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郷愁漂うJR因美線 知和駅

郷愁漂うJR因美線 知和駅

津山市と鳥取県鳥取市を結ぶJR因美線の知和駅(ちわえき)に行ってきました。

この駅は、合併によって津山市となった旧加茂町エリアにある、田舎の無人駅です。
JR因美線沿線の駅舎には昭和に建てられた姿のまま現在も利用されているものが多いのですが、この知和駅もそのひとつです。
そしてその中でも、この知和駅の駅舎は昭和6年(1931年)開業当時から、建物のイタミを補修する際にも時代ごとの新しい物を取り入れたりはせず、建てられた時と変わらぬ姿を21世紀になった現代にまで残してくれています。


知和駅正面
知和駅 接写ホーム側から
実は一度、一部の木製の窓枠がアルミサッシになっていたこともあるのですが、やはりこの駅舎には似合わなかったということでしょうか、再び木枠に戻されています。
豊かな自然に囲まれたこの駅周辺は民家まばらなところなこともあり、ココだけが時代に取り残された空間に感じます。
近くに工場が一軒ありますが、それを除けば駅があるのが不思議なくらいの田舎ですよ。

開業当時は駅員さんがいたとはいえど、一日の平均利用客(乗車客)は5人だけ(2010年調べ)。それを考えると、何とももったいないと思えるほど立派な駅舎ですね。
現在は無人駅なのですが管理が行き届いていて、敷地内に雑草が伸びていたりということもありません。

駅舎内 その1
駅舎内その2駅舎内その3
中も昔のままの造りが維持されていて、昭和にタイムスリップしたような気持ちになります。
天井から下げられた蛍光灯の傘や、掛け時計も古いままです。
無人なので現在は使用されていない駅員室もカーテンを引くことなく、木枠のガラス窓越しに観ることが出来ます。
木製の机の上には懐かしい黒電話が置かれていて、机の後ろの擦りガラスの奥は駅員の休憩室だったそうです。


ホーム側その1ホーム側その2
長い年月の使用により、角が丸くなった木製の改札を抜けるとホームが一段高くなっていて階段で上がるようになっている駅も珍しいのでは?
ホーム側も古い状態が維持されていて近代的な物は無く、逆に使用されなくなった非常用の電話が今も残されていましたよ。


プラットホーム
プラットホームに上がってみました。
奥に見えるのは待合室で、この駅で唯一の新しい建物です。
列車は一両編成で、この待合室前に停車するのですが、なぜに駅舎の前で無いのでしょう?

ちなみに午前中は津山方面からやってくる列車は全て快速なので一切停車せず通過してしまいます。
最初に停車するのが12時過ぎということは、午前中に津山方面からこの駅へやってきて降車する人も、ここから鳥取方面へ行く人も皆無ということなんでしょうね。まぁ、周りの風景を観ればそれもわかるようなところですが。
一方で津山方面には7:05と8:57に発車するみたいです。ということは、朝に津山へお出掛けしたらどんなに早く用事がすんだとしても、お昼まで列車では帰ってこれないということですね(苦笑)。

JRでは、自然豊かな風景によく合う古めかしい駅舎を因美線で愉しむ「みまさかスロー列車」という企画を5年前から行っています。この秋も11月10日(土)・11月11日(日)にイベント列車を走らせるのですが、この駅には停車しないようですね。
ちょっともったいないような気もします。

JR因美線 知和駅
岡山県津山市加茂町小渕918-4 【地図】

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鉄道 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/11/03 23:07
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