。ただし原画などの写真撮影は一切禁止なので気を付けてください。


ロンギヌスの槍
ドーーーンッ!いきなりこの展示会の目玉、 “ロンギヌスの槍”です。
全長約3.32m、重量22kg!西洋でいうダマスカス鋼のようになるまで鍛錬された肌模様、二股になった鉾先と二重らせん状の柄が特徴ですね。
作品の後ろには図面が貼られていますが、これは製作時に書かれたものなのでしょうか?かなり細かく注釈が書き込まれています。


プログレッシブナイフ (劇場版初号機タイプ)火縄銃(陽電子砲がモチーフ?)初号機暴走モード面
“ロンギヌスの槍”のインパクトに押され気味ですが、他にも刀剣や兜や火縄銃などの作品が展示されています。
ちなみに火縄銃は作品内の“ヤシマ作戦”に使用された陽電子砲がモチーフ?この面は初号機が暴走した時の顔がモチーフですね。


二階展示室で作品に見入る人々
二階の展示室に移動。入り口では等身大のアスカとレイ(エヴァンゲリオンの登場キャラ)が出迎えてくれます。(主役のハズの碇シンジ君の等身大フィギュアはありません。)


綾波レイをイメージして造られた刀剣エヴァンゲリオン幻の武器 マゴロクソード…モチーフの刀剣エヴァとは関連しない作品も展示されている
刀身にロンギヌスの槍が描かれ、鞘は綾波レイが搭乗する0号機カラーの刀剣。美しいですね。
アニメの設定にありながら作品に登場することの無かった武器、“マゴロクソード”をベースにした作品。
エヴァンゲリオンとは関係なしに、通常の作品もいくつか展示されていました。


研修館=ヱヴァンゲリヲンストア工房での制作作業風景も見学できる
博物館から出て、奥の建物へ向かうと数多くのエヴァンゲリオン関連商品が販売されている“ヱヴァンゲリヲンストア”があります。
このストアには岡山県では通販でしか購入が出来ないエヴァグッズ、逆にココでしか買えない『ヱヴァンゲリヲンと日本刀展』オリジナルグッズの販売がされています。また “ロンギヌスの槍”の製作風景が大画面モニターで流されていてとても興味深く拝見しました。
ストアを出るとその右手に“備前長船鍛刀場”があり中に入って見る事が出来ます。他にも日本刀製作各工程ごとの工房があり、実際の制作風景を見学できるようになっています。
この施設はエヴァとは関係ありませんのでいつでも見る事が可能です。日本中さがしてもこのような施設は他にないと思いますので来場した際は必見ですよ。


備前長船刀剣博物館 備前おさふね 刀剣の里
岡山県瀬戸内市長船町長船966 【地図】
TEL:0869-66-7767
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館、その翌日に振替休)・祝日の翌日
・年末年始(12月28日~1月4日)・展示替え時の臨時休館
※7月14日~9月17日まで特別展にて全日開館
開館時間:9:00~17:00 (入館は16:30まで)
料金:一般700円、高・大学生500円、小中学生200円
駐車場:普通車50台・バス5台

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観光-施設 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/08/10 23:21
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