津山弁講座:っちゃ
しばらくぶりの津山弁講座です。
津山弁では、誰かに何かの行為を促す際に、語尾に「ちぇー」を付けます。
例えば、相手に食べてもらいたい場合、「食べんちぇー」となります。
これを少し強く言いたい場合には「食べんちぇーや」という具合に、“や”が追加されます。
標準語での“よ”と同じ役割ですね。
更に強く言いたい場合。
相手に行為を強制するような状況になると“っちゃ”を付けて、「食べんちぇーっちゃ」となります。
でも、まだ“ちぇーっちゃ”と言っている内は優しく言われている状態です。
これが“ちぇー”が抜け落ちて「食べーっちゃ」と変わったら最上級の命令口調ですので、言われた方は素直に相手の指示に従うことをオススメします。
以上を状況分析(笑)してみましょう。
「食べんちぇー」
普通に食事を提供されている状態。標準語では「召し上がれ」的言い回し。
「食べんちぇーや」
早く食べて欲しいと思っている状況で、「食べなさいよ」的な命令口調になってきています。
「食べんちぇーっちゃ」
まったく食べる気配が無く、早く食べて欲しくてイライラしてきた状態。「食べなさいってば」
「食べーっちゃ」
相手が食べようとしないことにブチ切れて、無理やり口に突っ込んででも食べさせたい状態。
「食えよコノヤローッ」的な、この後暴れ出しても不思議ではない危機的状況です(笑)。
津山弁では、誰かに何かの行為を促す際に、語尾に「ちぇー」を付けます。
例えば、相手に食べてもらいたい場合、「食べんちぇー」となります。
これを少し強く言いたい場合には「食べんちぇーや」という具合に、“や”が追加されます。
標準語での“よ”と同じ役割ですね。
更に強く言いたい場合。
相手に行為を強制するような状況になると“っちゃ”を付けて、「食べんちぇーっちゃ」となります。
でも、まだ“ちぇーっちゃ”と言っている内は優しく言われている状態です。
これが“ちぇー”が抜け落ちて「食べーっちゃ」と変わったら最上級の命令口調ですので、言われた方は素直に相手の指示に従うことをオススメします。
以上を状況分析(笑)してみましょう。
「食べんちぇー」
普通に食事を提供されている状態。標準語では「召し上がれ」的言い回し。
「食べんちぇーや」
早く食べて欲しいと思っている状況で、「食べなさいよ」的な命令口調になってきています。
「食べんちぇーっちゃ」
まったく食べる気配が無く、早く食べて欲しくてイライラしてきた状態。「食べなさいってば」
「食べーっちゃ」
相手が食べようとしないことにブチ切れて、無理やり口に突っ込んででも食べさせたい状態。
「食えよコノヤローッ」的な、この後暴れ出しても不思議ではない危機的状況です(笑)。
“っちゃ”は命令口調の他に、断定する発言の際にも使用されます。
この場合は“っちゃ”の前に“じゃ”が付いて“じゃっちゃ”となることもよくあります。
また例をあげてみます。
怖いことを津山弁では「きょーてー」と言いますが、これを誰かに説明するときには、
「きょーてーが」(怖いよ)となります。
これを強調して言いたい場合に、「きょーてーっちゃ」(怖いって)となります。
そして、もっと強く言いたい場合に、
「きょーてーんじゃっちゃ」(怖いんだってば)という具合になります。
また、説明することがらが単語の場合には単語のみか“じゃ”を語尾に付け、強く言いたい場合には“じゃっちゃ”を付けます。この場合は“っちゃ”単独では使用しません。
A「掃除してくれたん誰?」
B「ワシ」
A「えー?」
B「ワシじゃ」
A「で、ほんまは誰がしてくれたん?」
B「じゃけん、ワシじゃっちゃ」
A「どーゆーまー。珍しいこともあるもんじゃな」
他にも何かを尋ねられた時に、答えがあまりにも明確過ぎる時に「そんなの決まっているでしょう」という意味合いを込めて、語尾に“っちゃ”を付けます。
A「痛かった?」
B「痛ぇっちゃ」
A「聞くまでもなかった?」
B「分っとんなら聞くなっちゃ」
ご理解いただけたでしょうか?
とりあえず、語尾に“っちゃ”が付いていたら、強調した発言だと思えば間違いないですよ。
「早くしなさい」という意味の「はよーせーっちゃ」は、津山で生活していたら日常的に耳にするのですが、自分に向かっては言われたくない言葉ですね。
この場合は“っちゃ”の前に“じゃ”が付いて“じゃっちゃ”となることもよくあります。
また例をあげてみます。
怖いことを津山弁では「きょーてー」と言いますが、これを誰かに説明するときには、
「きょーてーが」(怖いよ)となります。
これを強調して言いたい場合に、「きょーてーっちゃ」(怖いって)となります。
そして、もっと強く言いたい場合に、
「きょーてーんじゃっちゃ」(怖いんだってば)という具合になります。
また、説明することがらが単語の場合には単語のみか“じゃ”を語尾に付け、強く言いたい場合には“じゃっちゃ”を付けます。この場合は“っちゃ”単独では使用しません。
A「掃除してくれたん誰?」
B「ワシ」
A「えー?」
B「ワシじゃ」
A「で、ほんまは誰がしてくれたん?」
B「じゃけん、ワシじゃっちゃ」
A「どーゆーまー。珍しいこともあるもんじゃな」
他にも何かを尋ねられた時に、答えがあまりにも明確過ぎる時に「そんなの決まっているでしょう」という意味合いを込めて、語尾に“っちゃ”を付けます。
A「痛かった?」
B「痛ぇっちゃ」
A「聞くまでもなかった?」
B「分っとんなら聞くなっちゃ」
ご理解いただけたでしょうか?
とりあえず、語尾に“っちゃ”が付いていたら、強調した発言だと思えば間違いないですよ。
「早くしなさい」という意味の「はよーせーっちゃ」は、津山で生活していたら日常的に耳にするのですが、自分に向かっては言われたくない言葉ですね。
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知らなかったです!
これから、“っちゃ”には十分注意しなければ!笑
はい。通常は“っちゃ”ではなく。”ちぇー”のほうを使うことをオススメします。
むやみやたらと“っちゃ”を使うと、短気な人だと想われてしまいかねませんので(苦笑)