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夏と言えばスイカ

スイカ イメージ夏の風物詩として連想するモノのひとつスイカ。
田舎の家の縁側に座り、ヒマワリの花を眺めながらスイカにかぶりつく光景はいかにも夏って感じですね。

冷蔵庫の普及のため最近はあまり見かけなくなりましたが、田舎の川や池、または井戸のある家では井戸の中でスイカを冷やしていたものです。

スイカは漢字で“西瓜”と書くことからわかるように、ウリ科の植物です。
大きな玉状の実を付けるので強そうなイメージもしますが、スイカの苗はとてもか弱いために他のウリ科の植物を台木として苗を接ぎ木して栽培するのが一般的です。

“西瓜”というのは元々は中国で付けられた名称で、中国より西の中央アジアから伝わったことからきています。日本に伝来した際にも “西瓜”という名称のままで広まりました。
日本語読みの“スイカ”という発音についても、広東語の発音=“サイクワァ”が訛って“スイカ”となったようです。

スイカは、野生種がアフリカ中部の砂漠地帯で見られることから“おそらくはアフリカのサバンナ地帯が原産地”だとされています。
スイカと人間の付き合いは古く、エジプトの4000年前の壁画にスイカが描かれています。ただし当時は主に種の方を食べていたようで、ヨーロッパに持ち込まれてから果肉部分をくだものとして食すようになったそうです。
というのも原産地アフリカの野生種のスイカの果肉は、水分は大量に含んでいるものの糖度が低く苦味が強くてとても食用に適していない為で、果肉に含まれる水分は飲用以外の生活用水に利用していたようです。

スイカが日本に伝来した時期は1579年に長崎へポルトガル人が持ち込んだとか、慶安年間(1648~1652年)に隠元禅師が中国から持ち帰ったとか、岡山地域の弥生時代の遺跡から炭化した種が大量に発見されているなど、諸説ありはっきりとはしていないのですが、江戸時代には全国的に広く普及、庶民の夏の風物として愛されるようになりました。

普段、夏のくだものとして特に意識せずに食べていると思いますが、スイカにも色々な効能があります。

果肉の90%以上は水分で、その果汁には糖質7.9%、少量のリンゴ酸やアルギニンが含まれていて、果肉の赤い色の正体はリコピンとカロチンです。また大量にミネラルも含まれています。
種には脂肪やたんぱく質が多く含まれているため古代エジプトで食べられていました。
※日本では種を食べる事は少ないのですが、アジア地域では種を炒って種を割り、その中身を食べる地域が多いそうです。ちょうどヒマワリの種のような感じでしょうか。普通のものよりも大きな種を付ける種採り用のスイカも存在するそうです。

スイカの果汁には利尿作用があり、この果汁を煮詰めて濃縮した「スイカ糖」は利尿作用により体のむくみや疲れを改善。アルコールの代謝を促す効能もありますので二日酔いの予防にも役立ち、糖分により疲労回復にもいいそうです。
また、紫外線デトックス効果もあるんだそうですよ。
※紫外線デトックスとは、紫外線を浴びることにより体内に作られる毒素“スーパーオキシド”を解毒すること。
長時間紫外線を浴びて体内にスーパーオキシドが大量に作られると、細胞の遺伝子が破壊されて皮膚癌や他の癌を発症しやすくなったり、免疫力が低下して病気になりやすくなったり、体内の脂質がベトベトになって血管が詰まりやすくなったりします。

この「スイカ糖」を作るのは比較的簡単で、家庭で手軽に作ることができます。

【スイカ糖の作り方】
・種ごとミキサーにかけて出来たスイカジュースを布でこします。
※お好みで皮無し、皮有りはご自由に。レモン汁を加えるのもいいでしょう。
・鍋に入れて煮詰めます。沸騰するとアクのような赤い色素が浮いてくるので、それをすくい取りながら煮詰めていきます。
・火力が強めだと泡だらけになってしまうので、中火か弱火でコトコト煮詰めていきましょう。
・とろみが出てきたら焦げ付かないように木べらなどで混ぜながら煮詰め、ハチミツよりちょっと柔らかいくらいの粘度になったら火を止め、保存する器(ビンなど)に移します。
・常温で冷ますで出来上がり。冷えると更にトロみが増します。これを冷蔵保存しておきましょう。

スイカ糖は一日にスプーン1~2杯くらいとるのがいいでしょう。
そのままでも自然な甘みがして問題無くいただけるのですが、せっかくなので他のものと合わせて美味しくいただくのもいいですね。

ヨーグルトと一緒に、砂糖代わりに紅茶などに入れてみたり、ジャム代わりにパンに塗ってみたり、料理の隠し味にも使えそうですね。

食べきれずに残ったスイカを使えば安上がりに作れますし、一度スイカ糖作りにチャレンジしてみませんか?

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野菜・果物・山野草 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/08/16 18:14
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