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食糧自給率向上月間

みんなで進める 食糧自給力向上!!つい最近知ったのですが、10月は岡山県の『食糧自給率向上月間』なんだそうです。

食料自給率とは、その国の国民が必要とする食糧の量を100とした場合に、自国内で生産される食糧の割合を表した物で、“カロリーベース”と“生産額ベース”の二種類の表し方があります。

カロリーベースというのは、米や野菜と肉類(更に動物性の物と魚や鶏)を比べると同じ重量でも肉類の方がカロリーが高いので、それぞれをカロリー計算した上での自給率ということ。早い話がいくら米や野菜の生産量が高くても、食肉の生産量が低いとカロリーベースでの自給率は低くなります。

生産額ベースというのは、必要とする食糧=食費が計算の元となります。
国民が健全に生きていくために必要とする食糧の総生産額に対して、実際に生産されている食料の生産額で計算されるものです。

農林水産省の発表によりますと、日本の食料自給率はカロリーベースで39%、生産額ベースで69%。
この数字はかなり低いもので、先進国の中では最低ランクなのだそうです。
生産額ベースに対してカロリーベースがかなり低い結果となっていますが、これは米や野菜の生産に比べて、食肉の生産量が低く、輸入に大きく依存している為の結果ですね。

ちなみに日本国内の都道府県別に見てみますと、自給率が一番高いのが北海道で192%、一番低いのがご東京都の1%。日本全国で自給率が100%を超えているのは北海道・青森県・岩手県・秋田県・山形県だけなんだそうです。岡山県は40%で平均的な数字になっています。

でもいくらなんでも主食である米はほぼ100%を国内で生産できていますので、これほどに数値が低いのは納得いかない気がしますが、それほどに食肉を輸入に頼っているのかな?と思って調べてみたところ、実は肉よりも穀物の自給率が28%しかないためにこの数値になっているんだそうです。

「えぇー?!ウソでしょっ?」って思っちゃいますが、四代穀物「米」「小麦」「トウモロコシ」「大豆」のうち、米以外の三種類は全量と言ってもいいほどの量を輸入にたよっているんだそうです。

この三種の穀物は、米に比べて同じ面積の農地では生産量が少ないことと、また毎年同じ農地での栽培が困難で農地を休ませたり輪作しなければならず、広大な土地が必要となるので土地の狭い日本では米栽培を主軸に置いてしまうという事情があります。

でも、いくら戦前に比べて食生活が変化してパンなどの消費量が増えたと言ってもやっぱり日本人の主食は米です。米が100%近く自給出来ているのに穀物トータルで28%にまで落ちるのは?

日本ではかなりの量の肉を輸入をしていますが、それでもソコソコのレベルで自給も出来ているそうです。
しかし、その肉を生産するための家畜が食べる餌となるもの=トウモロコシなどの穀物を100%に近い数値で輸入しています。
これが穀物の自給率を大きく落とし、日本の食糧自給率が低くなっている一番の原因のようです。

餌はちょっと盲点でしたねぇ。
近年は地元産の生産物を積極的に地元で食べるという「地産地消」という活動もされていますが、人間が食べるものだけではなく、家畜が食べる餌も地産地消にする必要がありそうですが…、はたして生産者=農家の方は家畜の餌用の穀物を生産して、米と同等かそれ以上の収入を得ることが出来るのでしょうか?

それ用の農地の確保も必要ですし、大量生産となると専用の機械の導入も必要でしょう。収入を得る前にかなりの額のお金が掛かってしまいそうで、そう簡単には行きそうな気がしません。
ここら辺の問題点は、自治体や国が何らかの対策を講じて農家の後押しをするしかなさそうです。

もうひとつ、日本の食料自給率を落としているものが生ゴミです。

昔の日本人の食生活を振り返ってみると、世界ではあまり見かけない言葉『もったいない』があることからもわかるように、生ゴミはあまり出していなかったと思うんです。

しかし現代社会では違います。
コンビニでは賞味期限が切れるよりもかなりマージンをとって食料品は廃棄されていますし、披露宴や宴会で出される料理の食べ残しもかなり多いそうです。
家庭でも購入したのに期限切れで捨てられたり、使い残された残りが捨てられたりしています。
廃棄物学の専門家の調べでは、生ゴミ全体のうち食べられるのに捨てられているモノは38.8%もあったんだそうです。

つまり、日本という国は大量に食糧を輸入して大量に捨てているという『もったいない』行為をしているわけです。そして自給率の計算には廃棄されて生ゴミとなる食糧分も含まれているために、実際以上に一人が必要とする食糧の数値が高くなっていて、その結果、自給率の数値低下にも影響しているそうです。

岡山県の食糧自給率向上月間のページには、
「“食料自給率の向上をめざして、できることから始めましょう!”
食料を作る人(生産者)と食べる人(消費 者)の両方が、力を合わせて取り組むことで 食料自給率は上がっていきます。 毎日の食生活の中で、できることから少し ずつ変えてゆくことが、とても大切です。」
と書かれています。そして個人が出来る対策として、

①ごはん中心のバランスの良い食事を!
②地元でとれる食材を食卓に!
③旬の食材を楽しもう!
④一日3回、規則正しく食べよう!
とありますが、コレではちょっと弱い気がしますので付け加えたいと思います。

⑤出されたモノは残さずに食べよう
⑥食材は上手に使って出来るだけ生ゴミを出さないようにしよう


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岡山で暮らす | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/10/10 23:41
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