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増え続ける外来生物

東日本大震災から1年半。
“全国避難者情報システム”の登録データによれば、被災地などからの岡山県内避難者数は平成24年9月現在、昨年同時期の約二倍の881人だそうです。その内、福島県からが約40%、直接的な被害の大きかった東北地方以外からも関東圏からの移住者も多く、東京と千葉からは昨年の同時期と比較して約三倍にもなっています。

これは遅々として進まない日本政府の復興対策に不安を覚えた人達が少なくないということの表れか?それとも今後来ると予想されている大震災から逃れ、自然災害の少ない岡山県へと移住する人が増えたということなのでしょうか?

なにはともあれ、こういう移住者の方々を岡山県はもろ手を挙げて歓迎し迎え入れますが、中には歓迎出来かねる移住者も。

植物・魚類・哺乳類・鳥類・爬虫類など、本来はこの地域に生息していなかった生物が、どこからかやってきて繁殖、元々あった生態系のバランスを崩してしまったり人の生活に害をなしたりしていますが、これを『外来生物』といい、とりわけ生態系や人間の生活に大きな影響を及ぼすモノは『侵略的外来種』と呼ばれています。

こういった生物は海外から来たものもありますが、県外の地域からやってきた生物もいます。
有名どころでは、「オオクチバス」「ブルーギル」などの魚類、「ヌートリア」「アライグマ」などの哺乳類、「セイダカアワダチソウ」などの植物、最近ニュースになった「セアカゴケグモ」などがありますね。

よそからやってきても在来種と仲良く共存してくれるなら問題は無いのですが、特に海外から来たものはとても生命力や繁殖力が強く、在来種を駆逐してしまいます。
岡山県では影響力の大きい侵略的外来種を“特定外来生物”として19種が確認されているそうです。

では、こういった外来種はどうやってやってくるのでしょうか?
・遠方から持ち込まれた物資に植物の種などが付着していた
・観賞用・園芸用として持ち込んだ植物が野生化した
・ペットとして飼育していた動物が捨てられたり逃亡して野生化した
・人間がある目的を持って持ち込んだが、予想以上の繁殖力を発揮した

大体の生物は、本来住んでいたところとは違った環境になじめず自然淘汰されてしまうのですが、中には適応力が高かったり、元住んでいたところよりも環境が適していたりでスゴク繁殖してしまうことがあります。
また、本来の生活環境では天敵がいたために繁殖が抑えられていたのに、その天敵がいない場所に来たがゆえに爆発的に繁殖してしまうということもあります。

侵略的外来種による環境破壊(生態系の破壊)、人の生活への悪影響のために駆除しなくてはなりませんが、本来の住処にいたならば奪わなくてもいい命を人間の都合で奪ってしまう行為です。
ほとんどの場合が、人間によって持ち込まれたというのに…。

そんなことが、後は少なくなるように、ムヤミヤタラに地域外の生物を持ちこんだり、その持ち込んだ生物を自然へ放つことは絶対に止めましょう。

「倉敷市立自然史博物館」では、“岡山県の外来生物”と銘打った展示が7月14日から開催されています。(11月4日迄)
ヒトコトに外来種といっても、その全てが環境や人間生活に悪影響を与えるものばかりではありません。そのためにこの展示ではこれらを“外から来た敵”として扱うのではなく、純粋にどんな物が外来種なのかを紹介するスタンスのようです。

倉敷市立自然史博物館
岡山県倉敷市中央2-6-1 【地図】
休館日:月曜(祝日・振替休日の場合は翌日:年末年始)
開館時間:9:00~17:15(入場は16:45迄)
観覧料:一般150円・大学生50円・高校生以下は無料

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田舎暮らしと生き物達 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/09/16 23:10
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