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北庄と上籾の棚田

北庄棚田の一部の航空写真
田植えや稲刈り、畑で農作物の栽培する農耕風景は田舎ならではの物のような気もしますが、都会でもちょっと市街地から外れたら、見れないことも無いと思います。
しかし、山々の斜面を開墾し、等高線にそって並ぶ棚田風景は本当の田舎に行かないと見ることはできませんよね。

平地での耕作と違い、棚田での耕作は行き気に急斜面の上り下りが必須で体力的に厳しく、文明の利器である農業機械を持ち込むのが困難だったりします。軽トラックの乗り入れや農業機械の持ち込みが出来るように畦道を整備するにはかなりの費用が掛かります。
更に農家の高齢化の影響もあって、使われることが無くなり休耕田だらけになってしまっている棚田も少なくありません。

田舎の過疎化・若い人材不足はどこの田舎でも大きな課題なのですが、それでも今も元気に棚田で耕作を続けている方達もいらっしゃいます。

岡山県久米郡久米南町の北庄(きたしょう)地区と上籾(かみもみ)地区でも、そんな日本の田舎の原風景を保った棚田を観ることができます。
このふたつの地区の棚田は日本棚田百選に選定されています。

今回は、稲の穫時期が近付いた両地区の棚田風景をご紹介します。
国道53号線から外れて田舎集落を山へと進むと、グネグネとした登り道が太くなったり細くなったり。車通りは少ないですが、ブラインドになったカーブも少なくないので、見学に行かれるならば安全運転を心掛けてくださいね。

北庄の棚田 その1
北庄地区には2700枚の棚田があるのだそうで、これは全国的に見てもかなり大規模ですが、広範囲に渡ってあるため、特定の一点から壮大な棚田風景を臨むっていう具合にはいかないのがちょっと惜しいですね。


北庄の棚田 その2
棚田のすべてが現在も使用されているわけではなく、休耕中であったり畑として利用されていたりします。
右に見える池は、ため池百選に選出されている「神之淵池(かんのぶちいけ)」です。


神之淵池神之淵池 記念碑案内板
「神之淵池」。
大正13年(1924年)の大干ばつをキッカケに、地域農民達が5年の歳月をかけて造ったため池です。
労徒は延べ50万人、工費は約100万円(現在の貨幣価値で3億5千万円)、貯水量約11万立方メートルです。
地域の組合員が毎日10時間に及ぶ土木作業の重労働の末に完成したこの池は、90年近く経った現在まで危険を感じる様な水漏れなど一切ありません。
その秘訣は3cmの鋼土が1cm以下になるまで突き固めてコンクリート以上の硬度にするという気の遠くなるような作業。
現在の重建機などなかった当時に手作業で造り上げたこのため池、携わった方達には頭が下がるばかり。ため池百選に選出されるのも納得ですね。


上籾の棚田 その1
こちらは上籾地区の棚田風景。
上籾地区には約1000枚の棚田があるそうですが、北庄地区よりも更に棚田を一望できるような好スポットが少なく、地域全体に棚田が散らばっている印象。
久米南町のHP(下リンク)を観る限り、かなり山の上の方に登れば眺望良いところもあるみたいなんですが、今回は残念ながら見つけられず(苦笑)。


上籾の棚田 その2
なかには既に稲刈りが完了している田んぼもありました。

そう言えば…。この地域に限らず、年々田植え・稲刈りの時期が早まってきているような気がします。
以前(20~30年ほど前)は、田植えは6月、稲刈りは10月になってからというイメージだったのですが、近年は5月に田植え、9月初旬から稲刈りが始まり出すといったところが多い気がします。
気候の変化による影響もあるでしょうが、品種改良によってズレが出来てきたのかもしれませんね。

【岡山県久米南町】ようこそ久米南町へ 棚田

北庄の棚田:岡山県久米郡久米南町北庄地内 【地図】
上籾の棚田:岡山県久米郡久米南町上籾地内 【地図】

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田舎のフォトスナップ | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/09/11 18:54
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